新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

東京メトロ20周年スタンプラリー

2025-02-16 08:20:00 | 鉄道
2004年に帝都高速度交通営団(営団地下鉄)から、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)に組織変更・民営化されてから20年を迎えました。



1/29から2/28まで東京メトロの20駅に各線の歴代車両の特製スタンプを配置して、スタンプラリーが開催されています。東京メトロ東西線沿線に住んで約50年。珍しくやってみました。
スタンプ設置駅は、
銀座線 京橋、神田
丸ノ内線 方南町、茗荷谷
日比谷線 六本木、上野
東西線 高田馬場、竹橋、葛西、妙典
千代田線 明治神宮前、二重橋前、湯島
有楽町線 東池袋、豊洲
半蔵門線 半蔵門、水天宮前
南北線 白金高輪、王子神谷
副都心線 明治神宮前
と、東京メトロ線の広範囲に散らばっている感じ。東西線に偏りがあるのは、東西線に在籍した車両の種類が多いので致し方ないのかと。広範囲に散らばっているので日にちを分けてチャレンジしました。
まずはパンフレットをもらうために、土曜日に買い物ついでに葛西駅と妙典駅へ。
翌日の日曜日に東京メトロ・都営交通・JRに乗れる東京フリーきっぷを使い、竹橋駅、高田馬場駅、方南町駅、明治神宮前駅、白金高輪駅、六本木駅、京橋駅、二重橋前駅、湯島駅、神田駅、王子神谷駅、上野駅、水天宮前駅の順に回りました.都営地下鉄やJR線、さらには徒歩移動を挟み、回りました。全駅回ることもできたのですが、ゴールの地下鉄博物館閉館時間までには間に合わなそうだったので残りは次回に回して帰宅。
そして昨日、豊洲駅、東池袋駅、茗荷谷駅を回り、大手町駅で乗り換えて葛西駅下の地下鉄博物館に行き、記念品の缶バッジとノートをいただいてきました。

パンフレットも東京メトロに在籍した車両がずらりと並んでいますが、よくよく見るとなかなかなもので、マニアックな違いや行先表示に「試運転」が入っている車両もありニヤリとされられますが、ノートの表紙に描かれている車両も発足時に営団地下鉄から引き継いだ車両ですが、レアな千代田線06系や有楽町線07系が描かれているなどなかなかの出来です。

地下鉄博物館にもなんだか久しぶりに入った気がします。隣の駅なんですがね。

その地下鉄博物館では東京メトロ20年のあゆみ展を開催しており、2004年の東京メトロ発足からの歴史を年表と写真、資料を展示していました。

地下鉄入口に置かれている東京メトロのサイン。
こちらは壁に貼られている東京メトロの乗車マナーポスター。2018年の亥年からの駆け込み乗車防止ポスターが貼られていました。2025年は巳年ということで、駆け込み乗車してきた蛇がドアに挟まれています。ちなみに2024年は龍だったのですが、2025年版にも怪我をして小さくでています。






鉄道ジャーナル誌休刊

2025-01-23 20:20:00 | 鉄道


毎月のように購読している鉄道ジャーナル誌。3月号をいつものように開いたら、休刊のお知らせに手が止まってしまいました。休刊と書いてありますが,事実上の廃刊とみて間違いなさそうです。昨今の出版業界や鉄道ジャーナル誌が得意としてきた取材に基づく記事の成立の難しさなどがあり、致し方ない決断かとはおもいますが、残念です。2月号が通巻700号だったのに特に何もなかったのでおかしいなとは思っていましたが、そういうことだったとは思いもよりませんでした。
鉄道雑誌はやや専門的なテーマの鉄道ピクトリアル、写真を主体として列車や車両にフォーカスを当ててきた鉄道ファン、そして取材に基づくルポ記事主体の鉄道ジャーナルとそれぞれ特色のある雑誌が発行されてきました。

はじめて鉄道ジャーナル誌を買ったのは1985年12月号。今や絶滅危惧種の205系電車が表紙で埼京線開業と通勤電車が特集の号。まだ小学5年生だったので小遣いで買ったのでしょう。それからしばらくは散発的に買っていたのですが、
国鉄分割民営化、JR発足という鉄道界にとって大変革の時の1987年6月号からは毎月買いだしています。国鉄からJRに変わったタイミングと、中学2年生になって定期的に雑誌を購入できるほど小遣いをもらうようになったからでしょうか。以来38年、通巻247号から701号に渡り購読し続けてきました。レイルウェイライターの種村直樹氏や紀行作家宮脇俊三氏の存在を知ったのもジャーナル誌。以来、種村氏や宮脇氏の著作も買って読んでいきました。時折当ブログでも出てくる郵便局巡りも種村直樹氏の影響です。



