明日11月17日(日)は、主日礼拝です。午前10時から礼拝が始まります。メッセージは「完全は愛」、賛美歌は「花彩る春を」、「いつくしみ深い」です。礼拝後は、祈りの一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。
日本や世界各地で選挙が行われていますが、アメリカの大統領選挙に注目してみると、そこから感じられるのは、少数の超富豪と呼ばれている人たちがお金を沢山出して候補者を支援しているということです。そうすると、当選後にはお金を沢山出した者たちの影響を受けることが容易に想像できます。選挙という民主主義の手続きを踏んでいますが、実態は少数の超富豪の意向が大きく反映されるようになっています。これは、どこの国の選挙でも類似性があるのではないでしょうか。
日本の選挙では、約半数の有権者が投票を放棄しています。政治不信などの様々な理由があると思いますが、想像するに、少数の超富豪はお金を出して自分たちの押す候補者を応援していると思います。そうすると、日本の政治もまた、少数の超富豪の意向が反映されたものになるというのが道理です。しかも、選挙で投票を放棄している約半数の「一般庶民」は、黙って従うばかりという状況です。これをもって、「一般庶民の奴隷根性」と評されたりもしています。なぜなら、権利を放棄して従うばかりが奴隷の姿のようだからです。
総じて民主主義とは、全体の意見が満遍なく反映されるようにすることが理想です。そのためには、有権者全員が選挙で投票して意思を示すことが求められます。国民皆が関心を持つような情報発信がなされ、興味を持ち続ける胆力も必要です。受け身的な姿勢ではなく、自ら知ろうとし、常に考えて行動し、加えて自らの考えを円滑に人と共有するスキルも求められます。
改めて、民主主義とは全員参加が原則なんだなぁと考えさせられています。だからこそ、なぜ約半数の有権者が選挙での投票を放棄するとかを検証し、全員が選挙で投票するように持って行くことが大事なんだなぁ、と考えさせられる今日この頃です。それと、つくづくちゃんと勉強しておけば良かったと後悔しています。少年老い易く学成り難しです。