岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会:秋

2013年10月23日 23時59分59秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2013年 10月21日 於)団地集会所



1、短歌の素材:

 「秋の蝉に感じる生のあわれ」「自分の罪を受け止めるや否や」「秋の畑の蜻蛉」

 
 「未だ残暑の中のバッタ」「切られた赤松の残された実」「無人の家の木犀」

 「赤々と咲く曼珠沙華」「クヌギの葉を通して吹く風」「絵を画く心、歌を詠む心」

 「孫の運動会」「翅を光らせる蜻蛉」「末枯れたエノコログサ」「青に光る秋刀魚」

 「夕暮に聞くドボルザーク」「人それぞれの時間」「空に委ねたい心」


2、主な論点:

 「言葉は適切か」「比喩が平凡ではないか」「結句に工夫の余地はないか」

 「漢語が一首の中に馴染んでいるか」「焦点が絞れているか」


3、参加者の歌境:

  ・各自の個性が色濃く出てくるようになった。

  ・一首の中の主題が明確になって来た。

  ・象徴ということを実作の上で理解し始めた。

  ・参加者が、川島喜代詩の「消息」、岩田亨の「斎藤茂吉と佐藤佐太郎」を読んで
    よい結果に結びついている。

4、その他:

  ・来月より参加者が、一人増える。

  ・「短歌研究」11月号の「短歌時評」を配布した。

  ・引き続き、遠隔会員、添削会員を募集する。
      連絡先(090-8017-9217)=岩田携帯





最新の画像もっと見る