融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

「ぶどう園の労働者」

2018年11月30日 | 聖書のお話

「ぶどう園の労働者」 マタイによる福音書 20章1~16節

 朝からぶどう園での仕事に雇われた人たちは、若くて健康な人たちであったと想像します。また、この人たちは、ユダヤ人を意味しているのかも知れません。9時頃、12時頃、15時頃、17時頃に雇われた人たちは、老人や障がいのある人たちであったと想像します。また、この人たちは、外国人を意味しているのかも知れません。一日の労働が終わり、最後に来た人たちから順番に支払いが行われました。すると、早朝から来た人たちが不平を言い出しました。皆が同じ一日分の賃金だったからです。

 イエスさんが話されたのは、「天の国のたとえ」でした。天の国では、皆が平等であると教えられているように思います。後から来た弱い立場の人たちに、割り増しの賃金が支払われることが平等であると教えられているのです。そのとき、恵まれている立場の人たちが不平を言い出したり妬んだりするのは、彼らの地上での生き方が間違っているからであると教えられているのではないでしょうか。

 神の愛とは、外国人でも差別をしないというものです。むしろ、弱い立場の人たちには、割り増しの愛をもって平等が保たれるようにすべきなのです。この教えが「天の国のたとえ」として示されている以上、私たちの日常生活でも同じように適用し、やがて天の国に迎え入れられた時、そこで不平を言い出したり妬んだりしないで済むような信仰生活を送りたいものだと思います。

 


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【報ステ】「水道の運営権を民間に」水道法改正案(18/11/26)

2018年11月29日 | 日記

 水道を売るトロンですか。もうウンザリ、いい加減にして欲しいものです。

 加藤勝信厚労大臣(当時)の答弁の部分を聞くと、無責任なことを平気で言っているように聞こえて、頭がクラクラしてしまいます。カネもかかり、人もいないので民間に丸投げですか。その理屈なら、いつかは公務員は要らなくなります。公務員とは何かについて、もっと勉強してください。

 水道は大切なのだから国が運営する、そのどこが悪いのでしょうか。老朽化しているなら、国が責任をもって改修したら良い話しだと思います。それが、やり始めた者の責任だと思います。たしか、誰かさんも「水は、命のお母さん」というようなことを言っていたのを思い出します。

 コストパフォーマンスに合わないからという理由で水道を民営化しようという理屈のようですが、「命の水」はお金で換算できるものではないと思います。日本は、平和憲法を持っているのに、たくさんの戦闘機をびっくりするほどの金額で買っています。コストパフォーマンスに合わないのは、兵器も同じじゃないかと思います。戦闘機を買うのを減らせば、水道管の改修ができるのではないでしょうか。

 本当に必要かどうか分からないような公共事業をするより、水道管の改修という公共事業が大きければ大きいほど、経済にプラスになるというものではないかと思います。一部の人にだけ利権が渡るオリンピックとか万博よりも、公共の利益に資する水道管の改修という公共事業を進めて欲しいと思います。オリンピックはやって、水道管の改修はやらないでは、文明国と言えるのでしょうか。

 これまで水道民営化を実施した国では、色々な弊害が報告されているようです。どうして、日本が水道民営化しなければならないのでしょうか。麻生副総理が勝手に外国で約束してきたからでしょうか。日本は麻生副総理の意のままなのですか、麻生副総理は外国資本の思いのままなのですか。おかしいじゃないですか。

 消費税を上げたり、自動車の走行距離に応じて税金を取るだの、頼みもしない水道民営化だの、安倍政権は庶民の方を向いていません。

 

【報ステ】「水道の運営権を民間に」水道法改正案(18/11/26)

 

 しかし、これは今の悪い状況をよく現した本当によくできたポスターだと思います。


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世間、いや世界の笑いもの

2018年11月28日 | 日記

 入管法改悪に必然性があるのでしょうか。外国人労働者に低賃金奴隷労働を強いらなければ、経済が成り立たないと言うのなら、すでに日本の経済は詰んでいると考えるべきでしょう。それならば、別のやり方で立ち直ることができるように考えなければなりません。このまま詰んだ状態で延命しようとするだけならば、借金に借金を重ねて問題を先送りするようなもので、巷に低賃金奴隷労働に苦しむ人が増すばかりになるだけです。

