長期化する自粛ムードの中、ちょっとやる気も薄れてきた。 近くの森を歩いてみたが、夏鳥には会えなかった。 鳥も移動自粛しているのか？
桜が散った後に実ったサクランボを、ヒヨドリやスズメがしきりに食べていた。 ちょっと贅沢？
我々は今、世界史上に残る様な禍の真っただ中にいる。 そんな中、どんなことが起き、何を考えたのか、沢山の人が残しておく必要があるのかもしれない。
オオタカの森全く静か。 居るのか居ないのか分からなかった。 だがずっと見守ろうと思う・・・・。
虫をくわえるコゲラ。
サクランボを食べるスズメ。
ツバメ。
黄色い可憐な花。
2021年、WWF Japan（世界自然保護基金） ダイアリーフォトコンテストに入賞し、2022年度版ダイアリー（予定帳）に写真を掲載してもらえることになりました。
ダイアリーを使われてる方は、来年はこちらも使ってみてください。
若いころから野鳥写真撮影を始めて以来、ずっと自然や野生の生き物達を守りたい、と思いながら撮影や調査を行って来ましたので、今回の賞はとてもうれしく思います。
これからも体が丈夫な限り、人間の作為のない、生き物達の普段通りのありのままの姿を捉え、残し、伝えて行きたいと思っています・・・・。
ツミ♂♀。
オナガ。
オオタカの森、静かになってきた。 まだ本格的な抱卵には入っていない様だった。
どこから情報が漏れたのか分からないが、趣味・遊びのカメラマンが増えてきてしまった。 オオタカが良くとまって休む木の前で何時間も見張っている人達が現れた。 そのため、現れてもすぐ飛んだり、隠れたりするようになってしまった。
このように何時間も見張られるのが彼らは最も嫌いだ。 自分に置き換えてもすぐ分かることであろう。 繁殖経験がないペアのようなので先行きが心配だ。
と言うことで、このオオタカのブログもしばらくお休みとする。
自然を守りたい人達からは、野鳥カメラマンは嫌われている。 特にオオタカ狙いは嫌われている。 「野鳥カメラマンによる、オオタカ繁殖への悪影響について」などの論文が研究者から出されていると聞く。
常に周りの人に見られていることを意識し、行動に注意し静かに見守るようにしたい・・・・。
林の♀、まだ抱卵せず出てきてしまっている。（心配だ）
林で警戒する♂。
ムクドリ。
ひっそりと咲く、トキワツユクサ。
オオタカの森、森に着くと♀が枝で餌を持っていた。 その後どこかへ行った。 おそらく抱卵していると思われる。
散策路をぶらぶらしていると、倒木などに鳥の羽根が、まとまって落ちている場所が何ヶ所かあった。 ♂はこの辺りに餌を運んでいるのだろう。
しばらくすると♂が餌を運んできて♀を呼んだ。 ♀が飛んできて餌を受け取った。 だが予想に反し道に近く、超望遠では撮れない。
ようやく餌を運んでくる方向、渡す場所が分かった。 あとは運が良ければ撮影できるかもしれない。
爽やかな季節のはずなのだが、コロナ第4波が始まり、気持ちはいつまでも爽やかにはならない・・・・。
枝の上で餌を掴む♀。
所どころに、羽根がまとまって落ちている。
♂が餌を運んできて渡した。近すぎて撮影できない。
カラスも巣造り中のようだ。
路地に咲くスミレ。
気温の高い日が続いている。 このまま続くと先が思いやられる。
オオタカの森、木々が芽吹き、早くも新緑の候と言った感じだ。 朝着くと、いつもだと交尾の声が聞こえるのだが、今日は聞こえない。 だがいつものように林内にいるようだ。
餌渡しの声が聞こえたが姿は見えない。 昼頃になって交尾の声が聞こえたが、あと数日で終わるだろう。 もう抱卵間近のようだ。 ♀が巣に近付くカラスをしきりに追い払う。 少し神経質になっているようだ。
もう少ししたら森も静かになる。 無事に子供が生まれるまで静かに見守ろうと思う。 何事も起こらないよう願いながら・・・・。
芽吹きをバックに、枝にとまる♀。
林内で見張りをする♂。
交尾行動も終わりが近い。
桜吹雪。
林のコゲラ。
