八十路の戯言

写真とつぶやきで綴ります。

噴火御嶽山へ &「アトリ」「ヤマセミ」(季節の鳥)

2014-10-21 08:45:06 | 風景

9/28に頂上近くで噴火した御嶽山、多くの方が巻き込まれ亡くなられました。

初冠雪もあり冬山にシーズンインということで年内の捜索は中断

何時も出かけていた御嶽山、やはり3000mの山時には厳しい顔を見せます。

噴火した山を記録しておきたくて出かけて来ました。

御嶽山4合目?付近の銀河村からです。

雲ひとつない秋日和、遭難現場が正面に見通せます。

先ずは手を合わせ御冥福を祈り、シャッターを切りました。

この場所には献花台も設けられていました。

日が西に傾き夕日に照らされる噴煙が赤く染まりました。

秋の日はつるべ落とし噴煙の上部が真っ赤に!

翌日は御嶽山の裏側(北)に回りました。

麓は紅葉の真っ盛りです。紅葉の樹間からです。

この辺りは噴火当日は降灰したようで、雨に流された白い灰が窪地に溜まっていました。

今日は噴煙が北西風に流されて南東方向に流れているようです。

濁河温泉側の方向からです。 噴気孔の一つが見えています。

部分的に山肌の白いのは先日の初冠雪の名残り、

多くの方が亡くなられた剣が峰頂上は噴煙の左側に位置します。

右の険しい山は御嶽五峰の一つ継母岳

手前の噴気孔にズームイン

1979年に有史以来の大規模な水蒸気噴火、そして2007年の小噴火と

今回で有史以来3度目の噴火の記録となりました。(何れも水蒸気噴火)

終息は何時になるのでしょうか?間もなく雪にすっぽり覆われることでしょう。

今回は御嶽山の麓をドライブ下呂温泉に降りました。

今は何事もなかったように静かに白い噴煙(蒸気)を吹き上げている御嶽山

早く以前の静かなお山に戻って欲しいものです。

 

偶然、当日登山中に噴火に会い降灰の中を必死で下山したという方に会いました。

その方の話では多くの「雷鳥」も逃げ惑っていたとのことでした。

またハイマツ帯に戻ったであろうか?

 

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


「季節の鳥」


御嶽山の麓を周回中に出会った鳥です。

「アトリ」も渡ってきてました。数羽の群れが唐松の実をほじくってました。

今年は近くにも姿を見せてくれるだろうか?

そして遠くを行く「ヤマセミ」です。

啼き声に双眼鏡を当てていると2羽の白い鳥が・・・・・でも写真は無理でした。

「エゾモモンガ」さんの写真には遠く及びませんが久し振りで姿を見かけました。

 

コメント (8)
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