岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「霧が丘短歌会」:2015年初春

2015年01月27日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
「霧が丘短歌会」2015年1月26日 於)団地集会所


1、短歌の素材:

「日常が足踏みしているような正月」「蝋梅の香を楽しむ七福神めぐり」「初雪と水仙の白」

「子どもの演奏するピアノ」「人質事件とコーラン」「木蓮の冬芽」「雪道をゆく媼」

「何年も会えない人からの年賀状」「優先席の前の躊躇い」「白内障の手術」「霜柱」

「雪の下から収穫した大根」「冬の椎の木」「白いソースを作った感慨」「独居老人」

「子どもに心をくだく教師」「書物一冊を詠み終えた朝」「秋の終わりの紅葉」

「房総半島で育った菜の花」「雪原の中の山茶花」。


2、主な論点:


「素材に深く踏み込むには」「説明を排するには」「社会詠に普遍性を持たせるには」

「原作を尊重して更に工夫するには」「一首の軽さを回避するには」「助動詞『き』の接続」

「言葉を的確に使うには」「不用意な暗喩は失敗の原因」「古風過ぎはしないか」

「結句の収め方」「定型を守る意味」。


3、会の運営:

・一人が発言したのち、僕が講評する。

・問題提起をする形を多くして、会員の独自性に配慮した。

・短歌上達四原則の確認

 ①短歌を多く詠む。②短歌を多く読む。③自作を音読する。④「詩人の聲」を聴く。

・「詩人の聲」2月のスケジュールを確認した。

・「詩人の聲・岩田亨公演」(17回目)のチラシを配布した。

・会員の一人が短歌大会に入選したので、全員で祝った。

・温かくなったら懇親会をしようと提案があった。

・会計報告。

・来月は2月23日(月)に、午前10:00から行う。

・引き続き会員を募集する。(045-922-5542)岩田まで。




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