融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

ゴールデンウィーク

2019年04月30日 | 日記

 今日は、ゴールデンウィークの最中です。今年のGWは、10連休になります。終盤は、浜坂に遊びに来られる方もあり、今日は掃除をしています。

 豊岡では、集会も予定されていますが、時間を割くことができず、欠席の連絡を入れさせてもらいました。

 新聞やテレビでは、天皇代替わり関連のニュースで持ちきりです。政教分離と信教の自由の範囲でなら構いませんが、政治利用や思想統制に利用しようというのなら、それは間違っているだろうと思います。

 私は、平和の尊さを訴え、不戦の姿勢を貫く今の天皇の姿勢は評価しています。一方で、不思議でならないのは、天皇を支持する人たちが戦争を美化し、再び戦争をしかねないような思想や言動を振りまいていることです。これでは、首尾一貫していませんし、天皇を自分たちの都合の良いように利用していることになります。支持しているというのも嘘になり、まったく失礼なことだと思います。

 キリスト教の関連でも同じことが言えます。キリスト教では、赦しとか、愛とか、弱い人へのいたわりとかがイエスさんの教えとして伝えられています。しかし、あの漢字読めないアソウという人はクリスチャンなのですが、弱い人たちへのいたわりの思いなど、伝わって来た試しがありません。いつも、上から目線で、息を吐くように暴言を吐いています。

 この際、私も含めて言っていることと、やっていることが一貫しているかどうかを自問自答する時にしてはどうかと思います。

 


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明日は礼拝です

2019年04月28日 | 礼拝のご案内

 明日4月28日(日)は、主日礼拝です。午前9時から教会学校、午前10時30分から礼拝が始まります。メッセージは、「同伴者として」です。讃美歌は、「地よ、こえ高く」、「すべての民、よろこべ」、「ハレルヤ、ハレルヤ(たたかいは終わり)」です。礼拝後には、祈りの一時、会堂清掃があります。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。

 先の日曜日は、無事教会総会も終わりました。2013年度から浜坂教会にお世話になっていますが、教会の事情も分かるようになり、とりわけ多くの方々のご支援があることを思うと、年々責任の重さを痛感し、プレッシャーを感じたり気疲れもあります。

 年明けから忙しく、教会総会が終わってドッと疲れが出てしまいました。脳ミソは幼いのですが、肉体の疲労がスッキリと抜けなくなったような気がします。何だか体が重くて、気持ちが悪いです。スッキリと疲れが抜けて欲しいです。「歳だ」なんて言ってしまうと、お百姓さんに笑われますが・・・。

 連休に入りましたが、交通事故や災害が起こらないようにと願っています。

 

 


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上級国民

2019年04月26日 | 日記

 池袋での暴走事故ですが、容疑者が「容疑者」と呼ばれずに「さん」で呼ばれたり、逮捕もされないことに、ネットを中心に「上級国民だからか」と批判されています。

 これまで、皮肉のように「上級国民」という言葉は使われてきましたが、今回、神戸のバス事故など、即座に容疑者として逮捕されているのに比べたら、その事故の大きさ、重大性から考えて、その「上級国民」とやらは即座に容疑者として逮捕されてもしかるべきと思われます。

 年齢的に同情する余地もないことはないのですが、事故直後、子どもに連絡してSNSを閉鎖したとか、携帯を解約したとか、その直後の機転の早さに驚きました。よっぽど普段から悪知恵を働かせているのでしょうか、勘ぐってしまいます。

 下の記事には、憲法が保障する「平等」について触れています。元官僚だろうが、政治家だろうが、原発関係者だろうが、公務員だろうが・・・、皆、法の下に平等であるはずです。にも関わらず、自民党の改憲草案には、「~いかなる特権も伴はない」という憲法の条文が削除されているとのことです。つまり、自民党が目指しているのは、人を殺しても逮捕されない特権を持つ「上級国民」とらやを認める社会に他なりません。

