Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

新緑の野山

2023-04-28 08:51:12 | 写真

オオタカは抱卵中と思われるので、新緑の野山へ行って見た。 川や田んぼを通り隣町の公園まで行って見た。 新緑がまぶしい。 田はまだ水が張っていないので、鳥は少ないようだ。

ツバメがしきりに巣材を運んでいく。 見上げたらハヤブサの幼鳥が飛んだ。 スズメもにぎやかだ。 

川ではカワセミのペアに出会った。 花も沢山咲き、暑くも寒くもなく爽やかな一日だった・・・・。

ツバメが飛び回り、巣材を運んでいた。

ハヤブサの幼鳥が飛ぶ。

ツグミ。

電線のカワラヒワ。

賑やかなスズメ。

カワセミのペアが居た。

サツキイチゴ?

アカツメクサ。

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寒暖差

2023-04-23 12:14:14 | 写真

最近寒暖差が大きく体調維持が大変だ。 オオタカの森、♀が抱卵に入ってから、朝晩寒い日が続いている。 卵は孵化までには37℃位で、35~40日間抱卵し続けなければならない。 雨の日も風の日も抱卵し続ける。

♂はその間餌を運び続ける。 ♀は食事や水浴び等の間巣を離れるが、その間は一般的に♂が抱卵を交代する。 卵が冷えてしまうと死んでしまう事があるからだ。 ♂も♀も大変な労力である。

こうしてようやく卵が孵化し雛が誕生するのである。 撮影などのストレスがかかると、♀は巣を離れてしまうことが多くなり、孵化に至らないことがあるのである。

私は、彼らにストレスをかけてまで写真を撮ろうとは思わない。 ありのままの自然の姿を見たいと思う。 何時までも自然が残り、彼らが居続けてほしいと思っている・・・・。

今後しばらくはオオタカのブログはお休みとする。

抱卵中、営巣林内で見張りをする♂。

さえずるヤマガラ。

ガビチョウもさえずる。

上空を飛ぶツバメ。

山藤の花。

路地で寛ぐ猫。兄弟?親子?

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静かな森

2023-04-18 10:03:04 | 写真

天気が不安定だ。 オオタカの森は静かだった。 ♀が抱卵中のようだ。 カラスが近づいたのか時々声が聞こえる。 ♂は見張り中だ。

最近、都市部の公園などで繁殖するオオタカが増えているようだ。 人に慣れたなどと言う人がいる。 だが、オオタカは人には慣れない。 けして神経質な鳥とは思わないが、繊細で常に人を気にしている。 なので、人の行動が一線を超えるとあっけなく営巣放棄してしまう。

この一線が何処にあるかが難しい。 個体差があり、観察を続け常に気を付けてないと分からない。 特にカメラマンは常に気を付けていないといけない。 経験と年期が必要なのである。 知識のない人は安易に撮影してはいけないと言うことである。

バードリサーチのレポートに、人の立入禁止をしている繁殖地の繁殖成功率は、禁止していない営巣地の繁殖成功率の3倍高いという報告がある。 やはり人が繁殖を妨げる原因として高いことを示している。 なので、立入禁止の場所が多いのである。

いずれにしろ、オオタカと言う気高い鳥を身近に見ると、人は大変感動する。 何時までも皆が見られるよう、ルールを守り優しく見守ることが必要なのである。

抱卵期に入ったので、ほかの探鳥場所へも行って見ようと思う・・・・。

営巣林への立入制限はオオタカの繁殖成功を促進する | バードリサーチニュース

林内で見張りをする♂。

カラスと争う♂。

巣材を集めるカラス。

ブロック塀で休む猫。いつも怖い顔をしてる。

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藪の中

2023-04-12 09:34:34 | 写真

最近風が強い。 花粉の次は黄砂が飛ぶ。 目や鼻、喉の調子が悪い。 

オオタカの森、着くとしばらくして♀が空を飛んだ。 更に歩いていると、♂が餌を運んできて藪の中で鳴いた。 ♀を呼びしばらく鳴いていたが、♀が来ないので獲物を枝の上に置いて飛んで行った。 獲物はムクドリだった。

この♂、藪の中が好きなようで、よく藪の中に居る。 あまりオオタカらしくない。 なかなか♀が帰ってこないので、あちこち探している様だった。 

もうすぐ抱卵だろう。 前半は無事に過ぎたようだ。 今後も何事もなく繁殖成功してほしいと思う・・・・。

♀が空を飛んだ。

♂が餌を持ち藪で鳴いていた。 足元にムクドリ。

シジュウカラもさえずる。

カラス光の加減でグレーに見える。

シロハラが歩く。

咲き始めた藤の花。

新緑光る森。

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芽吹きの頃

2023-04-05 09:45:16 | 写真

桜吹雪の中を歩いて、オオタカの森へ行った。 朝着くと奥の方で交尾の声がわずかに聞こえた。 移動しながら見ると、杉の枝にペアが並んでとまっていた。 しばらく見ていたが、仲が良さそうなのでホッとした。

森は新緑が芽吹き、綺麗で気持ちが良かった。 午後再度行ってみると、♂が餌を運んできたようだった。 渡す瞬間は見えなかったが、直後だったようで、♂♀が太い枝にとまっていた。

来週頃抱卵と思われる。 また森は静かになってしまい寂しくなるが、子供が生まれるまで静かに見守りたいと思う・・・・。

杉にとまるペア。仲良さそうだった。

枝の上で餌を渡したようだ。直後、♂が飛んで行った。

先日見たヒレンジャク。

新緑芽吹く森。

日陰で休む猫。

 

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生態写真撮影法2

2023-04-03 09:28:57 | 写真

オオタカの森、着くと♂が巣に入って巣作りをしていた。 帰り際カメラをしまうと、♂が餌を持って空を飛んで来た。 が、写真は撮れず。 いつもの事だ。 抱卵直前のこの時期、♀に栄養を付けるため餌を頻繁に運んでくる。

そこで、餌渡しの撮影方法をちょっと書いてみる。 餌渡しの撮影は交尾等に比べるとかなり難しい。 個体差によってかなり異なり、決まった行動をするペアを見つけなければならない。 大体同じ場所で餌渡しするが、人の気配を感じると餌渡しをしないなど、行動が変わるので難しい。

まず餌渡しの場所を見つけなければならない。 観察を続け当たりを付けてからさらに観察をする。 太い木の枝や倒木などで渡す。 渡す辺りに餌の羽根などがついているので、そのあたりで静かに待つ。 ブラインドなどは不要。

待っていると♂が餌を運んでくる。 あわてると逃げるので注意。 しばらく鳴いて♀を呼ぶ。 ♂をファインダーに入れ待つ。 鳴きながら♀が飛んでくるので連続シャッターを押す。 ♀が餌をもらい♂が去るので、そこまでシャッターを押し続ける。 ♀が残っていたらそれも撮る。 で終了。

と、簡単に書いたが実際は難しい。 今の森の♂は、餌渡しの場所が決まっていないので、どこで渡しているのか分からない。 直接渡さず地面に置いたり、枝に置いたりして間接的に渡すことがあるので、更に難しい。

だが、本当に撮れた時は感動する。 こんな感動を多くの人たちに伝えたいと思う。 野生の生き物たちの真の姿には、美しく人を感動させる力がある・・・・。

当然のことながら、影響を与えない様、撮影には十分注意して行う必要がある。♀が取りに来ない時はすぐやめる。

幼鳥♀に餌を渡す。

倒木で餌を渡す。

太い枝で餌を渡す。

森は花であふれている。

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