38年の購読で印象に残っているのは1999年2月号の日本海縦貫線の旅路。青森ー大阪間の特急白鳥号を追跡取材しているのですが、当該列車が大雪で途中の羽後本荘駅打ち切りとなってしまい、1週間ごに再び取材乗車し、その顛末を記事にしていたこと。11月に大雪になるのも今ではびっくりですが,大雪の中でも列車を動かそうとする努力を垣間見た記事でした。
あとは1988年にオリエント急行が日本にやってきた時。日本の景色の中を走るオリエント急行に注目してしまいますが、ジャーナル誌ではオリエント急行を日本で走らせようとしたテレビマンと、それを実現した鉄道マンの手記が掲載されて、それは興味深く読んだ記憶があります。
2025年3月号では氷雪の旅 思い出の夜汽車と題して、津軽鉄道のストーブ列車・JR五能線・びゅうコースター風っ子のストーブ列車が取り上げられ、過去に掲載された急行はまなすと特急日本海の追跡記事が掲載されています。
残り3号ですが,1987年6月号で購読がはじまり,2025年6月号で終えるのもなにか不思議な縁を感じます。


あけましておめでとうございます

2025-01-01 08:03:00 | 日記



あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

昨年は年初から能登地方で地震、羽田空港で航空事故と衝撃的な幕開けでしたが、今年は平穏な年初であることを願いたいと思います。


2024年末のご挨拶

2024-12-31 19:27:00 | 日記



本年も当ブログをご覧いただきありがとうございました。
とは言っても更新の頻度が低くなっており、新着記事が少なくなっているのも事実でありまして、ぼちぼちやっていきたいと思っておりますので、ご容赦のほどお願いいたします。
今年は🐲辰年から🐍巳年へのバトンタッチということで12年に一度注目される駅の装飾です。ゆく年の辰は東京メトロ17000系、くる年の巳は東京メトロ10000系をモチーフにしているそうです。
よいお年をお迎えくださいませ。

北の国から2024初秋〜12

2024-10-28 19:33:54 | 旅行
網走駅からホテルへ戻って朝ごはんを食べます。朝ごはんの後は荷物をまとめて出発の準備をして、9時過ぎにホテルをチェックアウト。本日は釧路へ向かうのですが、網走駅から釧網本線の列車ではなく、女満別空港から新千歳空港乗り継ぎで釧路へ向かうことにしています。列車だと1両編成な上硬いシートに3時間も座り続けなければならないのと、ほぼ釧路まで混雑していると思われるので、飛行機乗り継ぎにしました。ホテルの目の前のバス停からも女満別空港行きのバスに乗れるのですが、網走駅から乗ることにして網走駅へ。しばらくうろついてから乗り場へ向かいます。

網走駅前0940発の女満別空港ゆきのバスに乗ります。バスは高速タイプのバスですが、途中停留所での乗降も可能なようで空港行きの路線バスといった感じです。

とはいえ途中乗降もなくバスは女満別空港へ向けて走ります。北海道らしい敷地境界線の並木を見たりしていると女満別空港に1010に到着。

搭乗便は札幌・新千歳ゆきANA4862便。この時間は千歳行きしかないのでターミナルは閑散としていました。千歳乗り継ぎで釧路までゆくので釧路まで荷物を預けてしまいます。荷物を預けてから保安検査を受けて搭乗口へ。70人乗りのプロペラ機で空席もあるので搭乗案内がかかるとあっという間に搭乗が完了して、定刻よりも早く出発。発着機もないので、あっという間に女満別空港を離陸しました。
上昇すると北見あたりまでは地上風景も見えていましたが、やがて雲がかかってしまったのでしばし目をつぶって寝ます。

新千歳空港が近づいてくると海岸生の海原が見えてきました。太平洋沿いに出て苫小牧の方からアプローチするようです。苫小牧から勇払原野の上を通り新千歳空港RWY01Rに着陸。

出発が早かったせいか到着も早くなり1135にスポットイン。乗り継ぎの釧路行きは1320発で時間もあるので一度制限エリアの外へ出ます。

釧路ゆきANA4873便の保安検査締め切りまで1時間ほどあるのでターミナル内をぶらぶら。グッズショップで水曜どうでしょうのDVDを買ったり、お昼ご飯にうどんを食べたりしていると時間が経過し、再び保安検査を受けて制限エリア内へと入ります。

釧路ゆきANA4873便はほぼ満席のようです。自動販売機で何気にお気に入りの北海道コーン茶を買って喉を潤していると搭乗開始。

窓側なのでさっさと乗ってしまいます。先ほどと同じ翼の下でプロペラの見える席です。1320定刻にスポットアウト。RWY01Lから離陸します。

離陸してすぐにダム湖が見えてきました。後で調べると安平町にある瑞穂ダムだそうです。そしてその周りの山肌は無残にもえぐれているように見えます。2018年の北海道胆振東部地震で土砂崩れを起こしたのでしょう。この辺りは震度6強だったそうです。帯広の町並みが見えたのは覚えているのですが、その後は寝てしまったらしく、気がつけば飛行機は釧路空港への着陸態勢に入っていました。

太平洋上へ出て釧路空港へアプローチしているらしく海岸線が見えてきました。そして海岸線沿いを走る列車の姿も見えました。釧路を1342に発車した札幌ゆき特急おおぞら8号でしょう。やがて圧倒的な緑の原野の中を飛行して釧路空港に1405定刻に到着。
飛行機を降りて女満別空港で預けた手荷物を引き取ってから、待っている釧路駅方面ゆきの空港連絡バスに乗ります。釧路空港の温度計は16.1℃を表示していました。釧路空港から釧路駅前まではおよそ50分。釧路駅前バス停で降りると宿泊するホテルは目の前でした。