霧が丘短歌会 2013年 10月21日 於)団地集会所
1、短歌の素材:
「秋の蝉に感じる生のあわれ」「自分の罪を受け止めるや否や」「秋の畑の蜻蛉」
「未だ残暑の中のバッタ」「切られた赤松の残された実」「無人の家の木犀」
「赤々と咲く曼珠沙華」「クヌギの葉を通して吹く風」「絵を画く心、歌を詠む心」
「孫の運動会」「翅を光らせる蜻蛉」「末枯れたエノコログサ」「青に光る秋刀魚」
「夕暮に聞くドボルザーク」「人それぞれの時間」「空に委ねたい心」
2、主な論点:
「言葉は適切か」「比喩が平凡ではないか」「結句に工夫の余地はないか」
「漢語が一首の中に馴染んでいるか」「焦点が絞れているか」
3、参加者の歌境:
・各自の個性が色濃く出てくるようになった。
・一首の中の主題が明確になって来た。
・象徴ということを実作の上で理解し始めた。
・参加者が、川島喜代詩の「消息」、岩田亨の「斎藤茂吉と佐藤佐太郎」を読んで
よい結果に結びついている。
4、その他:
・来月より参加者が、一人増える。
・「短歌研究」11月号の「短歌時評」を配布した。
・引き続き、遠隔会員、添削会員を募集する。
連絡先(090-8017-9217)=岩田携帯
