Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

梅の香

2018-02-25 09:19:22 | 写真

昔からの古い集落が残る場所。 梅の花が満開である。 花の香りが風に漂う。

新規オオタカ営巣地を歩いた。 良く飛ぶ姿を見かけ、ディスプレイ、鉄塔へのとまり、鳴き声を観察していたが、どうしても営巣場所が特定できない。 鳴き声も繁殖期のそれではないように思う。

そんなに難しい鳥ではないと思うのだが、見つからない。 こうなったら地元の仲間の力に頼るしかない。 最近のオオタカは、マンションの隣や家の裏など、とんでもない場所に営巣するので、今回もとんでもない場所かもしれない。

森を歩きながら、カケス、アオジ、シロハラなど、そして綺麗なルリビタキの♂に出会えた。 だんだん春めいてゆく森の道、季節の移り変わりの様子を静かに観察してみよう・・・・。

栗とヒヨドリ。

怖い顔のシロハラ。

枝のアオジ。

枝先のアオゲラ。

枝で休むカケス。

青空にオナガ。

綺麗なルリビタキ。

オオタカ。

梅林。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑感2

2018-02-22 10:08:41 | 写真

オオタカの希少種解除の理由は、たしか全国で約9000羽に増えたからだ、と言う事だったと思う。 この数って多いのだろうか?。

東京ドームだけでも約50000人入れるのである。 全国のオオタカを集めて、東京ドームの座席に座らせても、スカスカ、ガラガラではないか。 この数が多いと言うのは、どういう根拠からなのだろう。 

このような感覚を無視して、野生動物や自然を扱っているのだろうか。 ある一つの断面から見るのではなく、トータル的な視野から見るべきと考えるのであるが。

今、オオタカは都市公園での繁殖例が増えているようだ。 これは数が増えたからではなく、行く場所がなくなったから、しょうがなくである。 今、川や池で見られるオオタカは、ほとんどが営巣する個体ではない。

厳しい状況の彼らを、皆で見守っていきたいと思うのである・・・・。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更なる森

2018-02-18 09:50:37 | 写真

梅の花が咲き始め、日中はやや暖かくなったものの、やはりまだ寒い。

更なる営巣地探しに歩いてみた。 住宅街に残るわずかな緑地で、オオタカの鳴き声が聞こえた。 2つ目の新たな営巣地発見である。

その後も、いくつかの森をぶらぶらと歩いている。 時には旬の綺麗な鳥にも出会う。 木の天辺にヒレンジャクがとまっており驚喜したのである。 この鳥、居る所には沢山いるのだが、一羽でポツンといるのも綺麗だ。

確実に季節が進み、もうすぐ春である・・・・。

飛立つオナガ。

アオゲラにもよく会う。

天辺のヒレンジャク。

2つ目の新たな森のオオタカ。ひどい枝かぶりだ。

仲良くとまるオオタカペア。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

残念な森

2018-02-15 09:46:08 | 写真

また営巣林の木が切られた。 行政や保護団体が注意しても、一向に聞き入れない。 この地にはオオタカは必要ないと言う事らしい。

自然保護や野生動植物の保護活動では、その地に係る人達の価値観や認識の一致が、必要不可欠であると感じる。 モラルの欠如や利己的な考えの人が多くそれが叶わない時は、ある程度法律等により強制する力も必要と感じる。

オオタカの希少種解除はその力が弱まる方向へ進んだ。 初めはかすかな懸念だったが、今や大きな懸念となり、オオタカに明るい未来はないと感じている。残念なことである。

一部の人達の利益や生活の便利のため、邪魔になるものは排除していくという考えなら、物言えぬ貴重な自然や生き物は、あっという間に消失していくだろう。

自分勝手な価値観の多様化が進み、モラルの欠如した現代社会はどこに向かっていくのだろうか。 しっかり考える必要があるのではないか、と思う・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

待遠しい春

2018-02-11 08:03:54 | 写真

陽射しは春めいてきたが、気温が上がらない。 寒いのもそろそろ終わりにしてほしい。

相変わらず森を歩き回っている。 新規オオタカの森、上空で♂の波状ディスプレイが見られた。 だが営巣場所の特定ができていない。 最近のオオタカは鳴かなくなったので難しい。 でも付近で営巣はするのは確かなようだ。

他の鳥達も色々見られた。 カワセミの池にダイサギが飛んで来て、猛烈な勢いで小魚を食べる。 こんなに魚が居たのかと驚くと同時に、カワセミにも残しておいてほしいと思う。

もうすぐ春、陽射しが明るくなると、やはり色々な期待で心がウキウキする。 だが一方で、残念な森もあるのである・・・・。

森で騒ぐカケス。

枯葉の上のカシラダカ。

ルリビタキ♀。

梢のツグミ。

幹で餌を探すアオゲラ。

池で餌を採るダイサギ。

恨めしそうなカワセミ。

空を行くワカケホンセイインコ。

オオタカ幼鳥が飛んだ。

成鳥も低空を飛ぶ。

林のオオタカ。

伸びをした。

♀も休む。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かすかな懸念

2018-02-08 10:32:43 | 写真

オオタカが国内希少野生動植物種の、指定解除が決まってから初めてのシーズンを迎えている。 かすかではあるが一部に、希少種が解除されたのだから保護しなくてもよいのではないか、と言う空気がなんとなく流れている気がする。

指定されているとか、指定されていないとかで、オオタカの希少性が変わるわけではないのだが、確かにルールを守らないカメラマン等に注意したり、立入場所を制限したりする時の、根拠と言うかよりどころが弱くなったように感じる。

今見られるタカが、越冬個体なのか営巣個体なのかの区別も分からず、オオタカの真の実態がつかめていない今、希少種を解除されたから、保護の必要がないと言うのは早計だと感じる。 オオタカから見れば迷惑な話だ。

この辺りのオオタカの数は、既にピークを越え年々少なくなっていると感じる。 繁殖成功率も低くなっている。 この様な空気が広まれば、あっという間に数が減ってしまうことが懸念されるのである・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森の巡回

2018-02-04 10:18:51 | 写真

毎週いくつかのオオタカの森を巡回している。 寒さのせいか、いまいち活動的ではない。 雪も残っており、昼近くになると、道がぬかるんで歩きづらい。

道を歩きながら、オナガ、アオジ、残雪の上ではビンズイやキセキレイを観察した。 ある森では、林にとまっていたオオタカ幼鳥を追い出しに、成鳥が現れた。

日照時間が長くなり、陽射しも春めいてきたが、とにかく寒い。 早く暖かくなってほしいと思うのであった・・・・。

カラスの足跡のようだ。

林のアオジ。

元気なエナガ。

そしてオナガ。

残雪にはビンズイ。

そしてキセキレイ。

飛出し態勢のオオタカ。

低空を飛ぶ。

森の中で羽根をブルブル。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする