海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

黒澤明監督から山田洋次監督へ

2008年01月15日 18時00分47秒 | 映画
山田洋次監督の舞台あいさつで「ヨウヘン」と言う言葉を聞いた。

黒澤監督が、何度も山田監督に話したことらしい。

映画を撮り終え、フィルムを編集すると当初は、思っても見なかったものが、出来上がるらしい。

陶芸の世界では、これを「窯変」というらしい。

「これは、しめた!」と思いなさいと黒澤監督は、山田洋次監督に話したそうだ。

「母べえ」と言う映画は、この「窯変」がスクリーンに現れた作品だそうだ。計算してもできない雰囲気みたいなもの、映画が強烈なメッセージ性をもって観客に訴えかけてくる。

ベルリンの映画祭コンペに出品するそうだが、その意図は、その「窯変」にありそうだ。

生の声を聞いて、なんと感動的な話まで聞けて、映画も封切り前に見られる。計算ではない何かを海杉も発見できた。