新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

会津鬼怒川の夏休み〜4

2018-08-24 19:38:16 | 旅行


乗船したのはあづま丸。乗船すると船内はなんとも昭和レトロな感じが漂っており、座席も本当に2人座れるのかというぐらいの大きさでした。景色を眺めるために後方の展望デッキへ行きます。乗船すると程なく出航、桧原湖島巡りに出発です。

桟橋を離れていきます。桟橋のすぐ脇の森の中にあるホテルに本日は宿泊予定ですが、木が多くレイクビューとはなかなか行かなそうな感じです。

次第に磐梯山の荒々しい姿が見えてきました。この桧原湖はおよそ130年前の1888年の磐梯山噴火による山体崩壊と岩屑なだれによりできた湖で、裏磐梯の景観はその時の噴火により作られました。現在裏磐梯側から見られる馬蹄形のカルデラはその時にできたもので、このカルデラの上に標高1730mほどあったと推定される小磐梯があり、その山体が小規模な水蒸気爆発により、大崩壊を起こしたものと考えられています。1888年の磐梯山の噴火では500人余りが犠牲となり、明治以降平成に至るまで最大の火山噴火による被害となっています。この辺りはブラタモリ磐梯山編でもやっていました。


湖の中で見られる島はその時にできた流れ山と呼ばれるもので、元はと言えば磐梯山の山体を形作っていたものです。

裏磐梯からの磐梯山の姿は桧原湖の湖岸道路から見たり、裏磐梯高原から見たりしていましたが、湖の上から眺めるとまた違った魅力を感じます。35分の湖上遊覧を終えて桟橋へ戻ってくると11時近く。朝が早かったののそろそろお昼を食べようかということになり、一度猪苗代へ下って猪苗代のそばを食べようということになりました。
当初は猪苗代町役場近くの店舗を狙っていたのですが、店の前を通ると開店前から大行列ができるほどの人気だったので諦めて、以前に行ったことのあるいわはし館へと車を走らせます。勝手知ったる猪苗代の道を走っていわはし館へ。

会津では定番のソースカツ丼とおそばのセットをいただきました。お蕎麦も喉越しが良く美味しゅうございました。

こちらはいわはし館から見る磐梯山。表磐梯から見ると優美な姿を見せてくれます。いわはし館には産地直売の農産物販売所も併設されており、ゆかりんはそこで今が旬の桃を買っていました。いわはし館でお昼を食べてもまだ12時過ぎ。そこで磐越道と磐越西線、さらに県道を超えた先にある緑の村へ行ってみることにしました。