どうでもいいです、の話

「どうでもいい」トピックスを載っけていたり、公記事の保守をしたしするページです。

保守記事.213-23 また、余計なことを。。。。。

2007-10-31 10:31:37 | 記事保守

鳩山法相「私の友人の友人がアルカイダ」・講演で発言、後に修正

 鳩山邦夫法相は29日、日本外国特派員協会で講演し、「私の友人の友人がアルカイダ。何度も日本に来ていたようだ。(2002年10月の)バリ島の中心部の爆破事件に絡んでいたが、『中心部は爆破するから近づかないように』というアドバイスを受けていた」などと述べた。

 爆破事件を事前に知っていたとも受け取れる発言だけに、鳩山法相は記者団の要請に応じる形で講演後に急きょ記者会見。趣味であるチョウ研究の仲間からの 伝聞とした上で「(爆破予告の話はこの仲間から)3、4カ月後に聞いた」と修正し「(発言は)舌足らずで反省している」と釈明した。

 「友人の友人がアルカイダ」と述べた点については「アルカイダ本体であるとは聞いていない。過激派グループに協力している人かもしれない。断定的なこと を言える状況ではなかった」と修正したが、「確かめたわけではないが、(予告の電話が)仲間にあったのは間違いない事実と思っている」と強調した。 (21:21)

法相の「アルカイダ発言」、波紋広がる

 鳩山邦夫法相が日本外国特派員協会で述べた「私の友人の友人がアルカイダ」発言が波紋を広げている。福田康夫首相は30日の衆院テロ防止・イラク支援特 別委員会で「(発言)場所、発言内容とも極めて良くない。訂正しても不適切は不適切で『場所柄もわきまえず』と思う」と苦言を呈した。

 民主党の長島昭久氏が「アルカイダとおぼしき人間が日本に2度も3度も入っているという話。政府として調査すべきだ」と食い下がると、首相は「法相は取り締まる立場で、十分調査すべきだ。私からも促したい」と応じた。(07:03)

鳩山法相のアル・カーイダ発言に批判相次ぐ(読売新聞) - goo ニュース

 鳩山法相が29日の日本外国特派員協会での記者会見で「友人の友人が(国際テロ組織)アル・カーイダだ」などと述べたことに対し、30日の国会質疑で批判が相次いだ。

 民主党の長島昭久氏は衆院テロ防止特別委員会で、「よりによって外国特派員協会で発言した。わざわざ世界に(誤解を)発信してもらいたいと言わんばかりだ」と述べ、日本の国際的信用を傷つけた法相の罷免を要求した。

  これに対し、福田首相は「場所といい、発言の内容といい、極めて良くない。不適切だ」との認識を示した。法相が「(アル・カーイダが)2、3年前は何度も 日本に来ていた」と述べたことについても、首相は「法相はそういう者を取り締まる立場にいる。十分調査すべきで、それが進んでいないのなら私からも促した い」と強調した。町村官房長官も「第一報が世界を飛び交う時代に法相として不適切な発言だ」と述べた。

保守記事.213-22 なんとか、納まったかな?

保守記事.152-3 元凶は誰?

2007-10-31 10:26:15 | 記事保守
 

 東京モーターショーにつき、マスコミはこぞって自動車の国内販売不振の原因を、若者の車離れに起因していると報道している。しかし、なぜ若者が車から離れたのかという原因を追求しようとはしない。

 車離れの大きな原因は、明らかに少子化問題・ワーキングプア問題・ニート問題・派遣社員問題・年金不払問題などに連鎖しているものである。そのことをマスコミは報道しようとしない。

 市民の可処分所得を見ても、企業のリストラ、増税などが絡み、続落傾向に歯止めがかかっているわけではない。上場企業は空前の利益を計上しているにもかかわらず、労働分配率は極度に下がったままである。

 市民は、将来設計に対する不安を感じさせるような社会を作り出してきた政治や大企業に不信感を募らせており、そうした大きな潮流は目先の車のデザインでは解決しない。

 総じて、可処分所得の減少や少子化となっている層の低賃金派遣社員増などが原因で、直接的に車の販売台数減となったのである。「あったら便利の排 除」はトヨタの鉄則でもあり、その価値観を派遣社員などの所得層に教え、別の時間の楽しみ方に移行させていった大きな潮流は、諸問題を解決するなかでしか 戻すことができまい。

 これまでにもいろんなブーメラン現象があった、内需拡大型の経済を採らない限り、すべての問題は解決しない。

 マスコミは与えられた情報を噛み砕くぐらいのことをしなければ真の報道はできまい。

進化を促す「車離れ」

 社会人になって車を初めて買ったときのことは今でも良く覚えている。いつでも、どこにでも出かけられ、行動範囲が一気に広がった。音楽を聞き、いろいろな景色を眺めて走るのは最高に楽しかった。今でも車は手放せない。

 しかし最近は、若者の「車離れ」が進んでいるという。中古車買い取り大手、ガリバーインターナショナルの自動車研究所が今春、新社会人に初任給の 使い道(複数回答)を聞くと、もっとも多い答えは「貯金をする」(73%)だった。「自家用車を買う」と答えた人は、わずか6%。車は「社会に出て最初に 買うモノ」ではなくなった。

 9月から本紙1面などで連載した「新・車社会論」の取材班は、多くの専門家に理由を聞いた。携帯電話やパソコンなど趣味の多様化、フリーターの増加、「良い車で目立ちたい」という競争意識が低下したことなどさまざまな指摘があった。

 さらに、かつて日産自動車でセールスマン経験があるという東大の神野直彦教授は「インターネット通販があれば遠くに買い物に出かける必要もない。 旅行に行かなくてもハイビジョンで名勝地の風景が楽しめる」と情報技術(IT)の進歩を理由に挙げる。リクルートの雑誌「カーセンサー」の馬弓良輔・副編 集長は「お台場や六本木ヒルズなど、東京都心の開発が進んで遊び場所がリゾートから都心に移った。自然と移動手段は電車になる」と分析した。

