ミサゴは魚食の猛禽です。狩りの様子を追いました。
音もなく静かに上空を舞うミサゴです。
目線は水面に吸いつけられてるようです。
反転して水面に一直線、対岸に近い方向です。
水中にダイブしました。ミサゴの姿は消え水しぶきだけです。
いつもと少し様子が違います。すぐに飛び上がってくるのですが・・・・・・?
なかなか姿が見えません。
やっと顔を出しました。飛び上がる体制・・・・?飛び込んでから6秒ほどかかってます。
おっと、また水中に引き込まれてるようです。
かなり獲物は大きい様子です。
獲物が大きすぎると水中に引き込まれて、ミサゴの方が水死することもあると聞いています。
今度は飛び上がれるか?
駄目です飛び上がれません。又水中に引き込まれます。
魚の方が力が強いのでしょうか?2度3度沈められてます。
生死をかけた必死の格闘ですね。
今度はどうでしょうか?
何とか水面に出ました。
水面を引きずるように対岸に運びます。
そして対岸の石の上に辿り着きました。
この間35秒かかりました。普段は飛び込んだ瞬間に飛び上がるのですがね~。
写真はここまでかと思っていたら30分経過したでしょうか、ハヤブサを追うカメラの中にミサゴが飛び込んできました。
やはりでっかい魚です。
頭がなくなった魚をぶら下げ血まみれで上空を飛んでいきました。
鳥の大きさと比較すると魚は5~60cmの鯉と思われます。
ミサゴ(体長55~60cm)が命を落とさない限界の大きさかもしれません。
直前にカメラに収めた隼です。
水面に浮かぶ鴨の態度はミサゴや鳶だと平然と浮かんでますが、ハヤブサや鷹が現れると一斉に逃げまどいます。
カモの様子を見ていると隼の飛来もわかります。
ミサゴは水中の魚を、鴨と隼は遠くから互いを認識、鳥目はすごいです。
こんな目が欲しい老眼minojiです。(笑)