融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

合鴨

2018年06月24日 | 浜大根伝道

 浜坂には、合鴨農法で有機米を作っておられる谷口さんという農家があります。ホームページもあり、ネットでも注文ができます。ちなみに、ここのお子さんが、うちの子どもと同級生です。

 今日は、用事で近くを通ることが分かっていましたので、カメラを持って行き、帰りに合鴨を撮ってみました。田んぼに放たれた合鴨は、草や小動物を食べ、足で泥をかき混ぜて空気を入れ、糞を肥料にしてくれる働き者です。手前の隅っこに固まっていましたので、写真を撮ろうと近づくと、知らない人が来たと思ってか向こうの方へ移動してしまいました。

 有機農法は、大変手間のかかる方法です。手っ取り早く、農薬や化学肥料を使えば楽なので、最近はどこもそうされています。しかし、近年は、アトピーやアレルギーとか、健康面で有機農法の評価が高まっています。願わくば、そういった評価が正当な対価として反映され、農家が収益を上げられるようであって欲しいと思います。また、自然と共生する農業という観点からも、有機農法にもっと注目が集まって欲しいと思います。

 ところで、今日知ったのですが、新温泉町に4500KW、ローター径130メートル、高さ150メートルの風力発電機21基という国内最大級の発電施設を作るという事業計画が持ち上がっているとのことです。予定候補地の2キロ以内の場所には、住居や学校や医療機関、福祉施設、牧場もあるとのことです。風力発電施設は、人のいない場所に作るのが前提のはずが、何ということかと思います。もちろん、人がいなければ良いというのではなく、イヌワシとかの希少動物の保護という観点もあります。

 様々な疑問がありますので、注意深くウオッチしなければと思います。

 


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キリスト教の面白いところ

2016年09月28日 | 浜大根伝道

 浜坂教会は、たいへん規模の小さな地方教会の一つです。それで、様々な形で兵庫県内や他県にある教会からの祈りとご支援を受けています。私も含め、教会員一同、たいへん感謝しています。

 それで、浜坂伝道の拠点である会堂を維持するために、修繕費のために積立をしているのですが、それを「浜大根伝道献金」と名付けています。形式としては、一口700円の募金のお願いをして、募金に応じてくださった方に、浜坂特産「浜大根おろしドレッシング」をお届けしています。そうして、会堂維持・修繕のための費用が積立られ、また、浜坂の町おこしのために、少しでも役に立てたらと願っています。

 それにしても、キリスト教は面白いところがあります。一般的に、規模の大きな教会に献金のお願いに行ったりするのですが、快く応じてくださるところが多いのですが、断られるところも多いです。そして、規模が小さく、たいへん厳しい運営をしていそうな教会にも、お付き合いとか、活動の紹介などを兼ねて、断られるのを織り込み済みで献金のお願いに行ったりすることもあるのですが、不思議なことに快く応じてくださることが多いのです。

 こちらと同じように財政的に厳しいと思われるのに、喜んで献金に応じてくださる姿を見ると、二重の意味で励まされたりします。また、そういった「繋がり」が深められることが、貴重な財産となるものだと実感しています。

 世の中は、自分のところが苦しいのに、人のことまで構っていられない、そんな論理があると思います。けれども、キリスト教の面白いところは、自分のところが苦しいのに、むしろ苦しいからこそ人の苦しみが分かり、寄り添おうとするところにあるのではないかと思います。それは、イエスさんがそうだったからだと思います。もちろん、献金とはいえトレードとして行っていますし、同じ兵庫にある教会の仲間だからという意識が前提なのかもしれません。いずれにしても、面白いと思います。

 

 


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浜坂みことばコレクション

2016年05月23日 | 浜大根伝道

 浜坂田君川で撮影したバイカモを、浜坂教会みことばコレクション(はがき)にしてみました。分類は、「信仰」です。

 半分水上を、半分水中を撮影するようにしてみました。比較的、両方が撮れています。

 


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浜坂教会みことばコレクション「共に」

2016年03月09日 | 浜大根伝道

 浜坂教会みことばコレクションというポストカードを作っているのですが、以前、子どもが写真を撮って来たので、良さそうなのを選び、出来上がった一つがこれです。↓

 

 

 子どもが近所でゴロゴロしている猫を発見し、「カメラ、カメラ」と言って渡されたカメラを持って撮影しているようです。

 撮影した猫の写真を見ると、子どもが撮影しているためか、あまり警戒していない様子が写っています。どうも、声をかけながら撮影することがコツのようです。「猫ちゃーん、あ、いいよ、いいよ、かわいいね」とか、まるでプロのカメラマンです。たぶん、私がカメラを構えると、逃げてしまうのではないかと思いますので、遠巻きに見ています。

 この写真をよく見て、イメージを膨らませていると、浮かんできた聖句が、上記のような詩編26編4節でした。

 本当は仲良しの親子猫だと思いますが、このときは、手前の猫は毛繕い、奥の猫は見たいものを見ています。この二匹の猫が「偽る者」とか「欺く者」では決してありませんが、自分のすべきことに集中することができる素晴らしさを教えられているように思いました。要は、何に集中すべきか、それが「偽る者と共に座らず、欺く者の仲間に入らず」ということではないでしょうか。

 聖書に記されている文言のことを「みことば」と言います。「みことば」は、それを読んだ人が神さまの愛を感じて、心が安らぎ、元気が湧いてくる不思議な力があります。


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浜坂教会みことばコレクション「愛」

2016年03月08日 | 浜大根伝道

 浜坂教会みことばコレクションというポストカードを作っているのですが、以前、子どもと写真を撮りに行って、出来上がった一つがこれです。↓

 

 

 

 どうやって出来上がったのかについてですが、まず、散策しながらたくさんの写真を撮ります。

 そして、その中から、写りの良いものを選びます。

 その写真をよく見て、イメージを膨らませていると、聖句が浮かんできます。それが、上記のように箴言15章17節でした。

 自然の中で一生懸命に生きているバッタを見ていると、食事はグルメ三昧で、醜い争いに明け暮れている人間が愚かに見えててきます。だから、質素な食事であっても、互いに愛し合うことの方が、ずっと素晴らしいことなんだと教えられているように思いました。

 

 


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