Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

夏鳥ちらほら

2018-04-29 09:01:18 | 写真

ゴールデンウィークに入った。 天気も良く何処も多くの人出であろう。 ということで、GWは毎年おとなしくしている。

あるオオタカの森とツミの林に行ってみた。 オオタカの森、相変わらず静かである。 本当に居るのかな?  

森に入るとウグイスやキビタキの声が良く響く。 期待していたサシバも飛ぶ。 ビンズイも鳴いていた。 と、夏鳥がちらほらと見られた。 いつも真っ先にさえずる、センダイムシクイの声が聞こえず、ちょっと寂しい。

ツミの林は♂♀がそろい休んでいた。 巣もほとんど出来上がり、もうすぐ抱卵のようだ。 だんだん森もにぎやかになって行き、夏の香りが漂っていくのである・・・・。

藪でさえずるウグイス。

キビタキにも会えた。

ビンズイも鳴く。

空にはサシバ幼鳥。

ツグミが飛んで行った。

枝で休むツミの♂。

♀は食事中。

枝のオオタカ。

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抱卵期3

2018-04-26 12:58:19 | 写真

オオタカの森、抱卵期も後半に入った。 孵化に必要な温度は、確か37~38℃位だと思った。 後半に入ると気温も高くなってくるので、四六時中抱卵してなくてもよいようだ。 温度は高すぎてもいけない。 なので、♂が巣を見張っている間、♀が巣を離れ、近くで休んでいたりすることがある。 

ある森の♀、雨の降る中も抱卵して居たので、羽根が濡れた様である。 それが嫌なのか、営巣林横の、陽の当たる草むらに出てきて腹ばいになり、羽根を広げて甲羅干しをしていた。 こんなことは珍しい。

無防備な格好である。 何時ものことだが、私が近くに居るのに気にならないのだろうかと、不思議に思ってしまう。 もうすぐゴールデンウィークが始まる。 無事過ごしてほしいと思っている・・・・。

♀が抱卵中、森で見張りをする♂。

草むらで羽根を乾かす♀。(雨の中での抱卵、ご苦労さん。)

フジの花が咲く。

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猛禽デー

2018-04-22 09:37:41 | 写真

森へ行った。 この森、春秋には必ずサシバが見られるので、サシバでも居ないかと思い行ってみた。 歩くと汗ばむような気温だが、小高い丘に登ってみた。

丘では、ツミ、オオタカ、ノスリが飛ぶのを見た。 その後、何時もの場所へ行ったが、ここでもツミ、オオタカ、ミサゴ、チョウゲンボウを見た。 サシバも飛んだが遠かった。

昼頃、サシバがカラスに追われ低空を飛んだが、昼食中のため撮影できず。 残念だった。 このように一日の短時間で、6種類の猛禽を観察できた。 こんなことは珍しいことである。

帰りにオオタカの森へ寄ったが、抱卵中か全く気配なし。 夏鳥も見つからず、次回に期待しようと思う・・・・。

オオタカ幼鳥が飛ぶ。

ノスリ。

ツミも飛ぶ。

森なのにミサゴが飛んだ。

チョウゲンボウも。

残念、遠くのサシバ。

草むらのアオサギ。トカゲを狙っているようだ。

さえずるホオジロ。

ストロベリーキャンドルが咲く休耕田。

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抱卵期2

2018-04-19 09:25:56 | 写真

オオタカの森、相変わらず静かである。 時々♂が様子を見に来たり、餌を運んで来た時だけ存在が確認できる。

以前、巣の真上に監視カメラがあり、遠方からモニターで監視している場所があった。 その映像を見せてもらった事があるが、巣に座る♀は、複数の卵にまんべんなく体温が伝わるように、くるくる回ったり腹の下の卵を転がしたりと、結構頻繁に姿勢を変えていた。

また時折、腹の下の巣材をぐいぐいと上に引っ張り巣を動かしていた。 おそらく、巣にたまったごみなどを、巣材の隙間を通し、下へ落としているももと思われた。

この様に一生懸命抱卵し、雛の誕生を待っているのである・・・・。

近くで見張りをする♂。

時々餌を運んでくる。

一瞬の餌渡し。

巣材をぐいぐい引き上げる。

静かに咲く、ミズキの花。

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ツミの林

2018-04-15 09:11:29 | 写真

最近風が強い。 相変わらず花粉も多く飛んで目がかゆい。 オオタカの森はあまり動きが無いので、ツミの林に行った。

林に♀がとまっていたがあまり動きが無い。 が、しばらくすると、♂が餌を持って現れ♀に渡した。 一瞬の出来事だ。 ♀は近くの枝で食べていた。 

生態はほぼオオタカのようだが、スケールが違う。 ツミは林の一角で営巣できる。 なので写真は撮りやすい。 でも野生の生き物、生活に支障をきたさないよう静かに見守りたい。

