

懐かしい匂い、心がざわめく高揚感

久しぶりのステージで自然と緊張と
懐かしさが込み上げてくる・・・

透明「なんだか、タイムスリップしたみたいだよ

丸山「くすくす

ハチャメチャやってたもんな~

お互い年取ったよな~

透明「ほんと、ほんと

佐々木「お~い


丸山「おっ


ドラム


透明「初めまして


佐々木「こちらこそ、今日は突然のヘルプで
すみませんでした

透明「いえいえ

わからないけど、全力で頑張りますね

ところで、ベースの人は

佐々木「あっ



金子の奴、どこに行ったか知らない

丸山「えっ


佐々木「それがさ~

様子がおかしくて・・・。」
透明「

丸山「おいおい、勘弁してくれよ


透明、悪い

くるから、歌詞だけ目を通しておいて


透明「う、うん


丸山くんと佐々木くんは、一目散に外へ出て
ベースの金子くんとやらを探しに出かけて行った



私はその間、今夜のライブで演奏する曲の歌詞に
目を通し、歌を口ずさむ

開演3時間前・・・。
ライブハウスのスタッフさんが話しかけてくる

スタ「すみません


透明「え、え~と



他にタイバンの方がいらしたら、そちらの方に
先に進めてもらえると助かるのですが


スタ「はい


少ないので、後40分したら、リハ始めますので
よろしくお願いしますね

透明「了解しました


おいおい

う~ん、仕方がない


私は、丸さんの後を追い、外へ飛び出す



透明「う~んと・・・こっちかな

私の知っているのは、丸さんの気質しかない

とにかく、急がねば

続く・・・。
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