霧が丘短歌会 2018年4月 於)団地集会所
このところの特徴としては、会員それぞれが独自の視点で作品を創作するようになってきたこと。軽い日常報告的なもの、説明的なものが少なくなってきた。軽いノリのものも少なくなってきた。
抒情詩ということを理解しはじめたのだろう。課題は勿論ある。
「助詞の使用法が適切でない」「余計な言葉がある」「逆に言葉がたりない」
「使役、擬人法など間接的表現があり一首を軽くしている」
「第三者からは理解不能の表現をしている」「言葉の練りが足りない」。
今月はやや直すところが普段より多かったように思う。最小限の手直しで済む月もある。
こういう斑がなくなってくればさらなる進展が望める。だが数年前に比べれば断トツの上達だ。質問が忌憚なく出される。「星座」の尾崎主筆は「私はやらないけれど」を口癖のように言う。作者の独自性を作者自身が発見できるようにしている。
指導者としてはこれを心がけたい。
戦後短歌の作品紹介。篠弘著「現代の短歌」より近藤芳美の作品を紹介した。
最後の5原則。
1、短歌をたくさん詠む。2、短歌をたくさん読む。
3、作品を音読する。4、現代詩を読む。5、良質な芸術に親しむ。
講座は毎月第三月曜日10:00から12:00まで。
霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所。受講料一回2000円。
作品は開催日の3日前までに岩田宅へ。
申し込み、問い合わせ。045-922-5542(岩田自宅)