オオタカは、里山保全の象徴であり、その地域をあげ注目され、保護されている鳥である。これは希少種指定を解除されても変わらない。 であるから、オオタカ写真の撮影や発表には難しさがある。
撮影においてはその地域のルールに従う必要がある。 ルールに従わなかったり、大勢で目に余る行為などを行うと、地域の管理者や保護者等に立入禁止にされてしまったり、トラブルが生じてしまったりする。 なので、地域の方たちとコミュニケーションをできるだけとり、色々配慮する必要があるのだ。
写真をブログなどに掲載する場合、特徴的な木や風景、建物など、場所を特定できるものが写っている写真は使わないよう注意する必要がある。 場所が特定できると、大勢のカメラマンが集まって来てしまい、営巣や環境保全などに悪影響を及ぼしてしまうのだ。 (特定できたとしても、ごく少数の身近な仲間だけにしかわからない写真、もう影響を及ぼさない過去の写真を使う。)
また、どんなに素晴らしく感動する写真でも、立入禁止の場所や叱責を受けるような悪質な行為によって撮影した写真は、一切発表できないので注意が必要だ。 分からないだろうと思って発表しても、地元の人、管理者などには必ず分かってしまう。
分かった場合、写したカメラマンの人間性を、おとしめるだけなので注意が必要である。
常に、ルールにのっとって撮影し、胸を張って発表したいと思っている。 オオタカ撮影だけではなく、全般に対しこのように行動したいと思っている・・・・。