新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

小田急新型ロマンスカー

2016-11-11 19:07:15 | 鉄道

小田急では2018年3月に新型ロマンスカー70000形電車を投入することになりました。小田急新宿駅で広報誌を配布していたのでもらって、あさぎり号の中で見ました。
新型ロマンスカーは7両編成で連接車ではなく普通のボギー車になります。しかしロマンスカー伝統の展望席は設置され、一般席の窓も大きくなり、車窓を楽しめるようになります。デザインはVSEやMSEも担当した岡部憲明氏が引き続き担当します。同時に30000形EXEのリニューアルも行われます。
そして、前の東京五輪以来事業化してきた代々木上原ー登戸間の複々線化事業の完成により、新型ロマンスカー投入のタイミングでダイヤ改正が行なわれる予定で、新宿ー小田原間の所要時間がついに60分台になるようです。かつては60分台で走っていた箱根特急も、沿線人口の増加による増発で次第に所要時間が伸び、箱根特急60分台の復活は小田急の悲願でした。それがようやく現実のものとなりそうです。

新型ロマンスカー投入で引退するのがこちらの7000形LSE。1980年に初代ロマンスカー3000形SEの置き換え用として登場。ロマンスカー伝統の展望室と連接構造を採用した電車で4編成が製造されました。リニューアルもされて後輩の10000形HiSEよりも長く活躍をしましたが、いよいよ後継車両に道を譲る時が来たようです。

展望席もあり人気のロマンスカーですが、さすがにVSEやMSEと比べると昭和感が漂うのは否めず、引退もやむなしでしょうか。
とはいえまだしばらく時間があるので、機会を作って乗ったり撮ったりしたいと思います。なにしろ私を鉄の道に引き込んだ列車ですから。