 一方、自動車メーカーの車づくりに原因はなかったか。

 1980年代には「デートカー」ブーム、90年代にはRV(レジャー用多目的車)ブームを起こし、車は若者文化をリードした。しかし2000年代 に入ると各社はもっぱら小型車などの実用車に力を入れた。「夢を与える車」をなくし、「生活の道具」ばかりに変えたのはメーカー自身でもある。

 また、量産化から100年たった今も、エンジンを動力とする車の基本構造は変わっていない。携帯電話や薄型テレビ、ブロードバンド(高速大容量通信)などと比べ、技術革新の速度は緩やかだ。

 文部科学省(旧科学技術庁)が5年に1回行う技術予測調査では、1987年当時、「都市での無公害電気自動車の普及」が02年に実現すると見込ま れていた。しかし、本格普及はまだだ。次世代自動車の本命と期待される燃料電池車も実用化のメドは立っていない。モーターショーでも多くの試作車が公開さ れるが、将来、主流となる車の形ははっきり見えてこない。

 その間にも地球温暖化は着実に進む。「車は今のままでいいのだろうか」――。若者の車離れは、メーカーへのこんな問いかけなのかも知れない。(経済部 佐々木 達也)

(2007年10月22日読売新聞)


541 :名無しさん@八周年:2007/10/30(火) 00:18:44 ID:4BGc6Lbh0
都内で車買うなんていったら周りに馬鹿にされる。
車で女を引っ掛けたいとか、
車を自己顕示したいとか考える邸脳と
同レベルの人間性と疑われてしまう。
街中で高い車に乗ってる奴の格好とか
雰囲気といったら痛過ぎて見てられない。

155 :名無しさん@八周年:2007/10/29(月) 23:41:57 ID:4mbTS1dqO
仕事が少なくて軽の維持すら大変だ。

ヽ(`Д´)ノウワァァァァァン!!

165 :名無しさん@八周年:2007/10/29(月) 23:42:22 ID:rDT4vVy0O
田舎の奴は車に金をかける傾向があるよ

215 :名無しさん@八周年:2007/10/29(月) 23:46:42 ID:9Zi+Gcjz0
お金に余裕があれば本当に車は売れると思うよ。
派遣社員と外国人研修制度を止めるつもりなんてないだろうから、
輸出で売ればいいじゃん。

217 :名無しさん@八周年:2007/10/29(月) 23:46:57 ID:TLvOwAHI0
今更何言ってんだよ、もう2ちゃんではずっと前から
言われていた事。
単純に金が無いんだよ、年収200万で車買えるかよ!
俺の周りの20代前半なんて、金が無い&興味が無い&
携帯で十分でPCすら持って無い奴が何人もいるぞ!

奥田が望んだ事だろが!氏ね!経団連と自民は誌ね!

【過去記事】保守記事.152 この発想はなかったわ
保守記事.152-2 この国の現状
保守記事.101-15 ぼくたちの将来は。。。

保守記事.260 かつての威光

2007-10-31 10:15:54 | 記事保守

『同席政治家は複数』 守屋前次官証人喚問 答弁に10秒の間 うろたえる場面も


 「防衛事務次官のポストにあった者として痛切に責任を感じる」。二十九日、衆院テロ防止特別委員会で開かれた守屋武昌前防衛事務次官(63)の証 人喚問。守屋氏は、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の宮崎元伸元専務(69)との親密ぶりを認めて謝罪する半面、同社への便宜供与は「一切ござい ません」ときっぱり否定した。だが、大物政治家との接点などをめぐる証言の歯切れの悪さに、野党は「疑惑が深まった」と不信感を強め、識者からは「喚問を “幕引き”の儀式にするな」と注文が付いた。 

 「私の不祥事に関して、国民と防衛省職員に大変申し訳なく思っている。(法案の)審議を進める上で大きな障害となっていることを、防衛事務次官のポストにあった者として痛切に責任を感じる。誠実にお答えすることで審議が円滑に進むよう願うばかりです」

  冒頭、深谷隆司委員長(自民)から、衆院テロ防止特別委が自らの不祥事の解明に時間を割く羽目になったと苦言を呈されると、守屋氏は陳謝した。宮崎氏から のゴルフ接待の回数は「多い時は年に二、三十回。五年で百回を超えた」。「佐浦丈政」という偽名でのプレーも「間違いございません」と神妙に答えた。

 守衛らに囲まれ、グレーのスーツに証人を示す緑のリボンを着けて委員室に入った守屋氏。宣誓書に署名する際、緊張からか日付を「九月」と書き間違えて「十月」に訂正したり、生年月日を二度答えたりする一幕も。

 宮崎氏とのなれ合いをめぐり、委員からは「この際、全部話した方がいいのでは。ほかに何があるんですか」。矢継ぎ早の厳しい追及に、守屋氏は夫婦でゴルフセットをもらったり、海外土産のネクタイをもらったりした事実をぽつりぽつりと打ち明けた。

  かつての“豪腕次官”が「あのー、それについては、あのー…」としどろもどろの場面も。後ろの補佐人の弁護士を振り返り証言内容を相談、委員長から「証言 拒否の際しか補佐人には相談できない」とたしなめられ頭を抱える守屋氏に、自信をみなぎらせていた現役時代の面影はなかった。

 最もうろた えたのは、宮崎氏との会合に同席した政治家について問われた瞬間だった。なかなか証言に立とうとせず「答えられないのか」とヤジが飛んだ。十秒ほどの間を おき、委員長に促されて「一人ではなく複数だったと思います」。さらに、思い出したかのように「いろんな政治家がおられる席に宮崎さんが入ってきた会もあ るし、少数の席に先生がおられて私が入ったということもあった」。