夏鳥の便りもチラホラ、新鮮な出会いを期待して撮影に出かけようと思う・・・・。

枝にとまるツミの♀。

♂が飛んで来て餌を渡した。

餌を食べる♀。

オオタカの森、♂が飛んだ。

イワツバメも飛ぶ。

ハイタカも飛んだ。

シロハラがまだいた。 

タンポポの丘。

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抱卵期1

2018-04-12 08:56:10 | 写真

オオタカの森はどこも抱卵中である。 この辺りでは3月末~4月頭に抱卵に入る。 抱卵に入ると、森は静まり返り、今までの賑やかさは何だったのかと思うほど静かになる。 

抱卵中は、♂が時々現れ様子を見に来る。 巣の近くで短く鳴き♀に合図を送る。 ♀は交代したい時はその合図で出ていくが、必要ないときは抱卵を続ける。 その後♂は餌捕りに出かけるか、近くで見張りを行うのである。 

巣にカラスなどが近付くと、♂が追い払いに飛んでくる。 ♀が鳴いたりしてもすぐ飛んでくる。 頼もしいかぎりである。

夏鳥がまだ到着しないようなので、野鳥写真は暇になる。 近くの林に行ってみたらツミが居た。 しばらくツミを観察しようかと思う・・・・。

カラスを警戒する♂。

暇なときは羽繕い。

抱卵中。巣の写真は載せられないので、イラストでご容赦を。

ツミが居た。

林床に咲くシャガ。

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森の様子

2018-04-08 08:48:43 | 写真

今シーズンは花粉が多いようだ。 目がかゆくて困ってしまう。

今シーズンこれまでに4ヶ所の森でオオタカペアを確認できた。 だがある森、これまでのオオタカの常識に当てはまらない生態パターンなので、見つけるのに苦労した。 改めて個体差の大きさを認識したのである。 ワンパターンではないのである。 今後のヒントにもなった。

やはり、日頃からの地道な観察と考察の積み上げが、最も重要であることが分かったのである。 今後このまま本当に繁殖が成功するのかとても興味深い。 静かに見守りたいと思う。

森や田畑は、どんどん春めいている。 気候も気持ちよい。 近くでツミのペアも、活動が活発になってきたようなので気になる。 いろいろな観察・撮影のテーマがあるので迷ってしまう・・・・。

桜とキジバト。

アオサギが飛んできた。

元気なシジュウカラ。

残り桜にオナガ。

梢のムクドリ。

ムクドリをつかんで、オオタカが飛ぶ。

道沿いのナノハナ。

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季節が進む

2018-04-05 08:17:27 | 写真

新年度に入った。 来週からは電車が混むのかな。 移動はバス・電車なので、ラッシュアワーは避けなければならない。

森の道を歩いた。 オオタカの鳴き声も全く聞こえない。 抱卵に入ったようだ。 すっかり静かになってしまい、本当に居るのかと少し心配になる。 

森は静かになってしまったので、川まで歩いた。 川にもあまり鳥が居ない。 ユリカモメやまだ移動しないオカヨシガモなどが居た。

帰りに再び森を通ったら、オオタカ♂が水浴びをしたのか、濡れた羽根の手入れをしていた。 居ることが確認できたので、安心して帰路についたのだった・・・・。

桜にコゲラ。

さえずるホオジロ。

オオタカ♂が居た。濡れた羽根を乾かす。

上を向いて口を開ける。何をしてるのか不明だ。

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春らしい陽気

2018-04-01 08:40:53 | 写真

春らしい陽気が続いている。 道を歩いていると、色々な花が咲いている。 枯れ木も芽吹き始めた。 吹く風も心地よく、時折吹く一陣の風に桜吹雪が襲ってくる。

だが残念なことに野鳥が少ない。 季節外れの雪が降った後、めっきり鳥が少なくなったような気がする。 でもシジュウカラやヤマガラなどの、小鳥のさえずりは賑やかである。

最近ガビチヨウの声が多く聞こえる。 10年ぐらい前は全くいなかったのだが、最近やたら多い。 生態系が変化しているようだ。 

低空を飛ぶハイタカやオオタカを観ながら、のんびりと歩いた。 もう少ししたら夏鳥たちが現れるだろう。 色々な鳥が沢山みられることを期待している・・・・。

シジュウカラ。

新芽の枝にヤマガラ。

去り際のマヒワが居た。

突然オオタカに追われ、ハイタカが現れた。

営巣林低空を飛ぶオオタカ。

♀は食事中

林床の花。

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