野鳥の中で最も頭が良いと言われているのは、ハシボソガラスである。 クルミをくわえ空高く舞い上がり、アスファルトの道に落として割り、中の実を食べるところを何度か見たことがある。 公園などの滑り台で遊ぶところを見たなどと、聞いたこともある。 カラスは集団性があるので、仲間と遊ぶなどとも聞く。
またオオタカをずっと見てきたが、オオタカもかなり賢いと思っている。 狩りなどをする時、鳩を野球場のネットに追い詰めて狩ったりする。 朝着くとネットの下に羽根が沢山落ちていたりすることがある。
カラスを狩る時は、高い枯れ木にとまり自分が囮になることによって、カラスが寄ってくるのを待つ。 充分集まったところでチョッカイを出してくるカラスの隙をついて飛び立ち、空中で捕まえたりするのである。
カラスは手ごわい相手なので、近くに池などがある場合、池の中に落とし絶命させてから引き上げる。 その後食べるのだが、カラスはおなかが一杯になるらしく、食べると3日間ぐらいは食べなくても大丈夫なようだ。 ちなみにムクドリだと1日、鳩だと2日間ぐらいは食べなくとも大丈夫なようだ。
オオタカは集団性がないので、成鳥はオオタカ同士で遊ぶことはないようだが、幼鳥は巣立ち後しばらくは遊ぶようである。 何年も観察していると、成鳥が遊びに来たのかなと思うことがある。 充分顔見知りになると、人間に対しては遊び心がわいてくるのかもしれない。などと思える。
以上のように、結構賢い鳥だと思っている。 次回はオオタカの賢さにつて記載してみたいと思う・・・・。
クルミをくわえて上空に舞い上がり、アスファルトに落とすハシボソガラス。
オオタカ。親近感がある。
いろいろなシーンのオオタカ。