表題作に非常に短い2つの作品で構成されている。
最後の短編は表題作の前日譚?
2つの欄篇は全く意味不明。
表題作は何だか分からない話が細切れに出てくるけれど、それぞれの話がなかなか見えてこない。
イライラしながら読み進めると、段々分かって来る頃に徐々にそれぞれの話が繋がってくる。
でも、話が変わったところで状況が突然変わっているところが多くてやっぱり分かりにくい。
苦労して最後まで読んでも、どうってことない話。
今まで読んだ中では良い方だったけど、この作者は私には合いません。
2016.1.30
河出書房新社