Field・Finder -野鳥写真へのいざない-

主に各地の里山環境にて撮影した野鳥写真です。
オオタカ生態写真の完全保存版 『里山オオタカ物語』 のデータを販売中!。

秋の渡り

2014-09-26 18:09:29 | 写真

今週は、渡って行く鳥たちを探しに、森や田んぼに行ってみた。 田んぼの畦道には彼岸花が咲き、黄金色の穂と朱色のコントラストが鮮やかだ。

昔、関西に住んでいた時、彼岸花にとまるノビタキを撮るため、京都まで行ったことを思い出した。

森ではエゾビタキ、田んぼではノビタキに出会った。 また田んぼでは稲刈り後の虫を捕るためか、チョウゲンボウが低空をしきりに飛ぶ。

秋の渡りはさえずりも無く、少し物悲しさを感じるのだった・・・。

林の枝先などで餌を探すエゾビタキ。

虫を捕らえたノビタキ。

低空を飛ぶチョウゲンボウ。

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身近な猛禽

2014-09-22 08:37:08 | 写真

朝晩すっかり涼しくなった。 吹く風も爽やかだ。

久しぶりに森へ行った。 青空が気持ちよい。 道端に咲くコスモスの花が、森を渡る風にゆれている。

森に入るとすぐツミが3羽絡みながら飛んだ。 遠くにはサシバ。 少し歩き観察ポイントに着くと、オオタカ幼鳥が2羽争うように飛んだ。 締めくくりは再度ツミ、4羽が乱れ飛んだ。

そろそろ、長い撮影シーズンが始まる予感がする・・・・。

 

ツミ幼鳥。

オオタカ幼鳥。

サシバ幼鳥。

 

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渡りの林

2014-09-16 11:16:10 | 写真

毎年渡りの季節になると、近くのある林で撮影を行っていた。 撮影するのは私一人、静かな場所であった。

だが近年、林を整備し桜の枝を切ってしまった。 一度に3~4羽来ていたツツドリや、他の渡り鳥も余り見かけなくなった。

しかたなく違う場所に行ったが、バードウォッチャーやカメラマンが沢山居て落ち着かない。 私は観察しながら一人で撮影するタイプである。 鳥たちが面白いしぐさなどすると、見入ってしまい撮影を忘れてしまう。 悪い癖である。

身近で親しんで来た自然がだんだん無くなり、鳥相が薄くなっていくことにあせりを感じる。 早く沢山写真を残しておかねばと。 私自身にも撮影できる時間に限りがあるのだから・・・。 

ツツドリ。黒っぽいので幼鳥だろう。

チラッと見えたキビタキ♀。

流れに降りたツミ。

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ある1日

2014-09-08 18:25:32 | 写真

すっきりしない天気が続く。 秋の気配はないかと近くの自然を歩いてみた。 黄金色の田んぼ、つかの間の青空、そして秋を運ぶ旅鳥に出会うことが出来た。

もう暑い日は殆ど無いらしい、さまよい歩くには良い気候になりそうだ・・・。

黄金色の波に佇むダイサギ。

青空にはチョウゲンボウ。

ツツドリは毛虫捕りに忙しい。

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オオタカの棲息環境

2014-09-04 11:22:23 | 写真

オタカが棲む環境は、下記イラストのような場所である。 山奥でも高原でもない。 我々のすぐ身近な人里環境である。

今、オオタカは希少野生動植物の指定から外されようとしている。 もし外されたら、このような人里環境が開発され、住宅や商業地に変わっていく。 
今までオオタカを守ってきたという事は、このような人里環境、人の安らぎの場所を守ってきたという事なのである。 

休日、のんびりと身近な自然の中を、散策したくないだろうか。 経済重視で自然を破壊することは、もうやめても良いのではないだろうか。 一度壊した自然は容易に元には戻らないのだから・・・・。

森で生まれた幼鳥。

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