toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「バーニング・ダンサー」 阿津川辰海

2024年08月09日 | 読書日記

コトダマ(言霊からきてると思う)という特殊能力を持つ犯人と、彼等に対応するために同じく特殊能力者で警視庁に作られた特別チームとの戦いの物語。
設定だけ見れば子供向けアニメみたいだけど、色々それらしい説明があったりしてちゃんとした小説になっている。

最後まで面白く読めるけれど、細かいところで色々引っかかる。
 全世界に100人の超能力者「コトダマ遣い」なのに登場するのは全員日本人というのは片寄り過ぎだよね。
 GPSでビルは特定できても、階数までは分からいはず。
 CDはデジタルでアナログではありません。
作品中でそれなりに科学的なことにも触れているのに、ちょっともったいない。

あと、被害者の悲惨な状態をタイトルにもってくるのも頂けない。

 

 

 

 

 

2024.7.26

KADOKAWA

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