 出席者の中に防衛相や旧防衛庁長官の経験者がいたかただされると、再び 間をおき「現職の大臣ではなかったと思います」と証言、大臣経験者との同席を認めた。ただ「いつごろの時期か記憶がはっきりしないので、特定の方の名前を 挙げるのは迷惑をかけるので差し控えたい」とかわし、委員室はざわめき立った。

 接待の事実関係はほぼ認めたものの、見返りの便宜供与は否定した守屋氏。宮崎氏のことも「長い間の友人関係」と述べ、疑惑の核心はことごとく否定した。

■「喚問」で終わるな 軍事ジャーナリスト前田哲男さんの話

  守屋氏は業者との癒着を認めたが、調達にどう影響したのか、肝心なことは言葉を濁した。物足りなさは残ったが、防衛省の長年の不正が、国会の証人喚問とい う一番厳しい形で国民の目にさらされたことは初めてで意義があった。文民統制とは、背広組が制服組を監督すればいいというものではない。国会には防衛省調 達の暗部を除去するという真の文民統制を期待する。喚問を追及のスタートにすべきで、幕引きの“儀式”にしてはならない。

■ 隠すものを隠した 評論家の佐高信氏の話

  政治家がきちんと役人をチェックしないから「厄人天国」をもたらした。事務次官を四年も務めたのは異常で、政治家とグルになったからできたこと。宴席に同 席した人物の名前を出さなかったのは、政治家に対する脅しだろう。「隠すものを隠し、守るものを守った」という姿勢が際立つ証人喚問だった。

 「山田洋行」や「日本ミライズ」は単なる商社。もっと追及するべきなのは、守屋氏と、日本の防衛利権を代表している企業との関係だ。

(東京新聞)

【参考】保守記事.213-7 まだ、グデグデ。。。。。



保守記事.16-4-14-2 予想できた事態

2007-10-31 10:09:44 | 記事保守

日本のタンカー、海賊がソマリア沖で乗っ取る

 【シンガポール=花田吉雄】国際海事局(IMB)海賊情報センター(クアラルンプール)によると、アフリカ東部ソマリア沖のアデン湾で日本時間 28日午前11時16分、パナマ船籍で日本企業が所有するケミカルタンカー「ゴールデン・ノリ」(6253トン)から、「海賊に乗っ取られた」との救難信 号が入った。

 乗組員は韓国人、フィリピン人、ミャンマー人の計23人で、日本人はいない。インド洋での海上阻止活動に参加しているパキスタン海軍の艦船が追跡したが、タンカーはソマリア領海に入ったといい、同センターは米海軍や周辺国に事件発生を連絡、協力を要請した。

 ソマリア近海では近年、組織化された海賊による船員の誘拐や人質事件が多発している。IMBによると、今年1月から9月末までの間に、未遂も含め26件の海賊事件が発生している。

(2007年10月30日0時45分  読売新聞)

乗っ取られた日本船追跡=海賊の小船撃沈、ソマリア沖-米駆逐艦

10月30日13時3分配信 時事通信


 【ワシントン29日時事】アフリカのソマリア北部沖のアデン湾で日本企業所有のケミカルタンカー(パナマ船籍)が海賊の襲撃を受けて乗っ取られた事件 で、米CNNテレビ(電子版)は29日、米海軍の駆逐艦「アーレイバーク」が乗っ取られたタンカーをソマリア領海内で追跡中だと報じた。
 CNNは米軍関係者の話として、アーレイバークが追跡をする前に、別の米駆逐艦がタンカーにつながれていた海賊の小船を射撃し、沈めたと伝えた。 

北朝鮮貨物船乗っ取り 米海軍などが奪回 ソマリア沖

2007年10月31日01時12分

 クアラルンプールにある国際海事局(IMB)海賊情報センターに30日入った連絡によると、アフリカ東部のソマリアの首都モガディシオ沖合で29日午 後、北朝鮮の貨物船(乗組員43人)が武装グループに乗っ取られた。周辺に展開する米海軍などが救出作戦を実施し、30日午後、貨物船を奪回したが、複数 の負傷者が出た模様だ。

 貨物船はモガディシオ港で砂糖を降ろした後、沖合に停泊中に警備員を装った武装グループに乗っ取られたという。身代金を要求していると の情報もあり、IMBは海賊事件とみて、北朝鮮政府や周辺の米海軍などの協力を得て「大規模な救出作戦」(IMB当局者)を展開していた。

【過去記事】保守記事.16-4 日本でも、とりあげてね
保守記事.16-4-2 どうにかならんのかねぇ
保守記事.16-4-3 どうにかなりませんか?
保守記事.16-4-4 紛争を呼ぶ紛争
保守記事.16-4-5 思惑と人命
保守記事.16-4-6 一応、平定、なの、これ?
保守記事.16-4-7 最悪のパターンの悪寒
保守記事.16-4-8 終わらない。。。。
保守記事.16-4-9 終わらない。。。。
保守記事.16-4-10 終わらない。。。。
保守記事.16-4-11 終わらない。。。。
保守記事.16-4-12 終わらない。。。。
保守記事.16-4-13 終わらない。。。。
保守記事.16-4-14 更に悪化している。。。。



保守記事.103-5-2 別に、文化侵略をしているつもりはないし。。。。

2007-10-31 10:00:58 | 記事保守
日本にハマってしまった「哈日(ハールー)族」たち

* 2007年10月31日 水曜日  遠藤 誉

 さて、今度は日本動漫ブームが生んだ、中国若者世界のとあるムーブメントを紹介しておこう。

 中国ではここ数年、中学生くらいの年齢の女の子を中心として、すっかり「日本にハマってしまった」現象が進行している。

 普通の「はまり方」ではない。

 服装は日本と提携して中国で発行されているファッション雑誌も参考にしながら、ネットでダウンロードした日本の若者ファッションを同時進行で取り入れたスタイルで決める。原宿や渋谷で見かける日本の女の子たちと見まがうばかりだ。

