国産の割り箸が「環境破壊している」と言われて、海杉は、「間違いだ」としっかり、反論できる。
国産の割り箸は、最後の端材まで使おうと言う日本の文化であり、日本人の知恵の結集であると付け加える。
しかし、割り箸が使用後に捨てられる量は、住宅の何万軒分にも相当する。外国の貴重な木材資源を使い捨てで行う悪しき慣習と言うレッテルが未だに付きまとっている。だから、住宅にはできない木材なのです。
「自分の箸を持とう」という方には、理解ができないようだ。マイ箸ブームに乗せられている人には、きちんとした情報が伝わらないのだろう。
自分の箸を持ち歩くのは、決して悪いことではない。マイ箸を持ち歩くという自分のポリシーと「国産割り箸は環境に悪いから使わない」と言う間違った情報を混同しないでほしい。
国産の割り箸が、偽の情報に惑わされて、国産の割り箸を作る業者さんは、「自分たちは環境に良くないことをしているんだ」と思い込まされ、自責の念でやめていった方もいるという。
国産材割り箸撲滅を叫ぶマイ箸論者が、実は、国産材の環境破壊を推進していることになることに早く気づくべきだ。
では、マイ箸論者さんは、どうすれば良いのか。国産材の割り箸をきちんと店主に求めてください。なければ、マイ箸を使ってもらえれば良いのです。
本当に環境にやさしいことをするために何をすべきか、もう少し議論してから行動に移るべきなのです。安易な行動が実は、環境破壊を起こしていることを私たちはいくつも見てきたではありませんか。