「霧が丘短歌会」2015年1月26日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「日常が足踏みしているような正月」「蝋梅の香を楽しむ七福神めぐり」「初雪と水仙の白」
「子どもの演奏するピアノ」「人質事件とコーラン」「木蓮の冬芽」「雪道をゆく媼」
「何年も会えない人からの年賀状」「優先席の前の躊躇い」「白内障の手術」「霜柱」
「雪の下から収穫した大根」「冬の椎の木」「白いソースを作った感慨」「独居老人」
「子どもに心をくだく教師」「書物一冊を詠み終えた朝」「秋の終わりの紅葉」
「房総半島で育った菜の花」「雪原の中の山茶花」。
2、主な論点:
「素材に深く踏み込むには」「説明を排するには」「社会詠に普遍性を持たせるには」
「原作を尊重して更に工夫するには」「一首の軽さを回避するには」「助動詞『き』の接続」
「言葉を的確に使うには」「不用意な暗喩は失敗の原因」「古風過ぎはしないか」
「結句の収め方」「定型を守る意味」。
3、会の運営:
・一人が発言したのち、僕が講評する。
・問題提起をする形を多くして、会員の独自性に配慮した。
・短歌上達四原則の確認
①短歌を多く詠む。②短歌を多く読む。③自作を音読する。④「詩人の聲」を聴く。
・「詩人の聲」2月のスケジュールを確認した。
・「詩人の聲・岩田亨公演」(17回目)のチラシを配布した。
・会員の一人が短歌大会に入選したので、全員で祝った。
・温かくなったら懇親会をしようと提案があった。
・会計報告。
・来月は2月23日(月)に、午前10:00から行う。
・引き続き会員を募集する。(045-922-5542)岩田まで。