*原宿・渋谷の「カワイイ」が中国に

 ヘアスタイルだって負けていない。ファッション雑誌やネットで気に入ったスタイルの画像を持ち込んで、日本流の技術を標榜する美容院に駆け込み、これもバッチリ決めてもらう。アクセサリーや靴あるいはバッグなどには特に事細かに気を配る。ここで仲間と差がつけられるからだ。

 昨今の日本の女の子たちは――いや男の子でさえ――身の回りのファッションやグッズに対して「かわいいか、かわいくないか」を基準として選び、何かにつけて「キャーッ、カワイイッ!」とか「ね、これ、カワイくない?」といった言葉を連発するが、この「カワイイ文化」が、なんと中国にもそのまま取り入れられ、中国語で「(カ)哇依」(ka-wa-yi)という表音表現で流行しているのである(編注:カは漢字の「力(ちから)」ではなく、中国語読みを表記した、カタカナのカです。この中国文字は「上」と「下」という文字を上下に重ね、間の横棒を一本にした文字です)。

 中国語の検索サイトで「(カ)哇依」と入れると、「(カ)哇依(カ)通(カトゥーン)飾品」「(カ)哇依加盟連鎖(チェーン店)」「(カ)哇依新聞」「(カ)哇依天使」「(カ)哇依形象設計」など、数十万項目が出てくる。このうち「飾品」は「装飾品」のことである。

 面白いのが「形象設計」。

 これは中国独特の現象かもしれない。自分の写真を撮ってもらって、それを好きなファッション画像の中にはめ込んでパソコンで加工し、その画像の主人公に仕立て上げた写真をプリントアウトしてくれるのだ。

*モデルやアニメの顔に、自分をコラージュする授業がある

 ファッション雑誌のモデルの顔だけを自分の顔にすげ替えたり、アニメの主人公の顔に自分の顔をはめ込んだり、あるいはテキパキと働くスチュワーデスになりすましたり、どんなシチュエーションにでも置き換えてくれる。顔の輪郭も目鼻立ちも修整してくれる。自分の理想や幻想を写真の中で現実化できるわけだ。

 そんなわけで上昇志向に燃える中国の若者の間ではことのほか人気がある。どのくらい人気があるかというと、この「形象設計」、学校のカリキュラムに組まれているほどだ。

 中国では、高等教育の中に「専科」というのがあり、ちょうど日本の専門学校に相当したような教育機関がある。そこでは早くからこの「形象設計(デザイン)」専攻が設置されている。

 このような「(カ)哇依形象設計」は、日本の「カワイイ文化」の中に自分の顔をはめ込む「デザイン」ワークなわけである。中国で今猛烈に流行っているコスプレの原型と言ってもよいだろう。

 そんな自分の写真をはじめ、部屋の壁に日本のアニメや漫画やタレントの写真を貼りまくり、「(カ)哇依加盟連鎖(チェーン店)」で購入した「カワイイ・グッズ」で部屋中を埋め尽くし、枕にも布団カバーにも日本のアニメの夢見る顔を施し、日本のヒットソングを聞きながら日本の漫画やアニメを鑑賞し、任天堂などのゲームに興じる。

*畳を敷いて、浜崎あゆみに熱狂する

 さらに高じてくると、部屋に「タタミ」までセットする場合もあるから、もう尋常ではない。「タタミ」もすでに中国語化されており、「榻榻米」(ta-ta-mi-)と書く。

 日本のタレントに対する熱狂ぶりもすさまじい。浜崎あゆみに関して例を取るなら、たとえば中華人民共和国という、中国にとってはもっとも神聖な文字である「共和国」を用いて、「浜崎共和国」というファンクラブを結成したり、浜崎あゆみを「東洋妖姫」と呼んだりなど、その加熱ぶりは増すばかりである。

 こういう若者群像を中国では、「哈日(ハールー)族」と呼ぶ。

 主として中学生くらいの女の子に多い(男の子ももちろんいる)。(主として)彼女たちは、もう「泣きたくなるくらい」日本が好きなのだ。極端な場合は、自分の前世は日本人だったと言う者もいるくらいだから、その熱狂ぶりが想像できよう。

 「哈日」は中国語で<ha-ri>という発音記号で表現され、日本語の音では「ハールー」に近い読み方をする。もともとはびん南(なん)語で「太陽の毒気にやられる」という意味。台湾が発祥地だ。「哈」という文字自身は、「何かに満足する」時の音を表現する際に使われ、「ワッハッハ……」と大笑いする時の「ハ」の音などに使われる。「毒気にやられて、いかれるほど好きになってしまった」という意味では、実にみごとな文字を当てはめたものである。

 哈日現象は、哈韓(韓国かぶれ)現象とペアで表現されることが多く、「哈日哈韓」という一群でとらえられている。この現象はあまりに否定しがたい勢いで猛威を振るっているので、親たちは顔をしかめ、中国政府は強い警戒感を示している。

*「Ray」の中国提携誌が大人気

 もっとも両親のうち、母親の方は娘に引きずられていく傾向がないわけではない。たとえば中国で最高の発行部数を誇るファッション誌「瑞麗」(ルイ・リー、rui-li)(日本の主婦の友社刊「Ray」との提携)の虜になっている働く女性もまた非常に多いので、娘と一緒になって日本のテレビドラマを見てファッション感覚に磨きをかけたり化粧方法を盗み取ったりする若い母親もいるからだ。こういったファッション誌の種類は多く、値段はおおむね20元(約350円)。紙質も良く印刷もきれいで、どのページにも女心を惹きつけてやまないファッションが満載。発売と同時に飛ぶように売れてゆく。

