第1部は「記憶破断者」と同じ発想(元は小川洋子の「博士の愛した数式」)で書かれた小説。
大きな違いは個人の問題ではなく、ある出来事(大忘却)によって世界中の人が10分程度しか記憶が持たなくなるという展開であること。
以降の説明のための「幕間」を挟んだ第2部はそれを発展させて描かれたその後の世界。
高嶋哲夫の「浮遊」を反対にしたような世界観。
第1部は面白く読めたけれど、第2部は屁理屈だらけで最後は倫理とか哲学的の展開になり面白みに欠ける。
メモリシステムをドライブするためのパワーサプライはどうなっているんだろう?
2016.5.30
KADOKAWA
大きな違いは個人の問題ではなく、ある出来事(大忘却)によって世界中の人が10分程度しか記憶が持たなくなるという展開であること。
以降の説明のための「幕間」を挟んだ第2部はそれを発展させて描かれたその後の世界。
高嶋哲夫の「浮遊」を反対にしたような世界観。
第1部は面白く読めたけれど、第2部は屁理屈だらけで最後は倫理とか哲学的の展開になり面白みに欠ける。
メモリシステムをドライブするためのパワーサプライはどうなっているんだろう?
2016.5.30
KADOKAWA