霧が丘短歌会 2018年1月 於)団地集会所
霧が丘短歌会の新年はじめての講座。参加者の作品の着眼点がよくなってきた。着眼点の違いは個性的な作品につながる。
過去の回想と心の整理、家族の愛情、生活の中の抒情、家族の歴史、社会詠。主題は様々だ。
課題は勿論ある。
「言葉がこなれていない」「もっと適切な言葉はないか」「感想文的になっていないか」
「語彙が不足している」「愚痴になっている」「表現が軽くなっている」。
しかし最大の変化は言葉を少し変えるがけで完成度の高い作品となることだ。短歌を現代の抒情詩ととらえ、表現しようとする抒情の内容と質が各人定まってきた。最後の仕上げの表現の練り直しは一朝一夕にはいかない。
そこは講師である僕が手を入れる。人前の出しても恥ずかしくない作品になった。そこで会場の集会所の掲示板に作品を張り出した。
これが会員の励みになるだろう。
戦後短歌の秀歌の紹介として佐藤佐太郎の作品27首と、歌人九条の会の「憲法を詠む」からの作品紹介も準備していたが、時間がなかったので、次回の宿題としよう。
2月も第三月曜日の19日の10:00から12:00まで。
引き続き会員を募集する。問い合わせ、連絡先、045-922-5542(岩田自宅)