Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

4月のまとめ

2015-04-30 11:28:59 | 写真

繁殖期も前半が終了した。  5箇所の森で観察・撮影を続けた。 途中行方不明になったり、後継者が決まらずなんだかんだ有ったりもしたが、おそらく殆どの森で抱卵中と思われる。

彼らの行動パターンや、動きは手に取るように分かるのだが、最終的な撮影には結び付けられず、殆ど成果を出せなかった。 待てば待つほど、努力すればするほど、彼らにかわされ裏をかかれてしまう。 出会い頭が一番効果的だ。

また、早朝は驚くほど散歩者が多い。 散歩者には罪はないが、良い所に来ると、彼らに邪魔をされることしばしばである。 それって結構つらい。 それだけ営巣地は人の生活に近いと言うことのようだ。

ゴールデンウィーク明けから後半に入る。 余りに成果が出せなかったので、モチベーションが非常に下がっている。 少し休んだほうが良いかもしれないとも思う・・・・。

餌を持ち♀を呼ぶ♂。

ある森の幼鳥♀。

アオスジアゲハ。綺麗だ。

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抱卵期

2015-04-26 11:32:55 | 写真

森の新緑が鮮やかだ。 雨続きの天気だったが、ようやく良い季節になった。

抱卵期に入り、オオタカ営巣地にも静けさが戻ってきた。 この時期、動きがあるのは、抱卵交代と餌渡しの時だけである。

この期間の行動パターンは、ペアによって色々異なるが、抱卵交代はだいたい朝方が多い。 ♂が巣の近くに来て声をかけると、♀は巣を離れ、出たことを合図する。 代わりに♂が巣に入り抱卵する。 そしてしばらくして、♀が戻ったことを合図し、再度♂と交代するのである。

この間通常15分ぐらいであるが、ある場所の♂は抱卵が好きなようで、一時間を越えるような時もしばしばあった。 ♀はこの間、水を飲んだり、羽繕いしたり、ストレッチをしたりと、文字通り「羽を伸ばす」のである。  

また、♀はこの時期、餌を全く捕らないので、♂は時々巣に立ち寄り、♀が空腹かどうか察知し、孵化までの約35日間、餌を運び続けるのである。

このようにペアを観察していると、♀は♂を信頼し、♂は♀を気遣うと言った、優しい感情や心のようなものを感じるのである。

今週からゴールデンウィークに入る。 この最も難関となる期間を、無事乗り越えられたら、繁殖成功の日も近付くのである・・・・。

抱卵交代後、枝で休む♀。

狩の後などに水浴びする♂。

静かに咲くニリンソウ。

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行方捜査

2015-04-19 09:30:05 | 写真

行方不明になっていたオオタカペアの捜索に、一人で出かけた。  

心当たりの場所、良く見かけた場所、以前見つけた古巣などを廻ったが、一向に手がかりは見つからなかった。 古巣は、おそらく人為的に落とされ無くなっていた。

オオタカに対しては好意的な人ばかりではない。 希少種の指定を受けているので、営巣地は開発が制限されている。 なので開発を進めたい人達の中には、オオタカを邪魔者扱いし、故意に追い出そうとする者も居るようである。

ここに来ての希少種指定解除の話も、東京オリンピックや地方創生などを旗印に、道路、交通網、商業施設などの建設のため、一気に開発を進めたい人達の思惑が、見え隠れしないだろうか。

こんなことを思いながら探し続けたが見つからず、疲れて林道脇の木に腰をかけた。 と、その時、♀が低空で林道を横切り飛んでいった。  手がかりはこれで充分だ。 たちどころに全ての状況が把握でき、目の前がパッと明るくなったのだった。

したたかに生きようとする野生の生き物達を観る時、どうしてもこの地をいつまでも残しておきたいと思うのだった・・・・。

行方不明になったペアの♀。

別の森。見張り中の♂。

道端のフデリンドウ。

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不可解な出来事

2015-04-12 15:47:41 | 写真

ここのところ、雨続きで思うように観察が出来ない。 明日もまた雨のようだ。

どこのオオタカ営巣地も抱卵に入ったようだ。 森も静けさが戻ってきた。 だが、ある営巣地、不可解な出来事が起こった。

♂が餌を運んで来て♀を呼ぶ。 成鳥♀が受取に行った。 が、どうもここからがおかしい。 成鳥♀には餌を渡さなかったようで、♂が移動しながら更に呼ぶ。 成鳥♂♀があちこちに移動する中、もう1羽幼鳥が飛び出してきて、枝にとまった。

♂はこの幼鳥に餌を渡したようで、幼鳥が枝で餌を食べていた。 なんだかややこしくなったが、要するに♂は最終的に、幼鳥に餌渡ししたのだ。 どうなっているのか全く理解できない。

世代交代の途中では、安定するまでに色々な事が起こるようだ。 営巣場所不足も関係しているのかもしれない。 詳細な観察を続けなければならないと感じるのだった・・・・。

抱卵中です。

最終的に餌を受け取ったのは幼鳥(♀?)だった。(獲物はネズミ)

営巣地の近くではツミが巣作りし始めていた。(有名公園ではない)

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空行く猛禽達

2015-04-08 11:48:37 | 写真

営巣地で観察を続けていると、さまざまな猛禽達が空を飛んで行く。 特に今は春の渡りの時期である。  

先日は久しぶりに晴れたせいか、猛禽類が良く飛んだ。 まずはサシバ、綺麗な成鳥が通過して行った。 そしてハイタカ、♂と♀が飛んだ。 また、フクロウのような鳥が飛んだが、よく見るとコミミズクであった。 コミミズクは昼に渡るのだろうか?初めて見た。 ツミやトビも飛んだ。

この他にも春には、ハチクマやチゴハヤブサなどを観たことがある。 また秋から冬には、サシバ、ハチクマ、ミサゴ、アオバズク、ハヤブサ、ノスリなどが飛ぶ。

特別な所へ行かなくても、こんなに沢山の種類が観られるのだと感心した。 「継続は力なり」を実感したのだった・・・・。

綺麗なサシバの成鳥。

コミミズクが昼間飛んだ。

ハイタカ♀。

ハヤブサ成鳥。

ミサゴなぜか魚を掴んでいる。

ハチクマ。

トビ。

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行方不明

2015-04-05 10:45:05 | 写真

以前、犬が営巣林を走り困ったと記載した営巣地。 結局それ以来、オオタカの行動パターン、行動範囲が変わってしまい見失ってしまった。

他にも環境悪化の要因が多々あり、営巣放棄したかもしれないが、もともと、人の生活に極近い場所で営巣しているタカなので、経験上放棄はしていないと見ている。

このオオタカペア、今まで観たことの無い、都市に適応するため進化?に徹したペアの様である。 まずは、全く鳴かない(鳴くのは交尾の時のみ、それ以外は本当に全く鳴かない)、そして、日の出前後のわずかな時間しか活動せず、その他はほとんど姿が見られないのである。(それが原因で見失った。)

2月下旬以降、どんどん日の出の時刻が早くなり、対応できなくなってしまった。 また鳴かないのでどこに居るのか全く分からない。  
こんな時は、地元観察者のネットワークが頼りになるのだが、この地では信頼関係が築けていないので情報交換等が出来ない。

いずれにしても、どこか近くで抱卵中と思われるので、引続き心当たりを探してみようと思っている・・・・。

ある森の♀。活動が遅かったので、まだ抱卵はしていないようだ。

桜。

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