toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ノッキンオン・ロックドドア2」青崎有吾

2019年12月27日 | 読書日記
3年半ぶりの続編。
前作は可もなく不可もなく(というよりイマイチ)だったけど、今回はどうだろう・・・と読んでみた。

ちなみに前回(2016年04月22日)の感想は、
 良くあるライトミステリー連作短編。
 特徴は探偵が二人で一人前というところ。
 登場人物のキャラ設定、ストーリ、謎解きすべてにおいてイマイチ。

流石に2作目ということでブラッシュアップしていた。
登場人物たちのギャグも決まってるし、謎解きも洗練されている。
ただ、前回と違って前半は殺人事件を警察とは別に独自に扱うという方向になっていて、その展開がちょっと不自然。
それと倒理の他人に対する口の利き方も生意気すぎる。

二人の探偵と穿地(と新しく登場した美影)のなれそめや、氷雨と倒理が一緒に探偵事務所を始めたいきさつなどが明らかにされるけど、せっかく面白くなってきたのにこれで終わりということなのかな?
そうだったらちょっと残念。できたら続編を読みたいけれど、どうでしょう?




徳間書店
コメント
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