

丸さんの気質を追い、走り出す透明


ライブハウスから300メートルほど
離れた小さな公園にたどり着く・・・。
透明「う~ん

思うんだけど・・・・・・・
・・・・・・いた

公園の奥、滑り台の近くに三人の男性

間違いない


私は、急いで彼らの元へ・・・。
丸山「おお、透明


でも、よくここがわかったな

透明「えっ


そんなことより、リハ始まってるよ


佐々木「げっ


金子「・・・・・・。」
丸山「金子


佐々木「いい加減、ワケぐらい話してくれても
いいじゃね~か

金子「・・・・・ごめんなさい・・・。」
佐々木「だ~っ


透明「・・・・・・。」
この子がベースの金子くん

うちらより、だいぶ若い気がするけど・・・。
丸山「ふ~っ


話はそこでしよう

丸山くんは、金子くんの背中を押して
ライブハウスへ戻る・・・。
残された私と佐々木くんはその後を追う

透明「彼がベースの人だよね

佐々木「そうなんですけど・・・。」
透明「だいぶ若い気がしたんだけど

佐々木「ああ

まだ、25歳なんですよ

透明「そうなんですか


でも、どうしちゃったの

佐々木「それが・・・よくわかんないんです

透明「

佐々木「多分、今回のライブが彼の初ステージに
なるんで、緊張してるだけだと思うんですけど

理由も何もなく、今日、ステージに上がれない
とか言い出して・・・。
まあ、最初は緊張するから雰囲気にのまれてる
だけだと想うんだけど、リハが始まれば大丈夫
だと思いますよ


・・・そうかな~

何だか、そんな感じじゃ~なかった気がするけど・・・。
まあ、とにかく一度ライブハウスへ戻ろう

次回、金子くんが意外な行動に・・・。
続く・・・。
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