「図書室のはこぶね」と舞台が同じだけど、生徒達は入れ替わっている。
評判が良かったから続編を出しました・・・ってところかも。
前作に比べてテーマが地味なせいかストーリ展開にイマイチ感が有ったけれど、最後は上手くまとまっていて良かった。
今回は続編に繋がっていきそうな設定と終わり方・・と言うことで、期待しましょう。
「図書室のはこぶね」では主人公の百瀬花音が一番魅力的だったけれど、この作品では脇役のマスヤスが良かった。
マスヤスだけでなく、登場人物はそれぞれ個性的で楽しませてくれるところも良い。
2024.8.10
実業之日本社