toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「とるとだす」 畠中恵

2020年01月07日 | 読書日記
今回のしゃばけは、「ドタバタ度」がかなり高い。

冒頭でいきなり広徳寺で藤兵衛が倒れてしまう。
やがて、それは広徳寺に呼ばれて集まった江戸中の薬種屋達が、一太郎に効くと差し出した薬のいくつかを試しに飲んでしまったためと判明する。
今回の一冊は、藤兵衛が飲んだ薬の効き目を無くす方法を求めて一太郎と仲間の妖達が活躍する物語。

後半になると一太郎本人もあちこち動き回っては、そのあと何日も寝込んでしまう・・・という始末。
一太郎が動き回る分、妖達、とくに仁吉や佐助の活躍が少なかった。

そもそも設定からして、何でも有りの物語だけど、最終話の「ふろうふし」では足柄山の金太郎や浦島太郎まで、豪華メンバーが登場する。
この二人以外にも登場人物が多くて、途中で整理しないと私の処理能力を超えて収集つかなくなってしまう。



新潮文庫

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