新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

N700系試作車

2012-02-19 20:06:47 | 鉄道

17分遅れで新大阪駅に到着したあと、ゆかりんを待つためにそのままホームにとどまりました。到着ホームの向かい側には先着していた700系の回送電車が停車していたのですが、メールを送っている間にいなくなり、ふと線路の向こう側を見ると、やたらときれいなN700系が試運転の表示を出して停車していました。最新の編成かなと思いふと車両の番号を見ると787-9401と書かれていました。

そうN700系の先行試作車編成Z0編成です。この編成は量産車と車内仕様が違う(喫煙車の設定があり喫煙ルームがない・車掌室の位置が違うなど)ために営業上不都合があるということで、営業運転にはつかずにもっぱら試験運転用となっています。 
いつぞやは大阪から帰京した東京駅で700系の量産先行編成を見ています。たまにしか乗らない新幹線で試作車を見かけるというのは何か運を持っているのでしょうか。ドクターイエローには遭遇しないんですけどね。 


新幹線の車窓から 富士山2

2012-02-19 13:12:20 | 鉄道

新丹那トンネルを抜けて三島を通過する頃に再び新幹線の車窓を富士山が彩ります。

三島ー新富士間
三島駅を通過する頃は左側に愛鷹山がかかっていますが、だんだんと手前に愛鷹山が移動してきて、いったん富士山は愛鷹山の向こうに隠れてしまいます。ちょうど東名高速道路が寄り添ってくる頃でしょうか。 


三島ー新富士間
先へ進むにつれてその愛鷹山が去ってゆき、次第に富士山が見えてきて裾野まで見えるようになってきます。そして新東名高速道路の橋脚が見える頃には、宝永の大噴火でできた宝永山が出っ張って見えるややいびつな形の富士山になります。

三島ー新富士間
日本人のほとんどが写真などで目にする富士山の形です。そう、あの新幹線と富士山の写真はこのあたりで撮影されていることが多いです。今年は静岡県側から見る富士山はあまり雪をかぶっていないようで、ちょっとした話題になっています。

新富士駅通過

新富士ー静岡間
富士山と新幹線のもう一つの撮影地富士川橋梁です。ワーレントラスの橋梁なので、車窓から撮影するとなるとトラス部材がかぶってしまってうまく撮れないものですが、奇跡的に抜けてくれました。この辺は富士山が独立峰であるということを印象づけてくれる場所です。そして、富士川橋梁を通過すると新幹線の車窓での富士山のショーは終了します。 


新幹線の車窓から 富士山1

2012-02-19 12:50:44 | 鉄道

東海道新幹線の車窓の楽しみといえばやはり富士山でしょう。関東から東海にかけては絶好の富士山日和だったので、ご案内かたがたご紹介いたします。

品川ー新横浜間
品川を発車して大崎を通過する頃から既に富士山は見えています。多摩川や日吉の慶応大日吉キャンパス付近で見えなくなってしまいますが、その他の区間はおおむね見ていますがビルなどの陰に隠れることが多いです。写真は新横浜駅到着直前です。 この辺りでは丹沢・大山越しの富士山となります。


新横浜ー小田原間
相模川を渡る厚木付近では大山が車窓を占有しますが、伊勢原付近までやってくると大山に隠されていた裾野まで見えるようになり、端正な形の富士山が見えるようになります。

新横浜ー小田原間
先へ進むにつれて富士山が大きく見えてきますが、この写真の地点のすぐ後に、新幹線から見られることを意識したカラフルな住宅地が見えてきます。この辺りで富士山とはしばしお別れです。

新横浜ー小田原間 
小田原が近づくと今度は箱根外輪山が前を覆うようになります。酒匂川橋梁を通過して小田原駅を通過する頃には富士山は箱根の山々に隠れてしまいます。そして新幹線は小田原ー三島間のトンネル区間に入ります。 


雪の中を行く新幹線

2012-02-19 12:34:36 | 鉄道

昨日は久々に新幹線で大阪まで往復してきました。ところが雪の影響で名古屋ー新大阪間で速度を落として運転するため15分ほど遅れるとのこと。普通ならば遅れることでやきもきしますが、約1名わくわくしながらカメラを取り出し待機する男一人…。
名古屋までは順調に走行し、名古屋を出て岐阜羽島を通過すると窓に水滴が当たり始めます。スプリンクラー作動中の区間に入りますが速度を緩めることなく突き進むのぞみ号。関ヶ原もスプリンクラーのおかげでたいしたことなく、順調に走行します。 


ところが米原にさしかかるとだんだんと状況が変化。景色が白くなってきます。心なしか新幹線も速度を緩めている感じです。

並走していた近江鉄道の線路が彦根方面に去ると、にわかに車窓が暗くなり、200km/h超の車窓にも雪が降っていることがわかります。そして豊郷町役場付近でグッとブレーキがかかる感じがして床下からはクゥーーーーーンと減速するモーター音が。

それでもスプリンクラーのおかげでなんとか新幹線らしさを保っていたのぞみ号ですが、遠くに野洲の電留線が見える頃に一段と減速し、100km/h程度の速度に落ちてしまいました。さらに野洲川橋梁上では止まりそうな勢いの減速。すぐに加速をしましたが、あとは京都まで減速運転。


米原通過から京都までは新幹線の中で一番距離を感じる区間ですが、ことさら長く感じました。
東山トンネルを抜けると雪景色は一転し、京都に13分遅れで到着。あとは新大阪まで突っ走るのかと思いきや、京都を出てもゆっくり走ります。既に晴れているのに不思議な感じですが、床下などに雪が付着していて高速走行は危険という判断でしょう。大山崎付近で阪急京都線が寄り添ってくる頃には加速を始めましたが、いつもより低い速度で走り、17分余計に時間をかけて新大阪に到着。阪急京都線が寄り添ってくる前に加速したのは、阪急に抜かれては新幹線の沽券に関わるからでしょうか。…んなこったあない。