 こういうことを政党や政治家が表明すること自体が憲法に違反しているのではないでしょうか?政治家は、国民に仕えるために、ひたすら憲法を守って働くだけの公僕であり、決して「上級国民」などではありません。勘違いをしている、そもそも憲法を理解していない政治家が多くて困ります。それでよく政治家ができるのかと思います。

 自民党のような考えを持つ人がいるのも自由です。しかし、自民党のような考えに反対する人もいて自由です。これは「おかしい」と思ったなら、もっともっと声を上げるべきだと思います。そうしないと、本当に「上級国民」がいて当たり前の差別社会になってしまいます。ジョージ・ウォーエルの「1984年」です。

 「上級国民」だから逮捕もされない、容疑者とも呼ばれずに「さん」で呼ばれる社会は間違っていると思います。貧しい人は、お店で数千円でも払わなかったら逮捕されてしまいます。逮捕直前に逮捕が取り消されたレイプ犯のように、件の「上級国民」とらやもアベトモなのかと疑ってしまいます。

 これでは、殺されてしまった人たちやご遺族が可哀想というものです。「上級国民」だから何をやっても許されるという社会なんて、まっぴらご免です。

 

*画像をクリックすると、記事をご紹介できます。


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「復活の証人たち」

2019年04月26日 | 聖書のお話

「復活の証人たち」 ルカによる福音書 24章1~12節

 後になって「復活の証人たち」と呼ばれるようになった女性たちは、イエスさんが死んで三日目の朝早く、準備していた香料を持って墓に出かけました。十字架の凄惨な出来事を目撃した彼女たちは、イエスさんが死んだと受け止めていましたので、遺体に香料を塗るのが目的でした。

 ところが、彼女たちが見たものは、空になった墓と輝く衣を着た二人の天使でした。天使は、「なぜ、生きておられる方を死者の中に捜すのか。」と彼女たちに問いました。彼女たちは、これらの出来事について使徒たちに話しましたが、使徒たちは「戯言」と受け止めて信じませんでした。ペトロも現場を見に行きましたが、驚くばかりでした。

 当初は、彼女たちも信じていませんでした。使徒たちも信じることができませんでした。みんな絶望し、信じることができない人たちばかりでした。けれども、絶対に信じることができなかった人たちが、「復活の証人たち」として立てられていることに希望が示されているように思います。

 


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明日はイースターです

2019年04月20日 | 礼拝のご案内

 明日4月21日(日)は、イースターです。午前9時から教会学校、午前10時30分から礼拝があり、式中で聖餐式を行います。メッセージは、「復活の証人たち」です。讃美歌は、「地よ、こえ高く」、「すべての民、よろこべ」、「ハレルヤ、ハレルヤ(たたかいは終わり)」です。礼拝後には、祈りの一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご参加ください。その後、2019年度定期教会総会を開催します。

 年度末から年度初めにかけて、子どもの卒業・入学が続いて慌ただしく過ごしていました。何とか教会総会の準備も間に合い、明日の総会を迎えることができてホッとしています。総会資料を通して昨年度を振り返ってみると、活動的にも財政的にも大変でしたが、その分、多くの方々の祈りとお支えが頭に思い浮かびました。その結果の総会であることを思うと、何だか胸が締め付けられる思いがします。

 ブログでは、威勢良く色々な決意や希望を記しているのですが、実際はなかなかそうならないもどかしさや苛立ちを覚えます。そんな中で、またイースターを迎えることになりそうです。復活の証人たちは、虚無の状態でイエスさんを埋葬した墓の前に立ちましたが、私も同じようなものかも知れません。果たして「ガリラヤに行け」と言われたとして、私に行く力があるのか、そこで働く力があるのかどうか、自信も確信もありません。

 いずれにしても、お花畑を歩いているのではありませんので、この現実の中でどのように生きるのかが問われているのだと思います。励ましと祈りが支えになっています。明日の早朝、「クリーン但馬10万人大作戦」という名称の地域美化作業があります。イースターが早朝の美化作業から始まるというのも、身が引き締まる思いがします。

 

 

 


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