Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

春の森

2018-03-25 16:26:11 | 写真

春の森、朝方は少し寒いが、昼頃になると気温が上がってくる。 

道を歩いていると、ウグイスのさえずりがあちこちから聞こえてくる。 桜や桃の花が満開で、華やいだ気持ちになる。 花にヒヨドリがしきりに戯れる。

オオタカ幼鳥が営巣林上空を飛ぶ。 成鳥に追い出されないだろうか。 ハイタカも2羽まだ空を飛んでいた。

気候が良くなったので、散歩の人やカメラマンが増えてきた。 しばらくは心地良く撮影が出来そうである・・・・。

枝のウグイス。

オナガが鳴く。

桜とヒヨドリ。

池のカワセミ。

オオタカ幼鳥が飛ぶ。

翼の欠損が目立つハイタカ。

綺麗なハイタカ。

森のオオタカ。

桃が咲く谷戸。

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終了間近

2018-03-22 06:53:34 | 写真

この時期にしては思いがけなく雪が降った。 この気温差は結構きつい。

オオタカ繁殖期も、序盤終了が間近だ。 危険な時期もそろそろ終わる。 ペアの仲の良い姿も、そろそろ見られなくなるのである。 撮影や観察はこの序盤のペア活動が最も面白い。 ♂♀そろって見られるのは、この時期が一番多いからである。

この時期のペアの様子で、繁殖が成功するかどうかが大体分かる。 ♂♀の行動を見ていると、絆の深さや信頼関係の度合い、相性、気が強い弱い等の性格が分かるのである。

仲の良いペアは、♂と♀が同じ木や枝に結構長い時間とまっていたりするのだが、一緒にとまっているのを観察できなかったりすると、なんとなく失敗しそうな気がする。 事実、繁殖行動が観察されても、繁殖失敗と言う例が結構多いのである。

雛が外敵に襲われたりする例も結構あるので、♂♀力を合わせて色々な困難を乗り越えなければならないのである・・・・。

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寒暖

2018-03-18 09:56:43 | 写真

気温の寒暖差が激しく、体を合わせるのが大変だ。 きっと鳥や動物など生物も大変に違いない。 でもこれらを乗り越えられなければ、自然淘汰されてしまうのかもしれない。 さらに、目のかゆみ、クシャミと戦いながらの撮影である。

野山を歩くと、色々な花が満開。 枯れ木も芽吹き始めている。 シジュウカラのさえずりがにぎやかに聞こえ、エナガもせっせと巣材集めに飛び回っている。

春は別れと出会いの季節。 野鳥の世界も、冬鳥がそろそろ去って行き、やがて夏鳥が渡ってくる。 こんな営みを太古から繰り返しているのである・・・・。

藪のウグイス。

エナガ。

花とヒヨドリ。

まだ残るヒレンジャク。

ハイタカが飛ぶ。

オオタカも。

杉林のオオタカ♂。

しきりに鳴いている♀。

桜の開花。

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掲載上の注意

2018-03-15 12:29:40 | 写真

オオタカは人気があるので、営巣地の写真を掲載する時は注意が必要である。 営巣場所が分かってしまうと、多くの人が押掛け、収拾がつかなくなる場合があるのである。

ブログなどの記事には営巣場所の地名は、絶対に載せてはいけない。 場所を連想させるような記事も書かない。 また掲載する写真は、
①場所が特定できる特徴のある木、電柱、鉄塔などが写っているものは載せない。
②場所が特定できる風景、建物等が写っているものは載せない。
③複数の人達と一緒に撮影した写真は載せない。
など場所を特定されない様、注意が必要なのである。

私の場合、複数の場所で、いつも一人で撮影しており、撮影場所は教えないようにしているので、掲載している写真から場所を特定できるのは、極親しい人など、一部の限られた人のみである。(と思っている。)

意地悪な人間と思われるかもしれないが、人が大勢押掛けると、その生き物や周辺に住んでいる人達、周辺の環境等に悪影響が及ぶ場合があるので、致し方ないのである・・・・。

