岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会 2015年12月

2015年12月22日 15時28分33秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2015年12月  於)団地集会所



 今月の出席者は7名。出詠歌14首。作品が充実してきた。着眼点がいい。説明的要素がなくなってきた。長年、会員が精進してきた結果だが何よりも熱心なのが第一だ。


 もちろん課題はある。


 「表現が曖昧で内容がつかめない」「余韻があることと曖昧さは違う」「濁音など語感が磨かれていない」「結句の連体形は一首の緊張感を失わさせる」「古典文法の間違い」「焦点が絞り込めていない」「言葉の選び方に工夫の余地がある」「余計な言葉がある」「言葉が足りないので読者に伝わらない」。


 まあこう言うことがあるから受講の意味があるのだ。毎月の繰り返しされる課題も多い。だが短歌は5句31音の短い詩形だ。この詩形を使いこなすには時間がかかる。」



 僕の言うことは厳しいかも知れない。だがそれが受講生への礼儀だと思う。会員が熱心であればあるほど真剣勝負で臨む。


 いつものことだが短歌上達4原則を強調した.


 1、短歌を多く詠む。(作る) 2、短歌を多く読む。(鑑賞する)

      3、自分の作品を音読する。 4、「詩人の聲」を聞く(詩集を読む)


 また会計報告があり余剰金があるので新年1月に短歌講座のあと新年会を行う。


 「詩人の聲・岩田亨公演」「プロジェクト詩人の聲」のチラシを配布した。


 引き続き会員を募集する。連絡先(045-922-5542 岩田自宅)。講座は毎月第4火曜日10時から12時まで。受講料一回1500円。出詠は2首。岩田宅まで郵送。




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