霧が丘短歌会 2012年10月29日 於)団地集会所
1.短歌の素材:
「秋空の航跡雲」「酔芙蓉の花びらが畳まれていく日暮れ」「街路樹の鴉」
「日暮れの夕日の光と大木の影」「秋の寒空のもとの大蒜の芽」「隣家から貰った柿」
「愁い多き朝の揺れるコスモス」「彼岸花にみる秋の深まり」
「ベランダに洗濯物を干す」「流星が見られなかった夜」「風に揺れるコスモス」
「母が縫ってくれた丹前」「空一面の鰯雲」など日常の嘱目えい。多岐に渡っていた。
2、主な論点:
・区切れを一か所にして一気に詠み下す。
・主観が出過ぎてはいないか。
・逆に主観が十分表現できていないのではないか。
・読者に伝わるだろうか。
・言葉の使い方に無理はないか。
3.会の現状:
・遠方より一泊がかりで参加する会員がいたり、隣の行政区に住む会員もいて、これが一同の励みになっている。
・短歌は文学であり、文学には主題があるという「星座」誌上のエッセイと「短歌の道しるべ」とを配布し、各々が自宅で読む様にした。
・通信・添削会員も改めて募集中。連絡先(岩田・携帯090-8017-9217)
・歌会参加者は歌会の前の週の水曜日までに、詠草三首を郵送またはFAXで、岩田宅まで届ける。