 一体誰が入管法改悪を望んでいるのでしょう。少なくとも、労働者ではないと思います。労働者の立場としては、最低賃金を大幅に上げて、労働環境が抜本的に改善され、若者の所得が上がり、可処分所得が増加し、消費が拡大されることを望むべきでしょう。そのようになるための法律こそが、今望まれているのではないかと思います。

 入管法改悪を必要としているのは、誰なのでしょう。それは、経団連の要望と伝え聞いています。経団連の要望は、労働者の要望とは真逆です。この国の首相は、経団連の方ばかりを向いて尻尾を振る犬のように見えます。親の金で何不自由なく生活し、学校で勉強もせず、学歴を詐称し、まともに働いたことすらない二世議員には、額に汗して真面目に働く人の声を聞こうという思いすら感じられません。

 どう考えても、外国人だかと言って低賃金奴隷労働を可能にさせる法律を作ったとしたら、後になって「現代の徴用制度だ」と言われて人権問題になるでしょう。そうならないために、国会でなぜ入管法改悪が必要なのか、きっちりとした議論によって国民を納得させるべきでしょう。議論を尽くすことなく、数の力によって急いで強行採決するようでは、大義があるとは到底思えません。

 この国の首相と副首相は、漢字も読めない学力の低い人たちです。そんな人たちが法律を作ったり、改悪したりしているのですから、すでにおかしいと気づかないといけません。裏では自ら犯罪を犯しているのではないか、お友だちで犯罪を犯した人が逮捕されないように裏で手を回しているのではないかと疑われ、弁明もしどろもどろで誠実さも感じられないのがこの国の首相なのです。世間どころか、世界からも笑われている、つまり日本国民が笑われていることに気づくべきだと思います。

 

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目が覚めた?

2018年11月28日 | 日記

 私たちは、ずっと人権教育を受けているのに、外国人だからという理由で最低賃金以下で使って良いという理屈を受け入れている人がいることがそもそも不思議です。「人権侵害だ!」と言って怒るべきじゃないでしょうか。何を黙っているのでしょうか、人権教育を受けているのに。

 いつも見ている田中龍作ジャーナルさんのサイトのご紹介です。この記事で紹介されているのは、自称・他称「保守」と呼ばれている人が安倍政権が進めている入管法改悪について批判しているという内容です。目覚めたと言うことなのでしょうか?

 しかし、安倍政権の国会審議の進め方は、非常に汚い。汚らしいと思います。

 沖縄で創価学会が正気を取り戻し、入管法改悪で保守が正気を取り戻したと言うことなのでしょうか?

 

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杜撰

2018年11月27日 | 日記

 11月の上旬、色々と仕事が溜まってしまい、召天者記念礼拝の写真とかお礼状とか、未だ遅れていません。何とか今月中には済ませないと、仕事が杜撰だと言われてしまいます。

 ニュースでは、外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案が、本日27日の衆院法務委員会で、与党側の強行採決により、自民党、公明党、日本維新の会の賛成多数で可決されたことが伝えられています。そして、本日夜の衆院本会議に緊急上程され、自民党、公明党、日本維新の会の賛成多数によって可決し、参院本会議に送られたとのことです。

 いやはや、外国人労働者の福利厚生、住民生活、人権などの審議が十分に尽くされていないにも関わらず、強行採決ですか。自民党、公明党、日本維新の会は、何と杜撰で強引な決議をするのでしょうか。何でもカネカネ、銭ゲバですか。働く人の権利や人権はどうなっているのでしょうか。日本は、野蛮で低俗な国だと笑われているような気がして、恥ずかしいです。

 どうしてこんなことになったのでしょう。それは、自民党、公明党、維新の会の議員の方々が、辛い労働などしたことがないからではないかと想像します。要するに、真面目な社会人ではないと言うことでしょう。議員たる者、少しは人の痛みが分かるような人でなければ、そもそも議員になる資格などないと思いますが、二世議員とかで当選しちゃうんですね。そういう人を選ぶ選挙民がいるのですから、それはそれで仕方のないことかも知れませんね。

 

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