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森をめぐる

2018-03-11 10:24:35 | 写真

梅の花も満開。 すっかり春めいてきた。 道を歩くとほのかな香りが漂ってくる。 大震災から7年経った。 余りの大きさに驚いたことを思い出す。 災害はもうたくさん、と言う感じだ。

各森を回っている。 まだ残る冬鳥たちや、繁殖期に入った鳥達を観察している。 全般的に鳥は少ないと感じる。 でも今年はレンジャクが割と多いようだ。 だがこの辺りではキレンジャクがなかなか見られない。 カラフルな模様は自然の不思議である。

各オオタカの森も活発になってきた。 静かに見守りたいと思っている・・・・。

梢のイカル。

ヤドリギのヒレンジャク。

人懐こいジョウビタキ。

花の中のツグミ。

ある森のオオタカ。

杉の枝にとまる。虹彩が濃いオレンジだ。

空を飛ぶ。

見た事のない侵入♂か?

仲良く休むペア。

満開の梅。

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撮影条件

2018-03-08 09:51:19 | 写真

オオタカを長年撮影して来たが、営巣林内が思いのほか暗く、思ったように写らないことが悩みである。 

機材の進化は著しく、性能は以前に比べ格段に良いのだが、やはり光が乏しい場所ではよく写らない。 人の目は精巧にできていて、暗くても明るくても良く見えるのであるが、機械はそういかないのである。

いくら高感度に設定しても、元々の光が無ければ写らないのである。 営巣林内での撮影はISO2000~10000が多いのであるが、距離が遠いと今一つディティールが良くない。 編集ソフトを使っても、RAWの段階で綺麗に撮れていなければ、編集しても満足のいく画像にならないのである。

全てに満足のいく機材はないのかもしれないが、目で見た時のままに写ってほしいと思ってしまう・・・・。

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再び新規の森

2018-03-04 10:23:06 | 写真

この時期になると、花粉のせいか体調が悪くなる。 困ったものである。 再度新規の森でオオタカ探し。 地元仲間と情報交換の結果、おおよその営巣場所が分かった。

その周辺で観察していると、林からオオタカが現れ頭上の木にとまった。がすぐに飛んだ。 しばらくすると、2羽でフライト、非常に遠い。 たぶんこの辺りでよいようだ。 

だが、不思議なことに鳴き声がほとんど聞こえない。 仲間によるとたまに鳴いているとのことだが、時期的には少しおかしい気がする。 最近は鳴かなくなったので、そんなこともあるのかと思う。

と言うことで、観察を続けることにして、その他の鳥達を観察することにした。 マヒワとトラツグミが撮れなかったことが残念である・・・・。

枝のシメ。

ヒレンジャク。

シジュウカラ。

青いルリビタキ。

藪の上のアオサギ。

遠くにオオタカ2羽。

別の森でもオオタカが飛ぶ。

仲の良いペア。

白梅の花。

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大切な月

2018-03-01 12:36:26 | 写真

寒い日が続く中、3月になった。 オオタカ観察にとっては最も重要な月である。 この時期をよい形で無事乗り切れるかで、繁殖が成功出来るかどうかが決まる。

都市部のオオタカは人馴れしていると言う人がいるが、長年の観察により、野生のオオタカは人に馴れることはない、と思っている。 たまに近くで撮れたりするが、馴れたのではなく、その時はたまたま逃げなかっただけである。

なので、撮影等は毎回充分注意し、彼らの顔色を見ながら行っている。 嫌がる様子を見せたらやめる。 このくらいは大丈夫だろうなどと思い手を抜くと、後々影響が出てくるのである。

オオタカだけではなく、他の鳥達も同じである。 ヤマガラは人に馴れやすいが、シジュウカラは馴れにくい、と言うように、鳥種、個体差等により違うので、様子を見ながら撮影をしなければならないのである。

日頃から、接し方に充分気を付けなければならない、と思っている・・・・。

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