Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

森の状況

2018-05-27 20:20:46 | 写真

オオタカの繁殖行動が見られた、4ヶ所の森の状況。 内1ヶ所は途中放棄。 もう1ヶ所は安否不明。 残り2ヶ所はいまだ孵化が確認できず。 である。 

今シーズンは、なんとなくうまくいかない。 原因は不明なのだが、どうも気候が良くないような気がする。 早くから高温の日が続いたかと思うと、突然寒くなる。 大雨も降る。 気象条件が厳しく、心なしか元気がないように見えた。 今後も温暖化現象が進むと、繁殖が出来なくなるのではないか、心配になる。

既に真夏の様な気候。 6月、7月が思いやられる。 残り2ヶ所が成功するよう祈っている・・・・。

巣を見守る♀。

サシバが飛んだ。

エナガの親子。

田んぼのコチドリ。

紫の小さな花。

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本質は?

2018-05-17 16:12:42 | 写真

私のオオタカの写真は、獰猛さがない、迫力がない、などと言われる。 が、それはそのはず、長期間見ていて、私が感じているオオタカと言う鳥の本質は、繊細で優しく、愛情細やかな鳥なのである。 決して獰猛、残忍な鳥ではないのである。

また、私の写真は、驚きやインパクトのある表現などは求めていない。 自然でありのままに暮らす姿をとらえているのである。 なので、皆穏やかで落ち着いた表情をしている。 私の存在など忘れるぐらい普段通りの姿なのである。

飛立ちや争いと言った、動きのある写真を良い写真とする人達がいるが、私はありのままの生態を、彼らと会話しながら記録し残したいと思っている。 

今、『里山オオタカ物語』初版で伝えきれなかった部分を補足し、最終版(7月発表予定)をまとめている。 これにすべての記録を残したいと思っている・・・・。

見張りをする♂。

シロツメグサの花。

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異常な気象

2018-05-10 07:51:06 | 写真

ここの所の冷たい雨と異常に低い気温、ちょっと体がついていけない。 安定してもらいたいものである。

10年以上、何ヶ所かの営巣地でオオタカの観察・撮影を行ってきた。 だが、メインに活動してきた場所では、営巣放棄などは一度もない。 

どの営巣地も何人かのカメラマンや観察者がいる。 自分一人と言う場所は一ヶ所もない。 しかしながら、皆がその場所に住むオオタカを毎年見たい、ずっと存続させたいと言う思いで見守っている。 

長時間レンズを向けたり、追い回したりと言った強引な行動はせず、オオタカの生活を理解し、節度を持って責任ある行動をとっている。 情報も外に漏れないよう皆で気を付けているのである。

何よりも、他者からの情報が頼りの遊び半分のカメラマン、気軽に情報を流してしまう無責任なカメラマンに知られないように、注意している。 このようなカメラマンに見つかったら最後、場所は荒らされ、オオタカは正常な行動をとらなくなり、棲息出来なくなってしまうのである。 こうして消滅した営巣地を何ヶ所も知っている。

今の時代、機材が進歩し、鳥の知識など無くとも簡単に撮影できてしまう。 だからこそ、充分な知識と他者や地域への配慮を持って行動する必要があると思うのである・・・・。

と言うことで、今後しばらくブログは控えめにする。

餌渡し後、枝で休む♂。

ヒルザキツキミソウの花。

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GW終了

2018-05-06 09:05:43 | 写真

GWも本日で終了。 明日からは、またいつもの静かな森に戻っていくだろう。 

オオタカの森に行ってみた。 キビタキのさえずりが響く。 オオタカは相変わらず静かだったが、営巣林から♂が飛び立ち、しばらく旋回していたので、居るようであった。 まだ抱卵中の様だ。

別の森では、着くとしばらくしてタイミングよく、♂が餌を持って来た。 が、予想に反し、目の前5m位の倒木に持って来たので、慌ててしまった。 手前に障害物もあり、うまく撮れない。 まだまだ修行が足りないようだ。

繁殖期も後半に入る。 撮りたいシーンを狙って静かに観察を続けようと思う・・・・。

森でさえずるキビタキ。

枝のアカハラ。

空ではカラス同士が喧嘩する。

営巣林からオオタカが飛び立った。

♂が餌を運んできた。

近すぎる。焦ってしまった。

可憐なホット・リップスの花。

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夏の様な気候

2018-05-03 09:32:09 | 写真

さわやかなはずのGWだが、非常に蒸し暑い。 体感は6月下旬ごろの陽気である。 先が思いやられる。

あるオオタカの森へ行ってみた。 相変わらず静かなので、少し心配になり、巣をちょっと覗いてみたら、♀が杉の皮をくわえて立っていた。 最近途中放棄が増えている。 居ることが確認できたので安心した。 

オオタカは、暑さが苦手なのではないかと思っている。 暑いと口を開け、あえいでいるイメージがある。 この異常な暑さは少し心配だ。 このような気候の変化は、野生の生き物たちにも影響を与えているに違いない。

何時までも、変わらない自然であることを願っている・・・・。

森のアオゲラ。こちらも繁殖活動中の様だ。

池のカワセミ。

空飛ぶヒメアマツバメ。

見張りの♂。

小さい黄色い花の群生。

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