岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:2014年皐月

2014年05月28日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2014年 5月26日 於)団地集会所

1、短歌の素材:

「絵を画く間に感じる季節」「若葉の中を歩く」「農作業を手伝う帰省した息子」

「百歳の人に見つめられての情感」「小さく咲く小手毬の花」「日曜の自転車走行」

「忘れ得ぬ画家の死」「紫陽花の花の生命力」「甘藷の畑を耕す力」「老い人の顔」

「過去の記憶を蘇らせる書物」「自己の人生の対する感慨」「絵を画く人の背後の啄木鳥」

「家庭菜園よりの携帯電話の着信」「五月の椎の木の若葉」「人間の寂寥」「冬を越した虫」

「大蒜の芽をくり抜いたあとの白い輪郭」「砂浜の情景」「薔薇の花の終わり」

「父母の介護を天命と思う」「母の顔」「行き所ない心」「バッハの曲の慰め」

「蝋燭のもとでの祈り」「思い思いに咲く薔薇」「電話で思い出す幼児期」


2、主な論点:

「焦点が絞れているか」「終助詞の用法は適切か」「短歌に敬語はいらぬ」「表現が直接か」

「漢字の表記は適切か」「読者に伝わるか」「語感はどうか」「結句の連体形は中途半端」

「語順に無理はないか」「一首の内容の選択は適切か」「他の表現はないか」


3、会の進行その他:

・今回は遠方よりの出詠があり、会員のよい刺激となった。

・会員の独自性が徐々に明らかとなってきた。

・短歌の上達法「短歌を多く詠む」「短歌を多く読む」「自作を音読する」「詩集を多く読む」の確認をした。

・「詩人の聲」岩田亨公演のチラシを二種類配布した。

・東京江戸博物館などの割引券を配布した。

・引き続き会員を募集する。(連絡先090-8017-9217岩田携帯)
   会費、一回1500円。入会金なし。




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