「老い」だけでなく、様々な社会問題に対しての辛口エッセイ。
軽薄そうなタイトルから、勝手に赤瀬川原平の「老人力自慢」とか吉行和子の「老嬢は今日も上機嫌」のような、老いることを笑い飛ばすような内容かと思ったら、結構シリアス。
これから自分も仲間入りしていく世界の先輩の知恵を参考に・・・と言った気持ちで読み始めたら全く違う内容だった。
上手に歳をとるための指南書を期待している人には残念だけど、読んで損はない。
樋口恵子の本は(多分)初めて読むけれど、核心をズバズバ突いてくる発言は読んでいて気持ちいい。
瀬戸内寂聴とか佐藤愛子とか落合恵子なんかの書く社会派エッセイの世界に近いかな。
辛口だけど、難しいことは言ってないし、活字が大きくて読みやすいのですぐに読めてしまう。
ちょっとした隙間時間に読むのにお勧め。
印象に残った文章は、
きのうできてたことが今日できないことがある。
(長寿とは)同期の人を、より多く見送り、悲しみに沈む体験をより多くすること。
軽薄そうなタイトルから、勝手に赤瀬川原平の「老人力自慢」とか吉行和子の「老嬢は今日も上機嫌」のような、老いることを笑い飛ばすような内容かと思ったら、結構シリアス。
これから自分も仲間入りしていく世界の先輩の知恵を参考に・・・と言った気持ちで読み始めたら全く違う内容だった。
上手に歳をとるための指南書を期待している人には残念だけど、読んで損はない。
樋口恵子の本は(多分)初めて読むけれど、核心をズバズバ突いてくる発言は読んでいて気持ちいい。
瀬戸内寂聴とか佐藤愛子とか落合恵子なんかの書く社会派エッセイの世界に近いかな。
辛口だけど、難しいことは言ってないし、活字が大きくて読みやすいのですぐに読めてしまう。
ちょっとした隙間時間に読むのにお勧め。
印象に残った文章は、
きのうできてたことが今日できないことがある。
(長寿とは)同期の人を、より多く見送り、悲しみに沈む体験をより多くすること。