Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

巣立の季節

2018-06-28 10:29:11 | 写真

気温も急上昇、蒸し暑い日が続いている。 

森など自然の中を歩いていると、スズメ、セキレイ、カワセミなど、巣立ちして間もない幼鳥が目立つようになった。 時々親に餌をねだったりしている。

オオタカの森は今期は不調。 5ヶ所の観察をしていたが、順調に巣立ったのは2ヶ所のみ、他はどうもよくない。 都市公園では活発な様だが、自然の里山環境では不調である。 今後も注意して観察したい。

ツミの林、雛が1羽巣立っていた。 あどけない顔が可愛い。 無事育ってほしいと思う・・・・。

巣立ったばかりのツミの幼鳥。

近くで♀が見守っている。

雛と♀のツーショット。

座り込むハクセキレイの幼鳥。

ヤブカンゾウの花。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨時の森

2018-06-23 11:50:30 | 写真

あるオオタカの森、雛の巣立を確認した。 ほぼ例年通りである。 だが今シーズンは失敗した森もあり、思うように観察できていない。

野鳥カメラマンの間では、巣の写真はブログや掲示板などに載せない、他者には場所を教えない、のが常識である。 特にオオタカは載せると、大勢のカメラマンが押し掛け、鳥や周囲の環境に悪影響が及ぶからである。

だが、掲載する人が沢山おり、大挙して人が押し掛けるので、そのような場所は管理者や行政によって立入禁止、撮影禁止になってしまう。 このように制限された場所がどんどん増え、自然なオオタカと触れ合うことが出来なくなってきた。

これでは、次世代を担う子供や若者達の自然離れがどんどん進み、野生の生き物に対する興味、関心がほとんどなくなってしまう。 危機的な状況である。 昔のように生き物達と自由に触れ合える環境でなければならないと思う。

現実に自然の中で生きている者たちの、本当の生態を理解できる人を増やさなければならないと思うのである・・・・。

さえずるホオジロ。

ハクセキレイの巣立雛。

田で休むカルガモペア。

巣立ちした幼鳥。

ハトを運んできた。

餌運びする♂。はるか遠い。

コスモスの花一輪。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオタカの森、ツミの林

2018-06-17 18:43:31 | 写真

あるオオタカの森、前回観察した時には、まだ白い産毛だった雛が、一週間後すっかり茶色の幼鳥羽に変わっていた。 今シーズンは雛の成長が遅く感じると書いたばかりなのに、その成長の速さに驚いた。 2、3日後には巣立するだろう。

他の森は、どうも思い通りに観察できないので、つまらなくなった。 他の森での今シーズンの観察は終了しようかと思う。

と言うことで、ツミの林に行ってみた。 こちらもあと一週間ぐらいで巣立つだろう。 観察しているとちょうど♂が餌を運んできた。 ♀がひとしきり食べた後、巣に運んで雛に与えていた。

天気があまりよくないので観察も湿りがちになってしまう。 巣立った幼鳥たちを見て元気を出したいと思う・・・・。

ガビチヨウだけはいつも元気だ。

藪のホトトギス。

ぺりっとを吐こうとするカワセミ。

餌を食べるツミ♀。

梅雨空で争うカラスと♀。

餌探しに飛ぶ♂。

ネムの花。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森の状況2

2018-06-10 09:10:20 | 写真

オオタカの森。 新たな一ヶ所にて雛3羽確認。 別の森では、孵化していると思うが、巣が深いためか雛は見えない。 もう一ヶ所は巣が見えないので状況分からず。である。 

だが、今シーズンはどうもいつもと違う気がする。 雛の成長が遅いように感じる。 例年だと梅雨入りの頃は巣立の頃である。 これから台風、大雨、高温の季節になる。 無事越えられるか心配になる。

何年か前、風が強い日♂が餌捕りに出かけ、怪我をおってその後何日も現れなかったことがある。 その間雛一羽が死んだが、一週間ぐらい後にようやく♂が現れ、何とか巣立ったことがあった。 ♂は翼が折れ見た目にも怪我していることが分かったが、最後まで頑張り通した。

彼らを観察しているといつも頭が下がってしまう。 こんな彼らをいつまでも残したいと思う・・・・。

赤色型のホトトギスが空を飛んだ。

ツバメが巣材を集める。

カワセミが池に現れる。

木をつつくコゲラ。

さえずるホオジロ。

見張り場から飛び立つ♀。

餌をつかむ♀。

餌を探して飛ぶ♂。

赤い実。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

育雛期

2018-06-07 09:20:31 | 写真

オオタカの森、雛が生まれたこの時期、♂は餌運びに大変である。 雛の成長は餌の量に比例する。 餌が豊富だと日に日に大きくなる。 これまでで一番早い巣立は6月3日だった。

カメラマンなどに囲まれると、ストレスを感じて餌運びが鈍くなり、巣立はめっきり遅くなるのだ。 最悪の場合、雛が死んでしまうこともあるのである。

初めて観察したペアの♂は賢く、雛の成長に合わせて餌を持ってきた。 雛が小さい時は、何か小鳥の雛の様なものを持ってくる。 その後成長に合わせスズメ、コジュケイの雛、ムクドリとだんだん大きくなってゆき、最終的にはほとんどムクドリになる。 また♀には雛とは別に、ハト、コジュケイ、コサギなど大きな餌を持ってくるのだった。

♂♀の餌渡しは一瞬、太い枝などで行う。 この時期親鳥は大忙しである。 静かに見守りたいと思う・・・・。

一瞬の餌渡し。

餌を食べる♀。 雛に与えた残りのようだ。

ひっそり咲くアカバナユウゲショウの花。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

餌運び

2018-06-02 09:02:01 | 写真

あるオオタカの森、周りの木の葉が茂ると、巣が見えなくなるのだが、そのあたりで♀が鳴いていたので、雛が居るようである。 カラスを警戒しているようで、近くで♂も見張っていた。

また別の森、こちらも巣が見にくいが、♀がカラスと争っていたので、雛が居るようである。 ここの所♂が餌運びするところを、正面から撮りたいとチャレンジしているが、いつも外されている。 今回もこちらから来るだろうと待っていたら、真後ろから来て頭上を越えて行った。 悔しい~。

こんなことの繰り返しである。 野生の生き物は思い通りにならない。 観察と粘りが一番必要なのである・・・・。

だが巣の前など、ストレスをかける場所で粘ってはいけない。

見張りの♂。

風でバランスを崩す。

こんな感じだろうか。

ホトトギスが通過。

カラスと争う♀。

餌を持った♂が、真後ろから来て頭上を通過。

アジサイの花。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする