富岡製糸工場↓が世界遺産に登録されました。
俄かに注目を浴びている機械が明治村にあります。
普段は通り過ぎる人が多い油臭い展示場(minojiはこの機械油の匂いが好きなのですが・・・)、
最近は黒山の人だかりです。
皆さんが囲んでいるのは、富岡製糸工場払い下げられた、当時の蒸気エンジン(ブリューワーエンジン)です。
動く状態で保存されています。
写真は以前に撮影したものです。上は機械全景、右は自動制御系、良く出来た機械です。
世界遺産に指定され、このエンジンのコピーをつくって富岡に設置するそうです。
明治村博物館には他にも文明開化を担った機械が保存されています。
重要文化財に指定されているのは
東洋紡が輸入して使っていた精紡機です。
もうひとつ最初の国産フライス盤です。
何台か作られたそうですが現存の一台、菊の御紋章が付いています。
丹那トンネル掘削に輸入されたコンプレッサー
他にも印刷機や鍛造機械(槌打ち機)、蒸気式の霧笛発生器etc.
機械好きには面白い所かも。
最近は各地で観光用に街並みなど歴史的遺産を保存する動きが顕著になって来ました。
明治村博物館も最近新たなものは増えません。
それどころか古くなって修復費用が賄えないので寄付を募ってるのが現状です。
各地の保存、財政圧迫にならなければいいのですが・・・。
一部機械を動かす計画があるとか、富岡でやるのですかね?
中小零細工場から大きなメーカーまでよく歩きました
切粉でよく靴の底に穴をあけました(笑)
機械が稼働していると活気がありますからね
テレビで見ましたが‥‥
素晴らしいと言うより、美しい建物ですね (^0^)V
※写真が見れません
エゾモモンガだけでしょうか?
見れましたよ~ (._.")
捨てた機械を拾い上げて手入れ、展示保管した博物館としても手放せないでしょう。
富岡はイミテーションを作って動かすようです。
当時の機械は単純ですから、今の技術をもってすればすぐに作れるでしょう。
今の機械から見れば単機能で単純なものです。
でも産業革命の原点になった機器類かと思うと先人の工夫に頭が下がります。
増えてるようですね。
私もTVで見たんですけどね・・・
自分が引いた図面で加工されていく現場が好きでした。
日本の高度成長の原点になった輸入機械かもしれません。
ただ維持管理するのは大変です。
明治村でも四苦八苦しています。
費用が観光収入だけで賄えるのでしょうか。
熱し易く冷め易い日本人ですからね~。(笑)