 言っておくが、彼女たちは決して最初にまず「日本が好き」だから哈日になったのではない。あくまで若い女の子らしく「美しいものが好き」で、その美しいものが日本のさまざまなグッズだったわけ。その結果、哈日になったのである。

 「美しいもの」への憧れ、「美しくなりたい」という思い。

 改革開放までは罪悪でしかなかったこうした美への憧れの感情が、今は自由に求めることを許され、しかも実現のための手段を手にできる。程度の差はあれ、女性は誰でも美しくなりたいと思うだろう。その渇望と夢がようやく中国の若い女性たちに放たれた。その時彼女たちの前にあったのが、日本の「美しかったり」「カワイかったり」するグッズやファッションだった。

*やはりダブルスタンダードに悩む

 中国の、そして中国人にとっての問題は、こうした中国で流行っている「美しさ」の基準が現在「日本」という国から発信されているということにある。しかもその情報は、日本政府が意図的に発信しているのではなく、中国の若者たちがインターネットや雑誌を通じ、自らの意思で選んだものを入手しているのだ。一方で彼女らは、90年代以降の愛国教育を受けているから、かつての日本の行為に対して強い批判心を持っている。何といっても抗日戦争に建国の礎を置く国なのだ。当然、「日本への批判」と「日本のファッション大好き」という例のダブルスタンダードのような、心の葛藤も顔を出す。

「私は自分の好きなものを選んだだけ。それが結果として日本製だったからと言って、私を漢奸(売国奴)と呼ばないで。食べ物だって、自分の好きなものを選んで食べるでしょ。それと同じよ。もしあなたが四川省の人で、それでも辛いものが嫌いだから麻婆豆腐を食べずに淡白な味の豆腐を日本流に食べたとしたら、それでも売国奴呼ばわりされるのかしら。何で好きなものを好きと言うのに、愛国かどうかを言わなきゃならないの?」

 そんな悲痛な叫びを、中国のネットの書き込みで見かけた。書き込んだのは中国の若い女の子のようである。どうやら、日本のファッションが好きだというだけで、周囲から批判を受けたらしい。

 政府もこうした若者たちの動きには警戒心を強めている。哈日哈韓症候群を退治するために、中学生を対象として小論文を募集して「思想汚染」を牽制する方法も講じられているようだ。

*政府も苦い顔。だが対策は?

 2003年12月、南の方にある浙江省中学生政治小論文コンテストで1等賞を獲った寧波市仁愛中学の中学2年生の鄭蕾さんが書いた小論文がネットに載っているが、そのタイトルは「哈韓哈日 Yes or No」。

 彼女はこう記す。

「現在の青少年たちは日本や韓国の影響を深く受けた者が増えすぎている。その人たちの中には中華民族が受け継いできた伝統的な美徳や青少年が持っているべき青春の気概を見いだすことができず、ただ単に退廃的な印象を与える。(中略)50年前、私たちはようやく日本鬼子を中国から追い出したのに、今また招き入れてしまっている。これは一種の消極的な文化侵入だ。水道水を濾過するように、濾過した文化だけを入れるようにしなければならない」

 とはいうものの、あらゆる情報が縦横無尽に飛び交うインターネットの時代。「濾過」はいったい誰がするのだろう。

 確かに「哈日哈韓」という言葉は、中国社会の中では一種の「軽蔑語」として使われており、「国の誇りと自尊心」を捨ててしまったとして揶揄されることが多い。中国国内では、どちらかといえばマイナーな存在である。その点、日本動漫が大好きでも、決して中国に対する「愛国心」は捨てていない多くの若者たちとは区別される。だから、いろいろな大学にある日本動漫サークルの学生たちに「哈日なのか」と聞いたりすると、ひどく不機嫌になる。「とんでもない! 私は哈日ではありませんよ!」と強く否定し、取材の雰囲気も悪くなってしまうのが常だ。

 こうした取材を繰り返すうちに中国の若者の多くのスタンスも見えてくる。彼らは「盲目的に」日本動漫が好きなのではない。さまざまなサブカルチャーの中から本当に自分たちが好きなものを選び続けた結果残ったのが、日本動漫だったのだ。

 その点、全面的にあるいは無条件に日本の「美」と「カワイイ」が好きな「哈日現象」の女の子たちとはずいぶん趣きが異なる。

*日本動漫と異なるもの

 それにこの現象、日本動漫ブームと異なり、私はあまり長続きしないのでは、と思っている。

 確かに今のところ、中国では、日本から入ってくるファッションや身の回りの情報の方が洗練されておりモダンである。

 けれどもその一方で、北京の長安街を西に行った西ダン(シーダン)の商店街には「U-NEED」というファッション店があるのだが、そこに陳列してある服やバッグのモダンさといったら、青山か原宿あたりのお店に入ったのかと思うほど、おしゃれであり、洗練されている。しかも製品の一つひとつは、すべて北京にある工場で設計され製造されたものばかりである。

 中国発の洗練されたファッショングッズが増え始めれば、何も日本に憧れる必要はなくなる。そうなれば「哈日現象」は自然に消滅していくだろう。「哈韓」のほとんどはファッションや、流行歌手、韓流ドラマに限られているので、このジャンルで「内外格差」が縮まれば、「哈」現象は消えるだろう。それまでに何年かかるかは何とも言えない。少なくとも今のところ、哈日族はまだ消えそうにない。

 一方、動漫に関しては、まだまだ日本のソフトが圧倒的に質においても量においても勝っている。「哈日現象」は流行であり、「日本動漫ブーム」は文化になりつつある、というのが私の印象である。

保守記事.103-5 サブカルチャーかカルチャーか?

