主に観察を行なっている2ヶ所のオオタカ営巣地、現在の所♂♀を確認しており、ほぼ定着していると思われる。 来年に入ると繁殖活動が忙しくなるだろう。
しかしながら、以前に比べると本当に鳴かなくなり、息をひそめて生きているように感じる。 人に木を切られ、台風に棲家を荒され、カラスに邪魔されて、生きるのも一苦労の様子。 我々オオタカを知り尽くした者たちでも、彼らの把握がしにくい状況になっている。
多くのカメラマンは、狩りの様子や豪快に飛ぶ写真などを狙っている様だが、それはオオタカの生活のほんの一部だ、オオタカを理解したとは言えない。 ほとんどは目立たない普通の日常生活。 そんな、ありのままの姿の観察も大事だと思っている。
写真集をまとめ終えたので、オオタカの撮影は終了しようかと思っていたのだが、希少種を外されて以来、今後の彼らが少し心配になってきている。 もう少し彼らを見守りたいと思うようになった・・・・。
営巣地を飛ぶ♀。
営巣地を飛ぶ♂。
ひっそり佇む幼鳥。(少し手ブレした)
道路わきに食痕。
森のアカゲラ。
ルリビタキ。
ジョウビタキ。
林縁のカシラダカ。
アオジ。
メジロ。
来年もよろしく。