霧が丘短歌会 2019年3月 3月25日 於)団地集会所
今回、参加会員の作品に進展があった。いままでは表現したい抒情はそれぞれの作者の中では明確だった。しかし第三者にそれが伝わらない場合が少なからずあった。
「どういう状況か作者に聞いてみましょう」と度々言うことがあった。今回はそれがなかった。大きな進展である。
もちろん課題はある。
「必要な助詞が抜けている」「表現したいことに適確な言葉が使われていない」
「必要なことが入っていないで余分なことが入っている」「言葉が古風に過ぎる」
「オノマトペが作品を軽くしている」「新聞記事の引き写しになっている」
「擬人法がわざとらしく使われている」「他動詞で表現すべきことが自動詞になっている」
「焦点が絞られていない」「口語が目立ち過ぎる」。
だがこういう批評を受け容れる素地が十分に出来ている。かなり上達してきたということだろう。
次回は4月22日、10:00から12:00まで。一人三首出詠。参加費2000円。
添削のみの通信会員も募集中。
問い合わせ、申し込み。045-922-5542(岩田方)
