岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:2012年・秋

2012年10月30日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会  2012年10月29日 於)団地集会所


1.短歌の素材:

「秋空の航跡雲」「酔芙蓉の花びらが畳まれていく日暮れ」「街路樹の鴉」

「日暮れの夕日の光と大木の影」「秋の寒空のもとの大蒜の芽」「隣家から貰った柿」

「愁い多き朝の揺れるコスモス」「彼岸花にみる秋の深まり」

「ベランダに洗濯物を干す」「流星が見られなかった夜」「風に揺れるコスモス」

「母が縫ってくれた丹前」「空一面の鰯雲」など日常の嘱目えい。多岐に渡っていた。


2、主な論点:

・区切れを一か所にして一気に詠み下す。

・主観が出過ぎてはいないか。

・逆に主観が十分表現できていないのではないか。

・読者に伝わるだろうか。

・言葉の使い方に無理はないか。

3.会の現状:

・遠方より一泊がかりで参加する会員がいたり、隣の行政区に住む会員もいて、これが一同の励みになっている。

・短歌は文学であり、文学には主題があるという「星座」誌上のエッセイと「短歌の道しるべ」とを配布し、各々が自宅で読む様にした。

・通信・添削会員も改めて募集中。連絡先(岩田・携帯090-8017-9217)

・歌会参加者は歌会の前の週の水曜日までに、詠草三首を郵送またはFAXで、岩田宅まで届ける。





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