保守記事.16-22-2 また、始まる。。。。

2007-10-29 12:02:21 | 記事保守

レジェップ・タイイップ・エルドアン首相は、トルコの干渉を望まないアメリカに、ブカレストで強硬姿勢を示した。
エルドアンは、「越境軍事作戦の決定を下すのは我々だ」と発言した後、「アメリカがイラクに何の用事があるのだ」と問い掛けた。エルドアン首相は、「テロ と戦っている」と言ってイラクを占領しているアメリカが、テロ組織に向けたトルコの軍事作戦に反対することの矛盾を突いたことになる。(首相は)これだけ では満足せず、「戦略的パートナー」として「アメリカは我々とともに行動しているからだ。我々はアフガニスタンで一緒に行動している」と付け加えた。
アメリカが、国連を含めた誰の言うことも聞き入れず、(イラクへの)軍事作戦を行うときにも誰からも「許可」を得なかったのはその通りだ。このことはアメ リカが唯一の超大国であることに基づいている。アメリカの行動は法に従っているといえば従っているし、従っていないといえば従っていない。または法の方が アメリカの行動の後にそれに合うように修正されている。力とはまさにこれなのだ...

■戦略的パートナーシップ

トルコの直面している状況に触れる前に、エルドアン首相が言及した「戦略的パートナーシップ」関係について見てみよう。
トルコとアメリカが戦略的パートナーであることは折に触れて語られるところだ。2国の間では少し前に、戦略的パートナーシップビジョン文書という名の下に覚書も締結されていた。
しかし、次の現実を忘れてはならないのだが、トルコとアメリカの間に戦略的パートナーシップは存在しないのだ。戦略的パートナーシップは、相互の国益が1 対1、あるい1対1に近い形でオーバーラップする国の間でのみ考慮の対象となる。実際、アメリカの戦略的パートナーはイギリスとイスラエルであり、トルコ はパートナーではない。
北イラクについて言えば、アメリカとトルコがイスラエルの「戦略的パートナー」になることは不可能だ。
北イラク問題で、アメリカとトルコの国益が互いに重なっている、あるいは接近しているというのはさておき、その逆に、衝突している状態にある。国益の衝突 している両国が戦略的パートナーシップを構築する、あるいはパートナーとして行動することは論外である。実際、アメリカとトルコは、北イラク問題で大きく 異なった立場をとり続けている。この(立場の)相違から出発して戦略的パートナーのような態度にたどり着くことは非常に困難だ。
トルコ政府が今日直面している困難とエルドアン首相の徐々に強硬さを増す発言もまた、この事実の表れである。

■クルド労働者党(PKK)へのまなざし

イラク・北イラク問題に対するアメリカとトルコの異なったまなざしは、今に始まったものではない。この(異なる)まなざしはアメリカがイラクの占領を準備した2002年と、占領した2003年にもあった。今日でも両国のまなざしは異なっている。
アメリカにとっての問題とその標的はイラク政府であり、サッダーム政権であった;トルコにはこのような問題や標的はなかった。トルコにとっての脅威は北イラクだった。
アメリカがイラクを占領し、サッダームを転覆させるための最も重要な味方は北イラクのクルド人グループだった。トルコはといえば、標的は北イラクのPKKとそれを支援するクルド人グループであり、(トルコが)支援を受けていたのがイラク政府だった。
この利害の衝突を回避することは不可能だった。実際、この衝突は(2003年)3月1日決議の際にすっかり表面化した。
3月1日決議がトルコ大国民議会によって否決されてからは、アメリカのクルド人に対する軍事的・政治的支援も顕著となった。アメリカは今日、バルザーニ (クルド自治政府首相)とタラバーニ(イラク大統領)を支援するに留まらず、PKKとそれから発展した組織をも利用している。他方で将来必要になる、とい う考えで行動している。
アメリカが当初からトルコ軍が北イラクへ侵攻することに反対し続けてきたこともまた忘れてはならない。3月1日決議の承認のためだけの限定的なパートナー関係の構築に同意し、決議が否決されるとこの態度も放棄した。
アメリカはトルコとPKKのどちらをとるか選択を迫られている一方で、天秤のPKKの皿の上にはバルザーニにもいると考えている。
こうした状況の下で、(アメリカが)トルコの怒りを鎮めるいくつかの小さな軍事作戦に許可を与えるか、トルコの血圧を抑えるいくつかの行動に出ることは重要であるかもしれないが、これらは問題の解決にもトルコ政府を満足させることにもならない。

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(翻訳者:穐山 昌弘)
(記事ID:12262)

保守記事.16-22 なにも、おわっていない

保守記事.101-38 この国の現状

2007-10-29 11:59:42 | 記事保守

奨学金予算削減へ 回収不能2000億円/遊興費に転用増え…

10月29日8時0分配信 産経新聞


 財務省は28日、来年度予算で文部科学省の奨学金事業予算を削減する方針を固めた。奨学金を遊興費に転用する学生が目立ち、苦学生支援という奨学金本来 の意味が薄れつつあると判断している。奨学金を返さず、回収不能に陥った延滞債権総額も急増、平成18年度には2000億円を突破しており、財務省では新 たな保証制度の義務化も迫る構えだ。

 文部科学省は来年度予算の概算要求で、奨学金関係予算として前年度を約210億円上回る1439億円を計上した。

 奨学生数は、19年度で全国の大学・短大生の3分の1に当たる114万人に膨らんでおり、奨学生数の拡大を背景に奨学金関係予算は年々増加している。

 ただ、財務省は奨学金が「必ずしも苦学生でない人も対象に入っている」と指摘。無利子奨学金に比べて審査基準が緩い有利子奨学金まで含めると、年間所得 が1344万円以下の世帯が対象で、大学生などの子供を抱える世帯の約8割が条件に当てはまる。審査の学力基準も緩く「手を挙げた人はだいたい奨学金がも らえる」(主計局)のが現状だという。

