Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

秋風

2021-09-30 11:11:04 | 写真

大分涼しくなりよい季節になってきた。 膝や腰が少し痛く、長時間観察はできないが、田や林にちょっと行ってみた。

ムクドリの群れが大きくなってきた。 よく見ると中にコムクドリが混ざっていた。

家の近くには相変わらず夕方になると、沢山のムクドリが集まり、糞などで臭いので困る。 オオタカなどの猛禽で追い払ったり、捕獲したりしてもらうしかないのだろうか。

川や田などの狩場には、オオタカの姿がチラホラ見られるようになってきた。 オオタカの狩りの姿などを捉えたい季節になってきた・・・・。

遠くのオオタカ。

エゾビタキ。

ムクドリの中にコムクドリ♀がいた。

松の木にモズ。

田に降りたオオタカ幼鳥。

稲の実り。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の林

2021-09-23 10:14:41 | 写真

あるお寺の裏山に、桜の木がたくさん植えてある場所がある。 春には花が咲き華やいでいるが、秋になるとヒタキ類、トケン類など、多くの渡りの鳥たちが通過して行く。 

センダイムシクイが一番早く、その後コサメビタキ、エゾビタキ、キビタキ、ツツドリ、サンコウチョウなどが見られる。 サンコウチョウは、独特な ビッ ビッという鳴き声でそれとわかる。

渡りの時期なので、そのお寺ではないが、近くの林に行ってみた。 猛禽も探してみたが、林では見当たらなかった。

秋の渡りの鳥たちを見ていると、何かひっそりとした、もの寂しさを感じる。 冬鳥たちが訪れる前の一時の時間、季節の移ろいの中での賑わいを感じる・・・・。

コサメビタキ。

エゾビタキ。

ツツドリ。

上空黒っぽいハチクマ。

オナガの幼鳥も。

ニホントカゲの幼体。尾が鮮やかに青い。

彼岸花。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋空の下

2021-09-16 08:39:41 | 写真

天気が良さそうだったので、川沿いの道を通り、田んぼを歩いてみた。 久しぶりに陽の光を浴び、のびのびとする。

稲の穂が実り風に揺れている。 秋の渡りの時期だが、変った鳥は見当たらない。 田んぼの中央を通る、まっすぐな道をのんびりと歩くと、左右に咲いている鮮やかな彼岸花に、真っ白なダイサギが下りた。

遠くの林を眺めていると、ひらひら飛んでくる鳥がいた。 チョウゲンボウだと思ったが、なんかちょっと違う。 ハヤブサの幼鳥のように見えた。

栗が実り、秋の花が咲き、のんびりとした一日だった・・・・。

川のアオサギ。

ダイサギが飛ぶ。

オナガの幼鳥が枝先で鳴く。

キジバトが水浴び。

チョウゲンボウかと思ったが、ハヤブサの幼鳥か?。

遠くにノスリ。

上空通過はハチクマか。

栗の実。

コムラサキの実。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある夏の日

2021-09-07 16:51:34 | 写真

ここの所急に涼しくなっている。 あまり急速に気温変化すると、体がついていけない。 徐々に変化していってほしい。

森沿いの木にとまる猛禽。 サシバの幼鳥だ。 オオタカの幼鳥とよく似ているが、サシバは目の色が違う。 オオタカは虹彩が黄色瞳が黒だが、サシバは虹彩瞳とも暗褐色から黒である。 非常に似ているので間違えないようにしたい。

田んぼにはチョウゲンボウ。 川にはアオサギが居て、魚を捕らえていた。 オイカワだろうか、一度に2匹捕らえたが、結局一度に食べられず落としてしまった。

ムクドリが集団になってきた。 家の前の木に集まってくるので喧しい。 糞もたくさん落ちる。 少し困っている。

今月下旬ごろから再度観察・撮影を始めたいと思っている・・・・。

サシバの幼鳥。

チョウゲンボウのホバリング。

アオサギ。2匹捕らえた。が、食べられず。

ムクドリ集団での塒。

セキセイインコが居た。どこからか逃げたよう。

ゴロゴロしているネコ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オオタカの賢さ

2021-09-01 17:04:17 | 写真

9月になった。 下旬からは、また観察に出かけたいと思っている。 オオタカの賢さは以前にも何回か書いた。

オオタカはまず、自分に害を与える人か、与えない人かちゃんと区別している。 害の無い人に対しては割と無頓着、森のタヌキやウサギと同じような扱いになる。 なので、害のない人に区分されると観察がしやすくなる。 多少近づいたりしても逃げない。

撮影などしている時、おちょくられていると感じる時が多々ある。 飛びそうな格好をするので、カメラを構えるがなかなか飛ばない、疲れてカメラを下すと瞬間に飛ばれる。 また、まだ居そうなので、カメラの液晶で確認していると、下を向いた瞬間に飛び居なくなっていることなどはしょっちゅうだ。 

また飛んだ方向を見ていると、後ろから現れることがある。 飛び出した瞬間に反転して方向を変えるのだ。 また、いつも右から飛んでくるんので、右方向に構えて待っていると、今度は左から飛んでくる。 こちらも裏をかこうといろいろ試すが時々外される。 遊ばれていると感じることがある。 こんな時親近感を感じるのである。 ここまでの関係になると、ほとんど逃げられることはない。

オオタカには数の概念がある。 自分の子が何羽いるのかちゃんと把握している。 人の数も何人いるか把握しており、一人だと余裕で逃げない、二人だとちょっと気になる、三人だとソワソワしてくる、それ以上だと逃げる。 という具合。 もちろん個体差や状況によって異なるが、そんな感じだ。

8年間付き合った♂が居るが、最後の方は、森を歩いていると自分から現れ、後ろからケッ、ケッと声を掛けられたことがある。 全く気のせいだと言われるかもしれないが、その時はそう感じた。

この♂、自分1羽の時は無頓着であるが、♀が近くに居ると非常に警戒するようになり、いつもと違う反応をする。 ♀に大変気を使っているように見えるのだ。 なんか人間臭い。

というように、観察をすると非常に面白い。 本能で行動していると思うが、もし考えて行動しているとしたら、非常に賢いと思うことが多々ある。 たかが鳥だと思うかもしれないが、何か心があるような気がしてくるのだ。

いろいろな鳥を撮影し、種類集めや、鳥風景の写真を撮るのも面白いが、一種類の鳥と付き合うのも面白いので、試してみてはどうだろうか。 9月中旬にもなると、狩場にオオタカが表れ始める。 また観察を始めようと思っている・・・・。

以上は、私個人の私見である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする