梅雨時の様な天気が続いている。 オオタカの森は、雛も順調に育っている様だ。
森の中では、たまに足環の付いたハトの足が見つかる。 たぶんオオタカの犠牲になってしまったレース鳩のものの様だ。 レース鳩を飼う人達の中には、高価な鳩を捉えられて、オオタカを憎み罠で捕らえる人までいるようだが、それは法律違反なので止めた方がよい。 オオタカに罪はない。
一方で、飼い鳩はハトトリコモナスという病原体を持っているらしい。 それを雛に与え、食べてしまったオオタカの幼鳥は、巣立前に発病し、喉や顔に潰瘍ができ衰弱して死んでしまう。 そんな事例を2回ほど見た事がある。 可哀そうだが何もすることはできなかった。
立場の違いで色々な感情が生じるが、雛は生まれても全て生き残れるわけではないのだ。 自然界にある沢山の難関を乗り越えて、ようやく独り立ちできるのである。 なので野生生物の命にも関心を持ち、尊いと考えてほしいのである・・・・。
営巣地を飛ぶ♂。
森で休む。
暑い日は水浴びをする。
精悍で美しい♂。
巣でくつろぐ♀。こんな感じ。
見張りをする♀。
巣立ったばかりのエナガ幼鳥。