 財務省によると、奨学金を電話代や海外旅行費など勉学以外の目的に費やす奨学生が増加傾向にある。これに対して勉学費や書籍購入費は大幅に減少しており、財務省は奨学金が勉学よりも娯楽に振り向けられているとみている。

 一方、貸し出した奨学金が回収不能に陥るケースも急増している。

 18年度には延滞債権総額が2000億円を超え、15年ほどで約3倍に膨らんだ。旧日本育英会の奨学金事業を引き継いだ日本学生支援機構が回収を進めているが、18年度に回収を行った1万件のうち、約半数の4395件は居所不明などの理由で未回収のままだ。

 このため、財務省は奨学生に対する機関保証の義務化などを検討している。奨学生が毎月一定額の保証料を日本国際教育支援協会など保証機関に支払うこと で、返済が滞った場合、保証機関が本人に代わって返済する制度を導入することにより、同省は未回収リスクを回避できるとみている。

 文科省は「事業費の不足で、貸与の条件を満たしていても奨学金を受けられない学生が毎年いるのが現状」として予算増額の必要性を強調するが、財務省は「納税者に説明できるとは思えない」として削減方針を固めている。

 保守記事.101-27 この国の現状
保守記事.101-29 この国の現状
保守記事.101-30 この国の現状
保守記事.101-31 この国の現状
保守記事.101-32 この国の現状
保守記事.101-33 この国の現状
保守記事.101-34 この国の現状

保守記事.101-35 この国の現状
保守記事.101-36 ぼくたちの将来は。。。
保守記事.101-37 ぼくたちの将来は

保守記事.257-2 人の命の重さ

2007-10-29 11:57:29 | 記事保守
薬害肝炎 「命のリスト」ずさん管理 目録なし、別資料存在か(産経新聞) - goo ニュース

 血液製剤フィブリノゲンを投与され、C型肝炎に感染した疑いが強い418人の特定に結び付く資料が厚生労働省の地下倉庫に存在していた。コンビニエンス ストアほどの広さの倉庫に、資料の目録なども作られないずさんぶりで、放置されていた。厚労省は29日にも副大臣や弁護士らからなる検証チームを発足さ せ、倉庫に眠る資料の再点検も行うが、省内からは「別の患者らの特定につながる資料が存在する可能性がある」との声があがる。普段からあらゆる資料が雑然 と放り込まれているためだ。国の人命にかかわる情報管理はいったいどうなっているのか。

 「418人の重い命のリストを倉庫に隠蔽(いんぺい)していたのは許せない」。大阪地裁で26日開かれた薬害肝炎訴訟の口頭弁論で、原告の40代女性が訴えた。

 問題の倉庫は厚労省地下3階にあり、通常は施錠されている。関係者によると、広さは1つの部局分で「コンビニ1軒分程度の広さ」。

 418人分の匿名リストについて、厚労省は当初、「個人特定につながる情報はない」としていた。しかし、19日になって担当部局以外の職員の1人が、個人を特定する資料があることを申し出たため、地下倉庫の捜索を開始。ファイル8冊分の資料が発見された。

 厚労省幹部は「8冊がきれいに並んでいたわけではなく、徹夜で探した結果、それぞれ別々の場所から出てきた。今回は418人分のリストに関係するものに絞って調べただけで、ほかにどのような資料があるかわからない」と明かす。

 厚労省には、平成14年に旧三菱ウェルファーマ(現田辺三菱製薬、元ミドリ十字)に提出させた資料以外にも、薬害一般についてそれ以前から製薬会社や医 療機関から報告をさせている「副作用報告書」が保管されている。厚労省の薬害肝炎患者への対応が問題化するなかで、副作用報告書の情報がうまく生かされて いれば、患者に感染の経緯などを早期に伝えることが可能だったと指摘されている。

 しかし、「副作用報告書の保管もスペースに限界がある。10年の保存期間が過ぎたので、破棄したかもしれないし、まだあるかもしれない」と所管の安全対策課は、あいまいだ。

 厚労省の文書管理ルールでは、法律制定に関する文書は30年保存だが、今回のリストに関連するような資料は10年。しかし、厳密に10年たった時点で破 棄するものでもなく、ある職員は「時々、破棄や整理を呼びかけるキャンペーンを張るぐらい」と、ずさん管理を認める。資料に保管責任者の名前もなく、次々 と資料が倉庫に雑然と放り込まれているというのが実情という。

薬害肝炎 「実名資料知っていた」厚労省の複数職員(朝日新聞) - goo ニュース

 血液製剤による薬害肝炎問題で、厚生労働省は26日、同省の地下倉庫で19日夜に見つかったとされる肝炎患者の実名入り資料について、省内に存在してい たことを複数の職員が以前から知っていたことを明らかにした。同省医薬食品局の中沢一隆総務課長が、民主党の「肝炎総合対策推進本部」(本部長・菅直人代 表代行)の会合で説明した。

 舛添厚労相は16日の参院予算委員会で、患者本人に告知してこなかった国の責任を問われ、「国は個人名を特定できる情報を持っていな い」と答弁。それを聞いた同省職員が「記憶と違う」と資料の存在を思い出し、19日に地下倉庫に入って探し出した。大臣答弁を書いたのは薬害肝炎訴訟を担 当する別の職員で、資料の存在を知らなかったという。

 中沢氏は「情報の共有と伝達が行われなかった全くの初歩的ミス」と弁明。資料の存在を知っていた職員は「何人かいた」と説明したが、職員の特定、その職員がなぜ知っていたかについては「今後の調査に任せる」と明らかにしなかった。

 菅氏は「防衛省の給油量を取り違えた問題と全く同じ。知っている人はたくさんいるのに、あえて聞かずに責任逃れしている」と指摘。31日の衆院厚生労働委員会で、02年に製薬会社から資料を受け取った当時の担当職員らの責任を追及する方針だ。


