Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

厳冬

2023-01-28 19:09:02 | 写真

朝起きて外を見たら、うっすらと雪が積もっていた。 寒そうなので、出かけるのをやめようかと思ったが、しばらくオオタカの森へ行っていなかったので、ちょっと行ってみた。

朝着くと入り口付近に♂が居たらしく、奥の方へ飛んで行った。 枝にしばらくとまって、♀を待っているようだったが現れなかった。 昼頃林を出てどこかへ飛んで行った。 

寒くなって来たので帰ろうとして上を見たら、空でカラスと争っていた。2月になると活動が活発になって来るだろう・・・・。

道にうっすらと積もる雪。

♂がとまり♀を待つ。

可愛いメジロ。

杉で餌を探すモズ。

ハシブトガラス。

上空でカラスと争う。

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生態写真撮影法

2023-01-22 09:03:38 | 写真

今週は、記録的な寒さになるそうなので、オオタカの観察はしたいが、外出は控えようと思っている。 これから繁殖行動が活発になっていくが、交尾行動の撮影法を記載してみたいと思う。

交尾の撮影には、まず♂♀の区別ができる必要がある。 ♀が居る場所に♂が飛んで来て行動が始まるので、まず♀を見つけファインダーに居れて待つ。

このとき必ず近くに♂が居るので、気付かれないように静かに動かずに待つ。 ♂が飛ぶと同時に♂♀が鳴き始めるので、声と同時に連続シャッターを押す。 そのうち♂がフレームに入って来るので、しばらくシャッターを押し続ける。で、写真が撮れる。

交尾が終わっても、しばらく♂♀が並んで休んだりするので、そのシーンも撮る。 だが気を付けなければならないのは、♀の背に♂が乗ったからと言って交尾ではない。 ちゃんと成立した写真でなければ生態写真にはならない。 他のブログで交尾と称する写真を時々見るが、成立していない写真が多々ある。 気を付けよう。

ちなみに、撮影にはブラインドなどの必要はない。 ブラインドなど張るとかえって警戒する。 いつも観察しているようにブラっと気楽に居ればよい。 緊張していると伝わるのでのんびりとすること。

なお、何度も書いているが、彼らはこの時期最も警戒心が強い。 ストレスを与えない様十分注意をする必要がある。 それが守られなければ、悪質写真家と言われてしまう。

野生生物のありのままの行動は、伝えるべきだと思っている。 それにより研究が進んだり、若い世代に興味を持ってもらったり、多くの人が驚いたりしてほしいと思っている・・・・。

不成立

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寒い林

2023-01-18 11:29:30 | 写真

寒い日が続く。 風が吹くととても寒い、長い時間外に居ると凍える様だ。 オオタカの森へ行った。 昼頃ちょっと現れたが、その他は不在だった。

午後になり寒くなったので帰ろうと思ったころ、道に歩いていたキセキレイを撮ろうとレンズを向けると、突然空から何かが降って来た。 とっさにシャッターを切ったが、キセキレイは間一髪飛んだ。 道に立っていたのはツミの幼鳥であった。 しばらく茫然としていたが、枝に飛びあがり何処かへ飛んで行った。

野生の世界では、小鳥たちはいつも警戒していなければならない。 いつ襲われるか分からないからだ。 だが、猛禽も同じ、以前観察していたオオタカの森では、ツミやハイタカ、フクロウなどの羽根が時々散らばっていた。 オオタカにやられたのかもしれない。 

森や林があれば、このような弱肉強食の世界を、身近な自然の中で感じられるのである・・・・。

キセキレイを撮ろうとしたら、突然ツミが空から降って来た。

枝にとまった後何処かへ行った。

林縁のシロハラ。

キジバト。

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営巣ダカ

2023-01-13 09:48:02 | 写真

オオタカの森へ行った。 ♂♀が居たが、すぐ♀が何処かへ行った。 ♂がキョロキョロと何かを探している様だった。

今頃いるタカには、越冬ダカと営巣ダカがいる。 池や川に居るのは、おそらく春には北方に帰る越冬ダカだ。 

営巣ダカは12月頃から営巣林にペアで定着し、その後ディスプレイ → 巣作り → 求愛給餌 → 交尾 → 抱卵と進んでいく。 一般的に、現在は巣作りから求愛給餌の頃。 バレンタインデー前後から交尾し、3月下旬から4月上旬に抱卵に入る。 ペア活動が最も観られる時期だ。

しかしながら、彼らが最も警戒する時期であり、観察・撮影には十分な注意が必要である。 動物の写真は、高性能な機材よりも、対象の生態を熟知する方が重要であるが、熟知しようとする余り、頻繁に近づいてはいけない。(毎日通ってはいけない。) ストレスを与えてしまい、本当の姿を見せてくれなくなってしまうのである。(営巣放棄する場合もある。)

この辺の我々の行動は非常にデリケートで、一種の技量であり、写真家の感性の試されるところである。 これからの季節、彼らの生活を邪魔せず、あるがままの姿で記録を残し続けたいと思っている・・・・。

林の♂。何かをキョロキョロと探している。

林縁の林で少し休んでから飛んだ。

ヒヨドリが羽虫を捕らえている。

枝のシメ。

モズがとまる。

黒い実を食べようとするヤマガラ。

体の模様が面白い猫。

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オシドリの池

2023-01-09 08:39:13 | 写真

天気が良いのでオシドリの池へ行ってみた。 5年ぐらい前から、場所は知っていたが初めて行った。 結構多数いたが、池の中央には出てこなかった。

夕方水浴びに出てくると聞いていたが、この日は出てこなかった。 市街地外れの静かな場所だ。 気持ちの良い自然はいつまでも残ってほしい・・・・。

湿地のオシドリ。結構な数だ。

石の上で、羽繕いや羽ばたき。

ゴイサギが休む。

シジュウカラも訪れる。

カワセミが水浴びに来た。

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写し初め

2023-01-05 08:43:22 | 写真

今年初めてのオオタカの森へ行った。 森の入口で見ていると、音もなく突然♂♀が後方から飛んで来た。 ♀の後を♂が飛ぶ。 風の無い穏やかな晴天、ディスプレイフライトだ。 低空すぎて2羽同時に画角に入らなかった。

その後、♂が杉にとまり♀を待っているようだったが、♀はノスリを追い出しに飛んでいた。 ♂が上空でカラスと争うなど、活動は活発になってきたようだ。

じっとして見ているだけだけど、寒さも忘れ面白かった。 これからも見続けたい・・・・。

♀が飛んで来た。

2羽のディスプレイフライト。♂♀で優雅に飛ぶ。

杉で休む♂。

カラスと争う♂。

木の洞にたまった水で、水浴びするシジュウカラ。

メジロの曲芸。

林のツグミ。

何かを食べるシメ。

キジバト。

草むらの茶トラ。

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2023年

2023-01-01 08:51:42 | 写真

今年もよろしくお願いします。 できる限りオオタカを見守り続けます。

年末に川で撮ったカワセミ等。

魚を捕らえ、近くの♀にあげたかったのだが、来なかったので食べた。

コガモ。

モズ。

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