Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

この頃思うこと

2020-02-28 14:33:50 | 写真

オオタカの繁殖行動の調査・観察を行ってきたが、現在、新型コロナウィルスの猛威が広まっている。 

オオタカの森への移動手段が公共交通機関であること、および退院後いまだ体力が元に戻らず疲れやすいことなどから、しばらく観察や調査を休むことにした。 繁殖期本番中で非常に残念だが、やむ負えないと思っている。
日本野鳥の会でも、3月末まで探鳥会の中止を決めたようです。

また、台風で荒らされた営巣林の存続を、NPOに協力要請してみたが、無回答であった。

以前、別の森のオオタカの保護を、役所にお願いしたことがあるが、ただ立ち入り禁止にし、立て看板を沢山立てたのみであり、逆にオオタカが居る場所を、教えてしまったのみであった。

この結果、我々も立ち入れなくなり、悪質なカメラマンのみが、多数入ってしまい、繁殖失敗、営巣地の消失につながってしまったことがあった。

このように、保護する側が、現地の実情やオオタカの生態、保護の本質、やり方を全く知らず、逆効果になってしまうことが多々あるのである。

個人的な活動では力がなく、やっても仕方ないのかなと、この頃思っている。 このまま続けても、無力感のみが増していくような気がしている・・・・。

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オオタカの森観察ー18

2020-02-22 08:25:04 | 写真

第4のオオタカの森へ行ってみた。 例年なら、森から鳴き声が聞こえるはずだが、全く聞こえない。 やはり行動がよく分らない。 オオタカは北方のタカ、高めの気温状態が行動に何か影響しているのかもしれない。

しばらくすると♂が飛んだ。 また、森でオナガの群れがやけに騒がしいので、見ていると♀が突然飛び出した。 と言うことで、♂♀が確認できた。

ちなみに、カラス、オナガ、カケスなどが騒がしいときは、近くに猛禽がいることが多い。 他の鳥の行動なども観察する必要がある。

今後も観察を続ける・・・・。

遠くを♂が飛んだ。

菜の花。

突然♀が飛び出した。

枝のカワラヒワ。

白梅の花。

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オオタカの森観察ー17

2020-02-19 14:39:15 | 写真

オオタカの森へ行ってみた。 久しぶりに♀がとまっていた。 が、繁殖行動は確認できなかった。 今シーズンはどうも行動が良く分らない。

その後♀が飛んだ。 近くを♂が飛んだかと思ったが、ハイタカのようだった。

今後も見守るのみのようである・・・・。

♀がとまっていた。

♀が飛ぶ。

近くを♂が飛んだと思ったが、ハイタカかもしれない。

林内にシメがとまる。

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春の陽気

2020-02-15 18:17:35 | 写真

気温が高い。 2月とは思えない春の陽気だ。 調子がくるってしまう。

オオタカはどこへ行っても会えなかった。 3ヵ所の森で見られなかった。 気温が高いせいか、例年だとバレンタインデーのあたりから交尾が始まるのだが、それどころか姿も見られない。 鳥達も調子がくるっているのかもしれない。

留鳥や渡りが近い冬鳥がチラホラ、何んとも寂しい森であった・・・・。

アオゲラがいた。

カワセミは元気。

ヤマガラは、いつでも元気でにぎやかだ。

渡りも近いアオジ。

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オオタカの森観察ー16

2020-02-12 16:21:10 | 写真

台風で荒れた森へ行ってみた。 予想通り周辺の木が切られている。 めちゃくちゃ切られている。

オオタカは居ない。 間もなく♀が戻ってきたが、チェーンソーの音ですぐ出て行った。 この時期長時間営巣林を離れるのは、営巣放棄の兆候だ。 おそらく今シーズン営巣はできそうにない。

いつものことだが、なんでこうなるのか理解できない。 鳥なんてどうでもよいということか。 こんな状態でオオタカの数が増えるはずがない。 寂しい気持ちが募るのみである・・・・。

 

♀が戻ってきたが、すぐ飛んだ。

枝のモズ。

エナガ。

餌を探すジョウビタキ。

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オオタカの森観察ー15

2020-02-08 18:36:32 | 写真

オオタカの森に行ってみた。 森へ着くと珍しく♂が電線にとまっていた。 しばらくすると、離れた場所にいた♀が営巣林へ戻ってきた。 活動は順調に進みそうである。

この森、最近ベンチで弁当を食べていると、2羽のカラスがにじり寄ってくる。 先生も、以前トビに弁当を捕られたと言っていた。 カラスやトビなどは、何を考えているのかわからず、体が大きいこともあり怖いと思うことがある。 弁当を捕られないようにしたい。

オオタカも、昔は威嚇してくることがあり、怖い時もあったが、最近はほとんど威嚇しないので、怖いと思うことはなくなった。 ひっそりと人目につかない様生きている印象である・・・・。

珍しく♂が電線にとまる。

♀が営巣林に戻ってきた。

枝にとまる。

ハイタカも飛ぶ。

カワセミのホバリング。

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オオタカの森観察-14

2020-02-04 10:05:10 | 写真

筋力リハビリのため、MFの森へ行ってみた。 この森は、仲間が数名いるので心強い。

オオタカは活動に入ったようだ。 ここも台風の被害を受けたからか、今までに観察したことのない場所に巣造りを行っているようだ。 今年は雛の顔を見たいと思っている。

例年繁殖成功している森は、概ね営巣しそうな状況である。 そっと静かに観察していれば、そんなに居なくなったりする鳥ではない。

あとは自然の神様が、猛威を振るわないことを祈るだけだ・・・・。

過去より。

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オオタカの森観察-13

2020-02-01 09:42:50 | 写真

十日間ぐらい入院しただけで、こんなに筋力が低下するとは思わなかった。 森を駆けまわるどころか、足腰がガタガタである。 だがどうしても気になる森があるので、コンデジを持って出かけた。

森へ着くと♀がとまっていた。 しばらくすると♂が飛んで来て、♀のそばにとまった。 姿は見えなかったが時どき鳴きかわす。 繁殖期活動に入っているようだ。

だがこの森、台風以来ひどい状況。 環境整備の手が入り、人の立入りも頻繁の様に見える。 このままでは繁殖は難しそうに見える。 保護するには行政の力が必要に思えるが、個人的な活動では難しい。

以前一緒に活動をしたことがあるNPOに、相談してみようかと思っている。 人間最優先の世の中、鳥が困っていても皆無関心である。 彼らの困難はこれからもずっと続いていきそうだ・・・・。

枝にとまる♀。(コンデジのため不鮮明)

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