薬害肝炎 薬害エイズの教訓生かされず(産経新聞) - goo ニュース

 厚労省の地下倉庫から患者の特定につながる資料が見つかったことに関係者や有識者は、「薬害エイズの教訓がまったく生かされていない」「厚労省の責任逃れ体質だ」とあきれている。

 医事評論家の水野肇氏は、「人命にかかわる情報を地下に眠らせておいたことはあきれるの一言。おそろしいといってもいい」と話す。

 その上で、「普通の感覚なら、重要な情報が書かれた書類は扱い方にも気を配る。今回のケースでは、よく確認をせず、適当に処理しているとしか思えない」と厚労省の対応を批判する。

 全国5地裁に提訴された薬害肝炎訴訟の東京弁護団事務局長、福地直樹弁護士は「こういうことが続くと、出てきている資料が全部なのか疑問に思ってしまう」と、疑惑の目を向ける。

 福地弁護士は、重要な資料管理がずさんになる体質を生んでいる原因について「『国のやることに間違いはない』という意識の表れ。問題が起こったときに立 ち止まって反省することができないのだろう。薬害エイズの教訓がまったく生かされていない」と指摘。水野氏も「何か問題があったら、責任を逃れてしまおう とする体質の根は深い」と、厚労省に猛省を促している。

保守記事.257 まだ、おわってない!



保守記事.16-24 まだ、終わってない

2007-10-29 11:54:17 | 記事保守
スーダン、一方的停戦を宣言=反政府側は疑問視-ダルフール和平協議 (時事通信) - goo ニュース

 【カイロ27日時事】リビアからの報道によると、同国のシルトで開かれたスーダン西部ダルフール地方での紛争の終結を目指す和平協議で、政府代表団のナフィー大統領顧問は27日、政府側は即時一方的に停戦を宣言すると発表した。

 しかし、協議に参加した反政府組織の1つ、スーダン連邦民主同盟の代表はロイター通信に対し、「政府は2004年以来、何度も停戦を順守すると言ってきた」と指摘、今回の停戦宣言も本気かどうか疑わしいとの考えを示した。 

ダルフール紛争の和平協議、リビアで開幕(読売新聞) - goo ニュース

 【ヨハネスブルク=角谷志保美】スーダン西部で続くダルフール紛争の和平協議が27日、リビアのシルテで開幕した。

 スーダン政府 と反政府武装勢力の双方が参加する和平協議としては昨年5月以来。国連安全保障理事会が派遣を決めた最大2万6000人規模の平和維持部隊の展開に向け、 和平に道筋をつけられるかどうか注目されるが、武装勢力側の主要2派が不参加を表明、協議の行方には暗雲が垂れ込めている。

 和平協議をボ イコットした反政府武装勢力は、最強の戦闘力を持つ「スーダン解放軍(SLA)」の一派と「正義と平等運動(JEM)」。避難民らに大きな影響力を持つ SLA創設者アブドルワヒド・ヌル氏も欠席の意向を表明した。AFP通信によると、参加したのは分裂した武装組織の6派のみだった。


【過去記事】 保守記事.16 海外も見てみよう
保守.16-2 海外も見てみよう
保守.16-3 日本のニュースには、あまりとりあげられませんね
保守記事.16-4 日本でも、とりあげてね
保守記事.16-5 解決には。。。。
保守記事.16-6 誰でもいいから、トメテー!!
保守記事.16-7 誰かタスケテクダサイ!
保守記事.16-8 どうにかなりませんか?
保守記事.16-9 海外に目を向けている国
保守記事.16-10 海外にも目を向けよう
保守記事.16-11 海外にも目を向けよう

保守記事.16-12 海外にも目を向けよう

保守記事.16-13 解決になるの?
保守記事.16-14 解決する?
保守記事.16-15 解決につながれば。。。。。。
保守記事.16-16 遅すぎる気もするが
保守記事.16-17 だ・か・ら!海外をよく見ろ!
保守記事.16-18 これで尾張ではないだろう
保守記事.16-19 未だ戦火の中
保守記事.16-23 未だ戦火の中

保守記事.16-9-2 海外に目を向けている国
保守記事.16-9-3 海外に目を向けている国



保守記事.103-7 世界に誇る、日本の文化!

2007-10-29 11:50:52 | 記事保守
ドイツ初の本格コスプレ選手権=優勝賞品は日本行き航空券 (時事通信) - goo ニュース

 【ベルリン28日時事】ドイツ・フランクフルトでこのほど、「第1回コスプレ選手権」が行われた。主催者によると、ドイツで本格的なコスプレ大会が開か れたのは初めてという。初代チャンピオンを目指し、全国から集まった若者が思い思いの独創的な衣装に身を包んで登場した。

 フランスなど欧州の他の「漫画先進国」に比べ、「10年遅れ」(地元紙)ともいわれるドイツだが、主催者によれば、コスプレは3年ほど前からブームになっている。

 だが、各地で行われるコンクールは評価基準や審査員の能力がバラバラで比較が難しいため、地方予選と本選という方式で「真の全独一」を選ぶ大会を目指した。

 女性の部で漫画「プリンセス・アイ物語」の主人公に扮(ふん)して栄冠を手にした大学院生カレン・ハインリヒさん(27)は、コスプレをテーマに卒論を書いた「本格派」だ。

 賞品は日本行き航空券。男性の部優勝のグラフィックデザイナー、ランディー・アナネさん(23)は「日本で見たい物が多過ぎて、睡眠時間がなくなりそう」と本場訪問を楽しみにしていた。 

【過去記事】保守記事.103 サブカルチャーかカルチャーか?
保守記事.103-2 サブカルチャーかカルチャーか?
保守記事.103-3 サブカルチャーかカルチャーか?
保守記事.103-4 サブカルチャーかカルチャーか?
保守記事.103-5 サブカルチャーかカルチャーか?
保守記事.103-6 世界に誇る、日本の文化!