パソコンを利用してインターネット上で展開されるゲーム(と言うか解放されたバーチャルスペースが有って、そこでただ自由に好きなことをすると言う遊び)内での物語。
現実と仮想空間が一体になっていて、足の下に違和感が有るとか、ありえない雹癌が結構あってファンタジだったっけ?と勘違いしてしまう。
ゲームをリアルに描くほど、違和感が増す。
どうせなら、PCじゃなくて振動が伝わったりする専用のゲーム機って設定にすれば良かったのに・・・。
一番最後のシーンはかえって安っぽくなってしまうため全く不要。
カットするか、別の形にして欲しかった。
2024.7.30
文藝春秋