昨年から観察を続けてきた営巣地に、困った事が生じた。 最近散歩時に、犬のリードを繋がずに、ドッグランのように営巣林の中で、犬を走り回らせる人が現れるのだ。
犬は嬉しいのか吠えながら走る。 最初は一匹であったが、だんだん数が増えていき、今は4~5匹いる。 これが連日のように続いている。 公園などではないので止めようが無い。
オオタカの行動パターンが変わり、観察ポイントにも現れなくなった。 このようなことが繁殖活動にどのような影響を与えるのか、経験がなく見当がつかない。 でも何か悪影響があることは、間違いないと思うのだが、見守るしかないようなのである。
オオタカの繁殖期は、およそ1月~8月の8ヶ月間と長い。 何事もなく過ぎていく日々を積重ねて、ようやく成功にたどり着くのである。 色々な事が生じるが、何とか無事にたどり着いて欲しいと願い見守っている・・・・。
見張りポイントの♂。
営巣林にて。
通過するキジバトを横目で睨む。
早春、強い香りのロウバイ。