新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2024秋〜10

2024-10-19 09:29:00 | 旅行
旭川に到着してから次の列車までは1時間以上あるので、とりあえず改札を出ます。

改札口の前にはペンギンとシロクマ、アザラシのモニュメントが。

旭川駅構内の観光案内所でマンホールカードを配布しているのでもらいに行きます。観光案内所は英語・中国語・韓国語に対応したカウンターがありました。もちろんマンホールカードは日本語のカウンターです。そして駅前に実蓋があったので撮影に行きます。こちらにもシロクマとアザラシがデザインされています。

そしてバスにも動物のラッピング。旭川といえば言わずと知れた旭山動物園ですね。動物たちがのびのびと動き回る姿を見せる展示で一躍有名になり、東京・上野動物園に次ぐ入場者数を誇っています。ラッピングバスは旭山動物園行きの路線バスに使われていました。この日もバス乗り場には行列ができていました。ちなみにバスを運行しているのは旭川電気軌道という会社。かつては旭川にも電車が走っており、廃止後も軌道の名前を残してバスを運行しています。
旭川駅前から伸びる買い物広場という歩行者専用の通りをぶらぶら歩き、駅の周辺を歩いて戻ります。ちょうどお昼時なので何か食べようかとも思いましたが、どこも行列ができているのでやめにして駅へ戻って駅弁を買います。

次に乗車するのは1241発網走ゆき特急大雪1号。乗り継ぎだけならば札幌を1時間後の特急ライラックでも間に合うのですが、旭川で少し時間をとりました。

特急大雪は札幌と網走を結ぶ特急オホーツクの短縮版で、旭川と網走の間を走っています。札幌ー旭川間はライラックが接続しており、ライラックと大雪を乗り継ぐ場合は特急料金は通算で計算されます。この方法は発車案内の下段に表示されている稚内ゆき特急サロベツにも適用されています。

大雪とオホーツクに使用されるのはキハ283系気動車。もとは根室本線特急おおぞら号に使用されていましたが、キハ261系に置き換えられて一時運用から外れていました。しかし国鉄型気動車キハ183系で運転されていたオホーツク・大雪号の置き換え用にコンバートされてきました。特急としては短い3両編成となり、キハ183系では連結されていたグリーン車はなくなってしまいました。
札幌を1100に発車してきた、特急ライラック13号からの乗り継ぎ客を受けて1241に旭川を発車。

発車してから早速買って着た駅弁を食べます。旭川駅構内弁当のお弁当でホタテステーキと牛すき弁当です。

中身はご飯の上に大小のホタテステーキと牛肉のすき焼き風がのっています。ご飯との間にコーンがあるのは北海道らしいです。美味しくいただきました。

上川盆地あたりではコメも作られており、収穫されている田んぼもありますが、黄金の色の稲穂が残っている田んぼもありました。列車の揺れに任せていると眠たくなってきます。気がつくと寝ていたようで、目をさますと列車は丸瀬布に到着するところでした。ここからしばらくは車窓を眺め過ごします。とは言っても緑しかないのですが。1445に遠軽に到着。遠軽では3分停車して列車の進行方向が変わります。みなさん手慣れた様子で座席を転換させていました。

遠軽で進行方向も変わり方角的もやや南下して北見を目指します。山の中を走り代わり映えのしない緑の風景に寝てしまったらしく、生田原の停車も常紋トンネルの通過も気づかず、目をさますと列車は北見盆地へと出ていました。難読駅名の留辺蘂を発車すると、周囲は広大な畑が広がります。北見といえば玉ねぎ。沿線の玉ねぎ畑では収穫も進みほとんどの畑では収穫済みですが、玉ねぎの入ったコンテナが畑に置かれています。集荷をして貨物列車に乗って全国へと出荷されていくのでしょう。

1544着の北見で半分ほどの乗客が下車し、昨年に車で訪れた美幌・女満別と停車をして、終着網走には1634に到着。長い行路でした。

網走駅の記念撮影スポットの気温計は16度を示しており、さすがは道東の網走と納得の気温です。駅レンタカーの事務所ができてしまったのでホームと列車とともに撮れなくなってしまったのが残念です。
駅から網走川を渡った先のホテルにチェックインをして、網走では定番の地元のスーパーへ買い出しに行って、夕食を部屋で済ませました。シングルで予約をしていたのですが、ツインの広い部屋を割り当てられ、広い部屋でゆっくりと過ごしました。


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